グレープフルーツ

1971年に輸入が自由化されたときの頃を子供ながらに覚えている
グレープフルーツが家庭でも食べられるようになり
月に一度ぐらいは半分に切ってグラニュー糖をかけて食べていた
グレープフルーツ専用のスプーンも登場しました

グレープフルーツに砂糖が懐かしい気もする

昔のグレープフルーツはかなりの苦味があったと記憶している
したがって砂糖をかけて専用スプーンで食べるのがステイタスでもあった
最近はグレープフルーツそのものの糖度も増しているのでジュースとかも良い
ただ、グレープフルーツは高血圧剤と相互作用するのも事実

グレープフルーツを食べる時の注意点

グレープフルーツと高血圧剤などの相互作用とは
グレープフルーツに含まれる天然フラボノイド成分が
消化菅の粘膜や肝臓などの中にある
「薬を代謝する酵素」の力をおさえるためと考えられています

グレープフルーツの果肉に含まれるフラノクマリン類は、
様々な医薬品と相互作用(干渉し、意図しない効果を生み出すこと)がある。
1990年に報告された。これは薬物代謝酵素(解毒酵素)のシトクロムP450サブタイプ3A4 (CYP3A4) を阻害する作用によるものである。
この作用を起こす成分はグレープフルーツ自体にも含まれるが、グレープフルーツジュースに特に高濃度で含まれる。

特にカルシウム拮抗剤という系統の高血圧治療薬などでグレープフルーツの影響を強く受けるものがあることがよく知られている。
このほかにシクロスポリン、ベンゾジアゼピン系、風邪薬でも主作用、副作用ともに効果が効き過ぎることがある。
阻害様式は、不可逆的に阻害するために阻害作用は3-4日続き、グレープフルーツジュースの摂取自体を禁止する必要がある。
85の薬と相互作用し約半分では重篤な副作用を起こす可能性がある。

引用元:ウィキペディアより

 

1990年に報告されたということですから
私が子供のころにはそんなこと考えずに食べていた人ばかりです

ただ
グレープフルーツを食べたときの時間と相互作用する時間などもあるようです
それとグレープフルーツそのものでもジュースでも
食べたり飲んだりの量にも少しは関係しているようですから注意ですね

ポイント
ここでのポイント
【グレープフルーツの成分を摂取してから影響は24時間が鍵】

グレープフルーツの人気

グレープフルーツは味そのものもが子供より大人向けな感じはする
昔のように砂糖をかけて食べるという習慣のようなものは今は薄れている

最近では
サワーとかチューハイのようなアルコールのフレーバーとしての人気が高い
今でも存在はしているフレッシュジュースで
グレープフルーツを選択するのも大人なのかもしれない

そして
やはり1990年に薬との相互作用が報告されて
食べるのを控えた人が多くなったこともあり
グレープフルーツの人気がなくなったのは大きい

昔は
統計調査の品目にオレンジ、八朔、ミカンなど
個別にグレープフルーツも分類されていたが
「その他の柑橘類」にはじかれるようでもある

つまり
昔グレープフルーツがトレンドみたいな時から比べて
消費量が激減しているということです

スーパーでも昔に比べてグレープフルーツのコーナーは縮小されていますね

需要が少なくなれば価格も高くなり、ますます消費されなくなる

グレープフルーツはほとんどが輸入品です
中国産が圧倒的に多く
次いでアメリカ、南アフリカ、メキシコなどです
国産のグレープフルーツもありますが
価格はかなり高価でたまに食べる贅沢なフルーツ、贈答品的な感じです

種類は意外と多いですね
とはいっても
皮が黄色かオレンジで果肉が黄色かピンク…
もしかしたら多くの人がその程度の区別だと思います
名称も
スタールビー、ルビー、マーシュ(ホワイト)ぐらいは知ってるかもしれません
リオレッド、スウィーティー、オロブランコ、メロゴールド、フレームなど
たくさんの種類はあります

ただ
名称は覚えなくても問題は中身が美味しいかどうかですね

もちろん味は好みですが
グレープフルーツは酸味と甘みとほろ苦さのバランンスが重要です

グレープフルーツは先ほど書いた薬との相互作用にさえ注意すれば
たまには食べたい果物の一つです

それはヤミツキとまではいかないけれど癖になる味です

ポイント
ここでのポイント
【グレープフルーツの人気は低下しているが食べたくなる味の一つ】

グレープフルーツの美容効果

グレープフルーツは柑橘系です
柑橘系=美容効果に期待できると誰もが思いますが
果物全般に言えますが
果物はビタミンが多い果実ですね
ただ
糖も多く含まれますから食べすぎには注意です

そういった意味ではグレープフルーツを砂糖を加えずに食べるには良いです
最近のグレープフルーツは甘み(糖度)も重視されていて
そのまま食べても食べやすいものが多いですね
砂糖でなく塩を少し(ほんの少し)つけて食べると美味しいです

柑橘系は風邪の時などはあんまり良くないという説がありますが
風邪をひいてしまって食べるのでなく
風邪などの予防のために食べるのはアリです
それは
クエン酸が多く含まれていて疲労回復には良いとされています

美容効果的には
言うまでもなくビタミンCが多く含まれていますから
美肌効果などには期待できます

いつも言っていますが
グレープフルーツも含めて果物などをバランスよく
適量を毎日食べて初めて美容効果も発揮できるのであり
重要なのは「継続」ですね

グレープフルーツは先ほども書きましたが
クエン酸により疲労回復に良いのですが
香りも良いから特にリフレッシュできますね

身体全体がリフレッシュして疲労回復できれば
おのずと身体の調子も良くなり美容効果もあるということになります

ポイント
ここでのポイント
【グレープフルーツは肉体的にも精神的にも癒してくれる果物】

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グレープフルーツと料理

グレープフルーツは
肉や魚と炒めたり煮込んだりする料理はありません
柑橘系はオレンジなど肉と煮込む料理はあるのですが
グレープフルーツはフレーバーの感覚で
サラダぐらいには使えるかもしれませんが
ほとんどは
ジャムにしたりムースにしたりヨーグルトに入れたりで
デザートとして食べた方が最適です

料理に何らかの形で使用しても
グレープフルーツの味が強調されすぎて
肉や魚の味そのものが損なわれますね

サラダにするにしても入れすぎは禁物です

ポイント
ここでのポイント
【グレープフルーツはデザートが最適、最後に食べることで爽やか感が残る】

最後にまとめ

今回グレープフルーツを紹介しましたが
昔に比べて消費量が激減しているのは事実です

品種改良など進んで美味しくなっているし
これからもまだまだ美味しくなります

国産もありますが限定的で
やはりグレープフルーツを栽培するのに適している国からの輸入が良いですね
輸入の緩和などで価格が安くなることに期待して
日本でもグレープフルーツの需要が増えるとイイですね

チューハイなどはレモンよりグレープフルーツが好きな私です