冷麺

冷麺、冷やし中華は真夏より、今頃の季節が良く売れるそうです。
旬の食材は新鮮だし美味しいし、食べたくなるけど
料理そのものも季節で食べたくなるものもが変わるのは当然です
汗をかく時期は酸味を体が欲求するのかもしれないですね

冷麺のタレは基本「酢」が入るのときゅうりが入りますね

冷麺、冷やし中華には基本的にきゅうりを入れることが多いです。
入れないと駄目という決まりはないですが、入っていないと寂しいです
冷麺のタレには酢を使うことが多いですね。そして実はきゅうりと酢は
とても相性が良いということが科学的にも証明されています

きゅうりは、栄養が少ないと言われていますが、それは水分が多いからです
きゅうりにはビタミンCやカリウム、カロチンが含まれていますが
全体の95%が水分で、栄養が少ないと残念なことを言われるのです

しかし
きゅうりには「イソクエルシトリン」という
利尿作用がある成分が含まれています

むくみの解消などが期待できる成分ですね

それと
「ホスホリパーゼ」という
脂肪を分解してくれる効果が期待できる成分も含まれています

そして
「アスコルピナーゼ」という
ビタミンCを壊してしまう酵素も含まれています
これはきゅうりと一緒に他の野菜を食べると
他の野菜のビタミンCまで壊してしまう、厄介な成分なんです

せっかくお肌に良いビタミンCをたくさん食べても
きゅうりのせいで、そのビタミンCが壊れたら元も子もないですね

そこで「お酢」が大事なんです

きゅうりに含まれる「アスコピナーゼ」は酸に弱いため
酢を加えるとビタミンCを壊す働きを抑制できます

 

ポイント

つまり
きゅうりと酢が相性が良い理由は
ビタミンCを壊さないために酢と一緒に食べるからです

野菜サラダのドレッシングは酢、酸味が入りますから
理にかなっていると言えます

そこで
冷麺にきゅうりも、冷麺のタレは酸味があるから理にかなっています
相性が良いということですね

 

それと
これは個人的見解ですが、きゅうりの独特の瓜っぽいサッパリ感と食感
きゅうりの甘みも香りも冷麺にばっちり合うと思います

補足ですが
きゅうりのビタミンCはトマトの約1.26倍あります
食物繊維もキャベツと同じだけあります

ただしきゅうり100キロカロリーに対してですから
かなりきゅうりを大量に食べないと
栄養価だけを他の野菜と比べる事はナンセンスかもしれないですね

きゅうりは、95%以上が水分と言ってもよいですから
そんなに大量に食べる事はできませんから

あくまでも参考まで!

 

そして冷麺の話に戻しますが
昔、京都にいたころ名前は忘れましたが
小さな中華料理店で1年中冷麺を提供していたお店がありました
しかも
砂糖が入っていない醤油と酢がベースのタレでした
具材はキャベツの千切りときゅうりだけ

キャッチコピーが
「二日酔いに効く冷麺」確かそんなメニュー名だったと思います

飲み屋街の中にあったお店でしたから

二日酔いの人が多く通っていたお店でしたね

本当に二日酔いに良いかどうかは分かりませんが
きゅうりは水分が95%以上で利尿作用もあるし
酢が入ることでビタミンCは壊れにくい
キャベツときゅうりだけと言う具材はなんとなく納得できます

 

その冷麺は少し極端な例ですが
家庭で冷麺を食べる機会は増えると思います

自家製のタレを作るのも良いし
市販の冷麺のタレでも良いですね

オススメは
市販の生麺とタレがセットになっているものを買ってきて
そのタレにオリジナリティーを出すためと言うか
自分好みにするために酢、辛し、練りごまとか、すりごま、
ごま油やオリーブオイル、辛いのが好きな人は
豆板醤やコチュジャン、ラー油なども良いかもしれないですね

後は生麺は食べる直前にたっぷりのお湯で茹でる
この時、茹で時間はきっちり守ることです
そして
水道水で冷やしてから冷蔵庫の水、氷水などで、麺を〆る
これがかなり重要です。
そして、しっかり水分を切ってから具材を盛り付けて
タレをたっぷりかける

市販のタレは微妙に少ない感じがします
市販のタレだけど混ぜ麺みたいになりがちですね

そういう意味でも
市販のタレに追いたしする感じでタレ全体の量を増やすと
たっぷりのタレで具材が多めでも美味しく食べれます
私がよくやるのは、麺つゆに酢を足します
後はお好みで薬味や香辛料ですね

 

最後にまとめ

冷麺にはきゅうりを入れましょう
たまに、きゅうり嫌いの人がいますが
そういう人はきゅうりは無理に入れなくても良いと思います

他の野菜で栄養をしっかり摂って、美味しく食べて
暑い夏を乗り切りましょう