あぼがど

アボガドは好きな人と嫌いな人に分かれます
正直、他の果物に比べて果物らしくないからですね
果実ですから色々な味がありすべてが甘くてフルーティーとは限りません
果物=フルーツと言う概念でも良いのですが
アボガドは果実であり、どちらかと言うと野菜に近いかもしれません

アボガドを不味いと感じたことがある理由

アボガドを食べたことある人は分かると思いますが
アボガドの青臭いものは不味いです。熟成したものはトロッと甘味があります
そこで、美味しいと感じる人と不味いと感じる人もいます
それはアボガドがフルーティーではないからです

アボガドは追熟させないと不味い

冒頭でも書きましたが
アボガドは果実(かじつ)であって甘いフルーツとは少し違います
デザート感覚で食べるフルーツでないと言った方が良いかもしれません

リンゴやイチゴ、バナナのように食後にフルーツとして
スッキリと甘いフルーツだと思うと不味いと感じる可能性があります

アボガドは栄養豊富な果実で
熟成されたアボガドの味を知ることで固定概念を変えましょう

と言ったような意味も含めて続きを書いていきます

アボガドは最近ではスーパーでも
食べごろの表示をしたりしてくれいます
そして
だいたい黒っぽいものが多いですね
昔は
結構、緑色でただ青臭いという感じでしたが
それは
追熟する前の状態で売られていたことが多かったからです

理由はとてもシンプルです
食べごろの熟れたアボガドを販売しようとすると
販売期間が限られます
つまり
売れ残ると後々売れものにならないから廃棄する
販売側はまだ熟れる前のアボガドを並べて
お客さんの方で追熟してもらうという販売方法です

実は
バナナなども未だにその方法です
木で熟したバナナは今では流通スピードが早くなったから
少しだけですが可能にはなってきていますが
海外からのバナナで木で熟したバナナは日本では売られていません
ある程度
販売する業者が売れ頃まで熟して販売します

それがアボガドも同じだということです

現代は結構熟したアボガドが売っているとは言え
買ってきたときはおそらくまだ青臭い(硬い)です

出来るだけ買ってきて早く食べたいのなら
スーパーで選ぶ段階で吟味する必要があります
簡単です
全体に柔らかくて「ヘタ」と果実の間に隙間が出来てきているものが良いです

すぐには食べない前提で少々硬めのものを買うのが本来お勧めです
それは
自分で食べごろをコントロールできるからです

保存の温度も冷蔵庫でなく常温なら早く熟します
(夏と冬では違う)

冷蔵庫で乾燥しないように袋などに入れてじっくり低温で熟成させる

リンゴやバナナなどと一緒に袋に入れると良いとも言われています

アボガドに限らずですが
果物の熟していないものは不味いです
アボガドもしっかりと追熟させて食べごろを見つけましょう

ポイント
ここでのポイント
購入時は敢えて硬めのものを買って余裕をもって追熟させる
【食べごろを自分で調整して食べる方が楽しみが増える】

アボガドの美容効果はあるのか?

食物繊維と葉酸は嬉しいです

食物繊維はコレステロールとナトリウムの排出に良い働きをするそうです
食物繊維を多く含む野菜が不足していると感じているメニューの日は
アボガドを食べると良いかもしれません

葉酸は特に女性に嬉しい
赤血球の生産と細胞の再生に役立つと言われています
つまり
細胞が活性化しやすいし血液の栄養が豊富に作られやすいというような
効果が期待されています

余談ですが
アボガドはギネスブックに
「最も栄養価の高い果実」として紹介されているのは有名です

アボガドの効果は不味くない

ビタミンEが多く含まれています。
それは
アボガドには不飽和脂肪酸で有名なオメガ9系も多く含まれています
抗酸化作用で美容と健康、アンチエイジングに期待できます

抗酸化作用は生活習慣病の予防に良いということは今では常識です
難しく考えすぎずに
「体内が錆びつかない?」という表現は正しくないかもしれませんが
リンゴを切って放置しておくと茶色くなってきますよね
あの現象が細胞にも起きるのを予防してくる効果が期待できるという作用です

ポイント
ここでのポイント
アボガドは生活習慣病やアンチエイジングの効果を期待できるから
果物の中でも重宝される
【毎日でなくても他の果物と一緒に少しは食べ続けたい】

アボガドが不味くならない料理とは

アボガドは熟成されていないと不味いんです
青臭いし硬いし「美味しいと感じる」ことはありません

先ずはアボガドそのものをそのまま食べて美味しくしましょう

先ほど書いた追熟です

それをしたのちなら色々料理に使えます

最もシンプルで有名なのが
熟成したアボガドを「とろの刺身」のように
わさび醤油で食べるとホントトロッとしていて甘くて美味しいですね

次に好きなのがアボガドの天婦羅です

切って衣をつけて揚げるだけです

果物を揚げると柔らかくとろけて甘くなります
アボガドの熟成したものもより甘味が増しますね
天つゆより「塩」がお勧めです

私は元中華料理の職人ですから
中華でトロピカル料理を作っていた時もありますした
えびやイカ、ホタテとアボガドを塩味で炒めたりしていましたが
正直、見た目とちょっと珍しい感じで「特別凄い旨い」とは思いません
不味くはないですが
アボガドは出来るだけシンプルに食べるのが良いです
例えばサラダなどはシンプルですね
そのまま生で食べるのですからね

その時にとても良く合うのがオリーブオイルです
アボガドに塩と黒コショウを少量ふりかけて
オリーブオイルだけで食べるのもお勧めです

 

ポイント

ここでのポイント
【アボガドそのものを熟成させることが料理を美味しくさせる】

 

最後にまとめ

果物には栄養素が多く含まれています
その中でもアボガドは多くの栄養があると言われていますが
アボガドばかりを毎日大量に食べることはあんまりできないですね

他の果物と一緒に少しずつ毎日食べ続けることが良いと思います

食に関してはバランスがとても重要です