炒めmのの基本

家庭料理で中華料理を作る機会も増えてきている時代です。
どうせなら中華料理の炒め物の基礎を理解しておきましょう
それは普段作っている料理に【効率よく使えるからです】
とても簡単です【レトルトのソースを使うと更に時短】

中華料理の炒め物の基本には【効率化されている要因がたっぷり】

なぜ中華料理の炒め物の基本を知ると家庭料理のグレードがアップするのか?

家庭料理で本格フレンチとか本格イタリアンはあんまり作らない

特にフレンチは
アントレ(前菜)メイン料理(煮込み料理が多い)デザートで
中華料理の炒め物のような料理はあんまりない
フレンチで炒め物はソテーで炒めるというより「焼く」が多いですね
煮込み料理は
中華料理でも数多くあるから、次回「煮込み料理の基本」を書きます

イタリアンはパスタ、スパゲティーがあるので比較的家庭料理でも登場します

このパスタ(ロングパスタ)料理は中華料理の炒め物の応用ができます

日本料理、和食に関しては最も家庭料理として作る料理です
ただし
本格的な割烹料理は難しいですから
いわゆる一般的な国民食と言われるものですね
その中に中華料理の炒め物も入っていると言っても過言ではありません

例えば
野菜炒め
生姜焼き
適当な残り物の炒め物
etc
大概はオーソドックスな料理です

あんまり原価もかけずに簡単でボリュームがあって美味しいもの
子供が多い家族などは特にそうなってきますよね

そんなときに中華料理の炒め物をしっかりとマスターしておくと
中華にこだわらず応用編として
簡単で時短でボリュームもあり美味しい料理が作れます

中華料理の炒め物は

〇 下味
「肉や魚に下味をつける作業」
塩、醤油、料理酒、片栗粉、卵、サラダ油、生姜、ニンニク、ネギetc
これらを食材によって使いわけて下味をつける

〇 合わせ調味料
あらかじめ作る料理の調味料をボールなどで合わせておく
塩、砂糖、化学調味料、料理酒、オイスターソースetc
場合によっては水溶き片栗粉も入れる

〇 油通し
下味をつけた肉や魚を炒めるのでなく160℃から180℃ぐらいの多めの油で
揚げるというより食材の表面を固めるという作業

これが基本です

中華料理の炒め物の基本が詰まっている
青椒肉絲(チンジャオロースー)

チンジャオロースー

中華料理の炒め物と言えば「青椒肉絲」を思い浮かべる人も多いはず
それは
中華料理の料理の記事で「青椒肉絲」は多く読まれています
私の記事が上位表示されています

青椒肉絲に関しては上記の記事を読んでいただければわかりますが
これを利用して
例えば「肉入りの野菜炒め」を作るとしましょう

家庭料理で冷蔵庫の整理には八宝菜か?野菜炒めか?
っと私が勝手に言っていますが
消費期限間近の食材や冷蔵庫、冷凍庫にある材料で手っ取り早く作りましょう

〇 肉に下味をつけます
醤油、塩、料理酒、チューブの生姜、片栗粉、サラダ油etc
(下味ですから辛くならないように注意)

〇 合わせ調味料を作っておきましょう
醤油、砂糖、料理酒、オイスターソース、酢、チューブのニンニク、片栗粉、水
etc(材料の量や味つけの好みで調整しましょう)

〇 油通しをする・・・のですが
実はこの作業はお店なら当たり前ですが家庭でやるのはメンドイです
(特に問題なく家でも出来る人は油通しした方が本格的です)
ですので
家庭では下味をつけたものを炒めていきましょう
この時かなりの弱火、低温で肉がバラバラになるように箸でほぐしながらです
そして
副菜の野菜は電子レンジで固ゆでの感覚で軽くレンチンですね

フライパンで炒めている肉がほぐれたらレンチンした野菜を入れて
合わせ調味料を流しいれザクザク混ぜて全体に絡んだら出来上がりです

仕上げにごま油でもラー油でもアマニ油でもえごま油でもお好みです

この流れでいくと
下味に10分、合わせ調味料で5分、ただし慣れてくればもっと短縮できます
そして
下味と合わせ調味料はあらかじめ準備出来ます
例えば朝のお弁当を作るときにササっと作っておくと
夕飯の時、野菜を切ってレンチンして同時に炒め始めるので
おそらく5分ぐらいで、「切る、レンチン、炒める、仕上げる、出来上がる」
となります

合わせ調味料で味噌(赤味噌など)を使うと「回鍋肉風」にもなります

回鍋肉(ホイコーロー)の記事も書いていますので参照してください

野菜は電子レンジを使うのがポイントです

更に時短を求めるなら市販のレトルトのソースを利用しましょう
肉に下味をつけるとグレードアップします
野菜はレンチンでOK
レトルトはそのままでも良いがお好みの香辛料など使うとグレードアップします

基本中の基本である炒飯(チャーハン)

中華料理の炒め物の基本中の基本と言えば炒飯(チャーハン)です

野菜炒めなどとは違い下ごしらえも変わってきますが
炒めるという作業は同じです

その時に重要なのがフライパンです

家庭用のフライパンは良いものがたくさんありますね

最後にまとめ

料理は基礎が大事です
と同時にたくさん作ってチャレンジすることです
「あの時食べたあの味が忘れられない」と思ったら
思い出しながら食材は違っても味つけを真似してみましょう
必ず料理の腕前も上がっていき料理のグレードはアップします

チタン・コート加工やセラミック加工といろいろありますが
一般的なテフロン・フッ素樹脂加工したもので十分です
中華料理店で中華鍋は基本、鉄鍋です
鉄鍋は家庭でも使う人がいますが
熟練した業と作業前の手間とメンテナンスが必要になるので
家庭ではめんどくさいだけです

家庭用の加工したフライパンだと油の量が少なくてOKです
油なしでも調理できるものもあります
下味をつけた肉などを炒める時に「焦げない、くっつかない、ほぐれやすい」
弱火で調理を始めるのにはもってこいです

炒飯(チャーハン)も家庭で作るときは焦がさないように
弱火から炒めていくと美味しくできます
(卵を混ぜて作る方法です)
そのあたりは過去の記事で書いていますから参照してください

そして
肉野菜炒めなどは肉に下味をつけますが
炒飯(チャーハン)もごはんを炊くときに味つけする方法がベストですね

炒飯(チャーハン)に関しては
冷ごはんから作る人が多いと思いますが
その時も卵ごはんにして味を入れてしまうと効率的で上手にできます

そう考えると
中華料理の炒め物は効率的で合理化されています

それよりも最近は冷凍炒飯(チャーハン)が美味しくて人気がありますね

中華料理の炒め物の基礎からの応用編(まとめ)

繰り返しになりますが簡単にまとめますと

中華料理の炒め物の基本は

〇 下味(下ごしらえ)
〇 合わせ調味料
〇 電子レンジを上手に使う
〇 時短で作ることができる

炒め料理をたくさん作ると
「鍋の使い方が上手になる、手際が良くなる」

鍋の使い方や手際が良くなってくると確実に【料理のグレードはアップ】します

そして
ポイントは「応用」です、料理はほとんどが応用問題です
その中でも中華料理の炒め物の基本を知ると
他の料理、特に一般的な家庭料理には応用できます

最後にまとめ

料理は基礎が大事です
と同時にたくさん作ってチャレンジすることです
「あの時食べたあの味が忘れられない」と思ったら
思い出しながら食材は違っても味つけを真似してみましょう
必ず料理の腕前も上がっていき料理のグレードはアップします