ぶり

ブリはちょっと高級魚だけど食べると元気が出ます

それは美味しいからだけど詳しく探ると理由が分かります
ブリでなければ駄目なのか?
ブリを食べる季節はいつが美味しんだろう?

節句も多くありますがブリを食べて元気になりましょう

【おせちにもブリは重要】

ブリが喜ばれるのはおめでたい魚でもあるからだ

なあ

幾子A幾子A

ブリのお刺し身が食べたいから買うてきて

幾三B幾三B

いつもの高くて美味しいもの買ってきて「おねだり」w

幾子A幾子A

エエやん
あんた宝くじで1万円当たったって言うたやん

ブリのお刺し身ぐらい安いもんやろ

幾三B幾三B

ブリブリ~
って宝くじ3万円買って1万3千円返ってきただけ
つまり儲かってない~

幾三A幾三A

ブリは高いからハマチでもええやろ

幾子A幾子A

ブリとハマチって・・・
全然違うヤン、絶対ブリがエエ

幾三A幾三A

そんなこともないよ
ブリの小さいのがハマチだと思ってよ

説明するからハマチで我慢ね

幾子B幾子B

そうなん?
うまく説明できて私が納得したら別にええけど・・・

幾三B幾三B

わ・わ・分かった・・・

自然界の恵み、収獲したものに感謝し、神様にお供えしたものが「節供せつく」
そしてそのお供えしたものを料理して食べた料理が「節供料理」です
節供→節句。最も重要な節句が正月と言うことになります
神様にお供えする魚として「鯛」や「鰤」「鮭」がありますね

 

節句料理にブリが入っているのには意味がありそうです

ブリ(鰤)は出世魚であることはキット知っている人が多いと思います
稚魚(幼魚)から成魚になるまでに呼び名が変わる魚
鱸(スズキ)、鯔(ボラ)等も出世魚ですが「ブリ」には負けるかもね
ボラに関しては成魚はトドです
「トドのつまり」なんてあまり良い意味では使われないようですが
「物事が最終的に煮詰まり決定する」と言う良い意味でもあるます
※由来は諸説あります。

モジャコ10㎝未満0.1~0.2㎏ぐらい
ワカシ、ワカナ20㎝未満0.2~0.3㎏ぐらい
イナダ、ツバス、ヤズ40㎝未満0.4~1.0㎏ぐらい
ワラサ、ハマチ60㎝未満0.6~2.9㎏ぐらい
メジロ80㎝未満3~4.9㎏ぐらい
ブリ 80㎝以上5㎏以上

呼び名サイズは地域によって異なります

子供から大人なるまで呼び名が変化し出世していくことから
ゲン担ぎで「大成する」「名を上げる」「出世する」と言うことです

それと、ブリは白身の魚ではないですよ

身は白っぽく見えますが実は赤身に分類されます(中間魚って人もいます)
これは筋肉に含まれる血液色素(ヘモグロビン)(ミオグロビン)が多いからです

稚魚から成魚に出世していく中で血液色素も多くなります

味もだんだんと大味に成長しますね

おせち料理に【ブリ】はつきもの

上記でも書きましたが、おめでたいという意味で節句料理にはつきものです

1年の初めの節句はお正月です

お正月にはおせち料理を必ずと言っていいほど食べます
食べなければならない決まりはありませんが「食べたい」ですね

日本の食文化で、生まれた時からおせち料理はありました
そして
子供のころから食べてきたし、食べないとなんとなく1年が始まらないですね
かといって時代と共に多様化ですし和食にこだわることはないです
洋食も中華も食べたいですからね
そして焼肉、すき焼き、鍋…
ただ
不思議とおせち料理、特に「重箱」に入ったものはお正月には必要ですね
昔のように3ヶ日おせち料理とお雑煮という家庭も少なくなってきましたが
元日の日はおせち料理で気分よく新年を迎えたいものです

そこで

自分で全部作るのはかなりの時間と手間とお金がかかります
現代のトレンドと言っても良いですが
「おせち料理は作るより出来上がったものを買う」方が良い
「美味しい、手間がかからない、届いたらすぐに食べることができる
サイズもいろいろ選べる、バラエティー豊富、結局自作より安くて美味しい」
ということになるようです

費用対効果というと堅苦しい言い方ですが「コスパはイイです」

今年というか来年のお正月に向けて早めの準備が必要ですよ

ブリが元気の素でもあるのは栄養価にもあります

節句料理でブリの意味は理解できたけどもっと深い意味がありそうです

それはブリは栄養価が高いと言うことです
ブリの栄養価及び効能効果は
*高血圧予防 動脈硬化予防、貧血予防、眼精疲労緩和、肝機能強化etc

予防医学的な検知でアンチエイジングなどの効果が期待されます

そしてサンマやサバ以上の
不飽和脂肪酸のEPAエイコサペンタエン酸
DHAドコサヘキサエン酸が含まれています
DHAにはコレステロールを抑える効果
不飽和脂肪酸の弱点である酸化を抑制する抗酸化のビタミンEが特に多いのです

また高純度のたんぱく質が多く含まれているのも魅力です
タンパク質=
アミノ酸が多く含まれていて特に体内で必要量を合成できない必須アミノ酸です

魚の中でもこれらの栄養価が特に高いです

EPAとかDHAとか最近よく聞きますが詳し説明出来なくて良いですw
有識者は別として普通は上記に示したぐらいのことが分かっていれば十分だと思います

肝心なのは
見たから読んだから知ったからと言っても食べなければなんの効果も発揮しません

じゃあ無理に節句料理でブリを食べなくても
日々の食事で食べればいいようなものですが
そこは重要な節句に食べるからこそ意味があります

縁起も担いでおめでたい意味も込めて節句にありがたくいただく
気持ち的にも節句ごとに元気になれます

「病は気から」ではないですが気持ちが元気になると
病気にもならずに少々の風邪ぐらいなら吹き飛ばせる気がします
そういう意味でも節句料理のブリは元気の素ですね

ブリは、大でも小でもイイんです、予算に合わせましょう

ブリ

ブリはスーパーでも良いものがありますから食べたいだけ買ってきて
ブリで一杯なんてのもイイですね

もう一つの方法として
新鮮なブリを1本買い!

これがまたまた、贅沢ではありますが大人数の時には良いと思います

お刺し身そして照り焼き、塩焼き、ブリ大根、ブリシャブ、ブリのあら煮など
一匹あれば「ブリ祭り」的な楽しみ方も出来ますね

ブリ大根

少人数なら一匹は多いですから
切り身を買ってやはりお刺し身ははずせないですね
残りは照り焼き、ブリ大根などにしてお酒でも白米でも美味しい

ブリの照り焼き

ただ、ちょっと贅沢な発想です。
予算的に厳しいと言う方には、ブリではなくて
ブリになる前のツバスとかハマチでも十分に美味しいと思います

ブリしゃぶ

まあ、脂の質も栄養価もブリには劣りますが
決して美味しくない魚ではありません
基本的に大か小か?の違いだと思えばイイと思います

最近では天然ツバスやハマチが若干安い傾向にあるようです

それはブリにも言える事なんですが
天然ブリが安くて養殖ブリが高い減少が起きています

それは
モジャコ(稚魚)を捕らなくなったから天然ブリが豊漁
養殖ぶりはブランドとして売り出そうとしているから
飼料を含め市場に出すまでも管理費用が掛かり高くなる

と言った具合です

天然のツバスやハマチも同じよう漁獲量が多くなると売価は下がります
天然ものが美味しいと言う人もいれば
養殖が美味しいと言う人もいます
そのあたりは個人的見解なのでどちらが良いとは言えません

釣り好きの人は天然のブリを釣って食べたら
天然ブリが一番です

ブリの養殖業の人たちは絶対に養殖ブリ一番です

まあ、好みですから
最終的にはお財布と相談して
自分で納得して購入するのが一番です

最後にまとめ

ブリを食べるとなぜか元気になれますw

「マグロのトロには手が出ませんんがブリには手が届く」

そんなところでもあります

美味しいものでも毎日食べると飽きてきます
たまに食べるからこそ値打ちもでますね

スーパーで背の方か腹の方か選んでいる時が一番楽しいですね