ナポリタン自作
ナポリタンレトルトソース

ナポリタンに「昔ながら」とか「懐かしの」とかを
メニューに取り入れているお店を見かけます

昔とか懐かしいと言うなら今風はあるのか?
そんな疑問もありますが
ナポリタンそのものの人気はあると言うことです

お子様から年配の人までナポリタンは好きなんです

なぜ好きなのかを考えて見ました

ナポリタンの歴史から見える日本のナポリタン

玉葱とかピーマン、そしてハムとかウインナーが入っていて
ケチャップで味付けをしたスパゲティー

それが昔ながらとか懐かしい味になっていますね

勘違いされがちなのが
ナポリタンはアメリカから入ってきた食べ物です

スパゲティーだからイタリアじゃないの?

そう思いがちですが
イタリアのナポリから生まれたスパゲティ―ではないと言うことです

イタリア、ナポリには「ナポリターナ」はあります
(スパゲッティ・アッラ・ナポリターナ)

しかも最近では
「スパゲッティ・アッラ・プッタネスカ」が主流で
フィトチーネを使っているそうです

いずれもトマトを使いニンニクやバジルで仕上げた
日本のナポリタンのような感じです

イタリアのナポリはピッツア(マルゲリータ)や
アクアパッツアの方が有名です

日本パスタ協会のナポリタンを見ると

生のトマトを入れたものが現代風のナポリタンだそうです

今食べられているナポリタンがアメリカから入ってきたのなら
アメリカのナポリタンを見る必要があるわけですが

アメリカではフレッシュトマトを使ったトマトソースより
ケチャップが主流だったためニューヨークでナポリの移民が
ケチャップをパスタソースにつかったのが始まりです

ただ、
この移民が食べていたナポリタンは母国から輸入したパスタで作り
アメリカ人には広まることはなかったそうです

アメリカ人の中では
1939年以前に缶詰のスパゲティーが食べられていたそうです
甘い味付けの薄力粉で作られた
柔らかいスパゲティーヌードルだったそうです

その缶詰スパゲティーが1945年頃に日本に伝わってきた

ただ、
あまりにも美味しくなかったようで
日本人が玉葱とかピーマンを入れたりして工夫して出来たそうです

大正時代には先ほど書いた
スパゲッティ・アッラ・ナポリターナが
日本にも存在していたそうですが
フレッシュトマトが日本にはまだまだ馴染みがなかったようで
やはり
ケチャップで代用していたそうです

焼きうどんのケチャップ味のようなものと考えた方がよい

その後
本場イタリアンのトマトソースが知られるようになり
イタリア料理、パスタの専門店、イタメシなどが定着して
イタリア料理のパスタが日本のナポリタンを
イタリアンに変身していったと思います

つまり
昔ながらのナポリタンと言うのは日本料理で
ソフト麺とかもあったし給食でも食べていたし
喫茶店や軽食店でもメニューにありましたからね

これについては
※ミートソースにハバネロを入れたパスタが旨い
の記事でも書いています

まあ、料理の発祥や歴史には諸説ありますからね
あくまでも参考までです

ナポリタンのスパゲティーのポイントやコツ

ナポリタンチーズ

日本料理と言っても良いナポリタン

名古屋では鉄板ナポリタンとかが有名ですね

普通のナポリタンとどう違うのかと言うと
ソーセージを使う
卵を鉄板に流し込む
ケチャップと中農ソースを使う
etc

ナポリタンとは少し違うが
あんかけスパゲティーと言うのもある

デミグラスソースの感じで
コショーがとても効いているやつです

名古屋飯はちょっと濃い目の甘目ですね

味付けは置いといて

スパゲティーの麺ですが

鉄板にしてもあんかけにしても
スパゲティーの麺をしっかり焼いています
もしくは揚げ炒める感じです

麺はでんぷんですからしっかりと火を入れると
もちもち感が出てきます

焼きそばと同じです

この麺をしっかり炒めるのがナポリタンのコツです

ケチャップで和えている感じでは駄目です

そして、ケチャップもしっかり炒めることで
旨みが凝縮されて
ケチャップの甘みが出てきます

ポイント
ナポリタンのコツとポイントは
麺とケチャップをしっかり炒めることです

最後にまとめ

イタリア料理が流行りパスタのソースもたくさんあります

市販のソースが家庭では便利ですね

ピンキリですが
安いから不味いと言うことではありませんね

ちょっと高級なレアな製品をそのまま使うのも良いけど
特売などの製品に少しアレンジを加えて使うと
手間が省けて且つ美味しくできます

色々と工夫しながら料理を楽しみましょう