煮卵

煮卵と言っても種類は多くあります

ボイルエッグ(茹で卵)も煮卵の原点ですね

この茹で卵が実は重要なポイントでもあるのですが
煮卵は味がついていると考えるとそのレシピも多々あります
美味しく食べるためのレシピで考えて
そのポイントを探ってみたいと思います

煮卵のの種類を考えて見た

煮卵は固く茹でて味付けしたものなのですが
日本料理の代表的なものはおでんの卵ですね
おでんの中でも人気上位です

おでんたまご

それに関しては下記記事を参照してください

おでんなら茹で卵を色んな具材と一緒に一定時間煮るだけですが
煮卵だけを作るときは何の目的で煮卵にするかでレシピが変わります

✅ 煮卵だけを作ってサラダとかと一緒に食べるのか?

✅ メイン料理ではないけどお酒のアテに食べるのか?

✅ 料理の付け合わせとにするのか?

✅ ラーメンなどのトッピングにするのか?

などです

煮卵を作るには先ず茹で卵を作らなければなりませんね

茹で卵は水から強火で12分
固茹で卵はそれ以上
半熟卵の絶妙な時間は390秒(6分半)

※水は常温10℃ぐらいで、ガスでもIHでも通常の強火です
卵も冷蔵庫の中のものでなく常温のものが基準です

肉や野菜と一緒に煮卵を煮込んでしっかりと味付けするなら
通常の茹で卵ですね

豚の角煮と一緒に煮込むとか

豚角煮卵

豚の角煮については下記記事を参照してください

固ゆで卵が好きで塩味でなく甘辛い醤油タレに漬け込むなら
固ゆで卵にしなければなりません

とにかく半熟で黄身をトロトロにしたいなら
半熟卵をいかに上手に作るかが第一のポイントです

豚の角煮の横に添えて食べたい時とかね

豚の角煮卵半熟

煮卵の使用目的と食べたい煮卵を決めて茹で卵を上手に作りましょう

ラーメンの煮卵は、やはり半熟?

煮卵を最近は味玉とも言います
味付け卵の略語ですね

この味玉が登場したのは30年ぐらい前でしょうか
発祥の元祖は定かではありませんが
ラーメンのトッピングが流行り出した頃です

ラーメン卵トッピング

それまでは
休日のお昼ご飯でインスタントラーメンに
茹で卵がのっていれば喜んでいた時代です

ラーメンブームが来てトッピングブームで味玉を考えた人は凄いw

ラーメンにはトロトロの半熟の味玉が人気があるようです

半熟卵さえ上手に出来れば
こだわりのタレを工夫して漬け込むだけです
少し濃い目の味で甘辛い感じが合うと思います

日持ちは冷蔵庫で3日ぐらいは問題ないですね
漬けこむ時間もタレの濃さにもよりますが
半日もあれば味付けできます

私の好みは
薄味の甘辛い醤油タレに24時間漬け込んで
食べる前に桜のチップでスモークするのが好きです

ただし
スモークの段階で手間ですね
最近はスモークフレーバーなどもありますから
上手く利用しましょう

煮卵の原点は実は中国料理

中国の殻付き煮卵

煮卵は実は中国料理では大昔からやってました
実際に今もあります

茶葉蛋などが台湾あたりでは有名です
卵の殻ごと煮込んだり殻ごとタレに漬け込む手法です

醤蛋(ジャンタン)醤油卵と呼ばれるものは
茹で卵にして卵の殻にヒビをいれて漬け込みます
上手くできれば綺麗な模様になりますね

紅茶を使ったりコーヒーを使ったりしていました
その頃は普通の茹で卵で半熟にはしていませんでしたが
最近の傾向は半熟玉子で黄身が炉トロトロの方が多いようです

中華料理の前菜にも使うことが多いですね

茹で卵を煮たり味付けしたりするのは
昔から世界中であるのですが
トロトロの半熟卵の味玉は日本だけかもしれませんね

最後にまとめ

卵も貴重な栄養源です
昔は安売りも多くありましたが
最近は高くはありませんがそんなに安くもありません

卵の品種やブランドによって高級品もあります

ただ
高級品と言っても買える範囲の値段ですね
ちょっとした記念日などでは高級卵で半熟の味玉、煮卵だと
黄身が黄金色でとても美味しそうに出来ますね

機会があれば試してみましょう