ピザトースト ピーマン

ピーマンは冷凍していますか?と聞くと
たいていはピーマンの冷凍なんて駄目でしょ!と言う回答です

でもピーマンは冷凍保存できます

ピーマンは冷凍保存しても問題ないどころか苦みが少なくなるのも特徴です

冷凍の方法も難しくありません

冷蔵保存でも勿論良いのですが時と場合によって冷凍保存の方法も考えましょう

ピーマンの基本的な切り方から考える

ピーマンは唐辛子の一種(ナス科)ですね
トマトとかと同じなんですよ

ピーマンは元々は辛い食べ物だと思ってください
長い年月とともに甘いピーマンになりましたね

最近は唐辛子でも甘いものもあるぐらいです

ただ
ピーマンにはポリフェノールの一種のクエルシトリンが含まれていて
それが苦みの素です

ピーマン独特の味で大人の味ですから好きな人には全く問題ないのですが
子供は特に食べずらい食材です

最近は子供ピーマンなんてあるようで
苦みがなく栄養価も保たれているものもありますね

その分価格も高くはなりますから
普通のスーパーで売っているピーマンで考えましょう

出来るだけ安くて美味しい方が良いですね

ピーマンは縦に切るか横に切るかで食感が変わります
つまり
繊維に添って切るか繊維に逆らって切るかですね

 

ピーマン切り方縦
ピーマン切り方 横

そして
横に切った方が食べやすいですから苦みも感じにくくなります

メリット、デメリットで考えると見た目だけです
縦に切った方が綺麗でボリューミーになるぐらいですね

家庭で料理する場合で特に子供に食べさせたい場合は
横に切ることをお勧めします

ピーマンは切ってから冷凍保存しましょう

ピーマンを買う時1個からでも買えますが
たいてい袋に入ったもので最低でも3個とか5個とかの方が割安です

4人家族なら問題なく使い切りますが1人とかだと余りますよね

そのままラップして冷蔵だと3日ぐらいでシナシナとなってきます

冷蔵で少しで日持ちさせるのなら
ピーマンの種を取り除いてラップして冷蔵ですね

それ以上日持ちさせる場合は冷凍保存です

冷凍させるときのコツは種子を取り除くのは勿論ですが
料理別に切り分けて出来るだけピーマン同士が重ならないようにして
ラップとかパックに密閉して冷気が直接かからないようにして冷凍です

ピーマンを洗って水分を拭き取るのも忘れないようにしましょう
下茹でなど必要ありません生のままでOKです

切っておくことで解凍したときにそのまま使えます
サラダなどの生で食べる場合も問題なくフレッシュ感があります

ただ
解凍して時間が経つと水分も出やすいので
解凍したらすぐに食べましょう

ピーマンは冷凍しても栄養価は変わりません

グリーンピーマン

ピーマンは緑黄色野菜の中でもビタミンAとCがたっぷりです

血中脂肪を取り除く効果があり成人病の予防に期待されますし
その日の疲労回復の効果も十分に期待できます
そして
メラニン色素沈着を防ぐ働きがあると言われています
つまり
シミやソバカス予防の効果に期待できますね

ピーマンは子供にも大人にも栄養面からも食べたい食材です

ピーマンを冷凍するとそれらの効果が変化するように思えますが
特に問題なく栄養価はそのままです

逆に栄養価が上がることはありませんが
冷凍することで繊維が壊れて食感が柔らかくなりますから
苦みを感じにくくなるとも言われています

それらを考えると通常の冷蔵でも問題ないですが
あえて冷凍しても良いのかも知れませんね

主役にはならないけど料理と相性は良い

ピーマンだけを炒めたり焼いたりしてもイマイチな感じですw

バーベキュウや焼肉ではそれもアリですが
豚肉や牛肉、鶏肉と一緒に炒めてたくさん食べたいですね

ピーマンは熱に強い食材です熱を入れてもビタミンが壊れません
しかも
油と一緒に熱することで栄養価は増しますし食べた時に甘味も出てきますね

青椒肉絲とかは抜群の料理だと思います

チンジャオロースー

青椒肉絲に関しては下記記事を参照してください

その他の定番料理としては
ピーマンの肉詰めはハンバーグ感覚で美味しいですね
ピーマンも柔らかくなるし濃い目のタレで子供にも向いています

肉詰めピーマン

そして
ナポリタンスパゲティーなどは不思議とピーマンが合います
ケチャップの味が程よくピーマンの旨みを引き出します

ナポリタン ピーマン

あとは
ピザ系の味付けにすることです
チーズとピザソースがピーマンの味を変えてくれますね

ピザトーストピーマン

最後にまとめ

ピーマンは彩りも良いし栄養価も高いしどのような料理にも相性は良いです

八方菜などにもピーマンは入りますがピーマンで全体のあじが引き締まります
と言っても過言ではありません

料理によっては味を主張させたり控えめの味になったりするのも特徴の食材です