鶏胸肉甘醤油

甜醤油テンジャンユー(甘醤油)はとても使い道が多い万能調味料になります
少し多めに作って保存しておくのが良いですね
作り方も超簡単に最低限必要なものだけを入れて作りました
甜醤油テンジャンユー(甘醤油)を利用すると料理のレパートリーが
数十倍に増えてしかも本格中華料理の味になります

甘醤油を超簡単に作って保存。鶏胸肉の薄切りとキュウリの中華前菜風!

甜醤油テンジャンユー(甘醤油)は中華料理では多く使います。
前菜のタレ豚肉の角煮などにも入れます。
その他、煮込み料理や海鮮料理にも使います。
市販の甘醤油より家で簡単に甜醤油テンジャンユーを作っておいて
色々な料理に使いましょう

材料

濃い口醤油

濃い口醤油

砂糖

砂糖

八角

八角

先ず甜醤油テンジャンユー(甘醤油)を作ります

濃い口醤油 100㏄
砂糖 100g
八角を1ホール入れて鍋で沸かして
焦げないように混ぜながら弱火で5分
とろみが出てきたらOK

甜醤油

ペットボトルなどに保存
(冷蔵庫で半年以上保存可能)


お店では10ℓとか大量に作るので
料理酒や葱、生姜、シナモンや陳皮(ミカンの皮)など
色んなものを入れて1時間ほど混ぜ続けるが
家庭では八角だけで十分
料理するときにネギや生姜、ニンニクなど入れる
時短で簡単に作るのが目的

そして
甜醤油で茹で鶏胸肉特製タレ!

材料

鶏胸肉
キューリ
ミニトマト

調味料(タレ)

白ネギ
甜醤油
五香粉
ラー油

作り方

キューリを縦半分にして
薄切り
(良く切れる包丁が必要!)

簡単で早く切れるのはピーラーだね
(少し厚くなります)

キューリは水につけておきましょう

キューリ薄切り

調味料に使う白ネギの粗みじん

白ネギ粗みじん

タレは
五香粉(ウーシャンフェン)
ニンニクチューブ
生姜チューブ
甜醤油
ラー油(今回は激辛ラー油)

タレ

甜醤油に
生姜、ニンニク適量
五香粉小さじ1/4程度
白ネギ粗みじん
ラー油適量

タレ完成

次に
鶏胸肉を薄切りにして
下味の塩
そして片栗粉をまぶしておく

鶏胸肉下味

フライパンにお湯を沸かして
鶏胸肉を一枚一枚入れて火を通す
(ざるにオカ上げ)

鶏胸肉茹でる

お皿に鶏胸肉と キューリを盛り付けて
タレをかけて完成

彩にトマトなど

茹で鶏胸肉香味タレ

茹で鶏胸肉香味タレ拡大

 

ポイント

ポイント

鶏胸肉に下味の塩そして片栗粉をまぶすことで
茹で上りが柔らかくなりタレが浸みこみやすくなります
キューリは薄く切って水に晒すことでシャキシャキです
キューリを花の飾りにするのなら塩水につけます
但し、食感はしんなりします

 

 

味の特徴

甜醤油を使うことで中華料理になります
ここでの決め手は五香粉ですが入れすぎには注意
そして白ネギも甘みが出て味が引き立ちます
ラー油は辛いのが好きな人は多めが美味しいと思います

 

 

応用編

中華料理の前菜で雲白肉(蒸し豚の香味タレ)がありますが
豚肉のブロックから蒸したり茹でるのは家庭では手間ですね
その時は豚スライスを使いましょう
もちろん牛肉でも魚類でもOKです

 

 

参考までに
材料費(甜醤油で茹で鶏胸肉特製タレ!)
(それぞれの地域や季節で価格は変わりますが平均価格(税込)です)

鶏胸肉 150g         83円
キューリ 1本         40円
ミニトマト 2個 40円
塩 1円
片栗粉 5円
甜醤油 50cc 30円
生姜チューブ  10円
ニンニクチューブ         10円
五香粉 小さじ1/4       10円
白ネギ 1/6本         20円
ラー油                5円
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合計                            254円

調理時間

キューリを切る         5分
鶏胸肉を切る          5分
鶏胸肉の加工        15分
白ネギを切る 5分
甜醤油を使用してタレを作る   5分
ーーーーーーーーーーーーーーー
合計            35分

 

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甜醤油については過去記事でも書いています

記事より抜粋
中華の場合
蒸し豚を「白肉(パイル―)」と書きます
そして前菜などの定番は「雲白肉(ウンパイルー)」ですね
日本語に訳すと、例えば「蒸し豚の香味ソースかけ」とかね
簡単に言うと中華風の冷しゃぶと考えてもらえば良い
(白片肉パイペンルーとも書いたりします)

そのタレの決め手は「八角と五香粉」です
最近はどちらもスーパーで売っています
多く入れると最初は抵抗ありますので
少しずつ使っていくことをお勧めします

醤油、砂糖が同分量、酒とか水を入れて極極弱火で詰めていく
その時に八角、葱、生姜、お好みで桂皮、丁字など入れて香りをつける
元の量から半分になれば完成
とろりとした焼き鳥のタレのような感じです

このタレが元になります
(冷蔵庫で密閉すれば日持ちもします)

これを中華では「紅油醤(ホンユージャン)」と言います
(甜醤油テンジャンユーと言う方が一般的かもしれません)

この紅油醤を元に
スープや酢でのばしてニンニク、生姜、ねぎ、ラー油など入れたり
香辛料の五香粉を入れたりすれば完璧な中華のタレになります」

最後にまとめ

甜醤油は冷蔵庫で日持ちしますから多めに作っておいて
ちょっとしたサラダのタレ、メイン料理のタレなど
何でも使うことができる万能調味料になりますね
各家庭の好みの味を作れますから
上手に香辛料などを使って色々試してみてください