自分へのご褒美

ネット上では「自分へのご褒美は必要ない」とか「やめるべき」だとか
自分へのご褒美への否定が多くなされています。否定する根拠も理解できます
ただ、自分へのご褒美がなくなったら人生面白くないですね。
「やめるべき部分」と「やめる必要はない部分」を分けて考えましょう

「自分へのご褒美をやめるべき」という人の理由

「自分へのご褒美」否定論は大きく2つの理由

「駄目だとわかっているのに買う、食べる」
まあ、頑張ったから【自分へのご褒美】…

ちょっと無理して買うものだから節約にならないし生産性がない

ズバリ【この2つの類が理由です】

説明します

 

〇 後付けのご褒美になっているときが多い

ご褒美と言うからには欲しくないものはご褒美でないですね
常日頃、食べたいもの、欲しい洋服とか靴…

ダイエット中だとスイーツやガッツリ肉とかは控えます
しかし、それらは食べたいもののNO1と言っても良いかも知れませんね
それを我慢してダイエットしているわけだから、その欲求は増します

仕事であんまり良いことがなかった日はムシャクシャしています
そんな日の帰り道でお店から肉が焼けたイイ匂いがしてきて
看板を見ると「本日50%割引」とか書かれていたら
もう止めることはできません

ついつい「ちょっとぐらいならいいか…」と誘惑に負けます
そして食べたあとに「仕事でムシャクシャしてたけどスッキリした」
「いつもダイエット頑張っているから今日は自分へのご褒美」となります

このパターンが「後付けの自分へのご褒美」です
おまけに、ダイエットと仕事での不満は結びつかない

 

 

〇 余分な出費で節約にならない、ご褒美目的で目標を立てる

「今月目標達成できたからお目当ての5万円のジャケットを買う」
一見、頑張ったんだから買っても良いじゃん、と思うかもしれないが
「そもそも、そのジャケットが何で必要なのか?」
「別にお洒落しなくても仕事はできるし
5万円あれば収益を生むものに投資した方が生産性が上がる」

「ご褒美を買うために仕事している状態で目標設定が間違っている」

まあ、ガチガチの理詰めするタイプですかね

 

自分へのご褒美で良い結果が出るなら【やめるべきではない】

私は「自分へのご褒美賛成派です」

以前の記事でも書きましたが

モチベーションを上げて「よし頑張るぞ!」という気持ちがわくのなら
自分へのご褒美を整理して続けるべきです

しっかりと「自分へのご褒美は何のために必要なのか?」
この部分を理解して決めごとを守ることです

ダイエット中のスイーツは絶対に食べない
その代わり
ダイエット期間中に目標達成出来たら
「食べたいスイーツと食べて良い量」を決めておく

決めておかないと
ダイエットの目標達成にもよりますが
せっかくダイエットしてその反動で食べると逆効果です

リバウンドとか過食症とかに注意ですね

一定期間頑張って食べたいスイーツを食べると幸せな気持ちになり
また次のダイエットの目標が設定できます

これは食べ物だけでなくブランド品などの物欲でも同じです
「先にちゃんとルールを作って必ず守る」ことをしないと
衝動的、反動的についつい誘惑に負けてしましいます

ポイント
自分へのご褒美は、ある意味、精神的に強い意思が必要です
メンタルを鍛えるためにも良いと思います

自分へのご褒美が負担にならないように注意する

自分へのご褒美賛成派の私ですが
小さなご褒美と大きなご褒美はキッチリと分けておく必要がある

これはどういうことかというと
何でもかんでも「自分へのご褒美にしない」ということです

 

その日の終わりに自分をねぎらううえで
「ゆっくりと入浴」
「シャンパンを1杯」
それらはご褒美とも言いますがその日の終了タグみたいなものです

1週間の終わりの日
「近場の入浴施設」
「ゆっくりと外食」
「カラオケで発散」
これもご褒美といえばご褒美ですが明日からの活力源ですね

特に何の目標もなく時間の区切りはご褒美じゃないということです

 

先ほどの繰り返しになりますが
1ヶ月で今の企画案件を成立させて成果にするという目標が達成出来たら
その目標に対しての「自分へのご褒美」を用意しましょう

間違っても
目標達成できなかったのに「頑張ったね、お疲れさん」的なご褒美は駄目です
あくまでも
目標達成が条件です
そういったルールを作らないと「生産性は確かに下がります」

かといって
あまりにも高い目標ばかり掲げるといつまでたってもご褒美にはありつけません

そこで
目標の細分化をしましょう

細分化ですから目標期間も短くなりますが
1つ1つの目標は達成しやすくなります
その時に「ほんの小さなご褒美」を用意しましょう

先ほどの1日の終了タグでなく1週間の区切りでなく
目の前の小さな目標を達成したら「寿司ネタもちょっと高め」とかです

ポイント
その繰り返しで
最終目標に向かっていくことが重要です

言い方間違ってるかもしれませんが
「馬の鼻に人参をぶらさげる」のは悪いことではありません

自分へのご褒美の意味を少しだけ深堀する

「自分へのご褒美」という言い方は今は普通に使っていますが
いつ頃から使わるようになったのだろう?っと調べてみましたが
数十年前から自然にセンテンス(文)として使われたようです

英語では「my present to myself」が使われるようですが

reward myself(自分自身に報いる)の方が意味深く使われるようです

小説で使われている文の1フレーズですが

それが日本でも日本語で「自分へのご褒美」となっていったようです
ですので
もしかしたら外国の方が汎用していたのかもしれません

そして
reward myself(自分自身に報いる)が「自分へのご褒美」となるなら
単純に形に残る物や記憶に残る味や景色だけではないようです

日本流の「自分へのご褒美」で使われているシュチエーションは
美味しいものを食べたときの満足感を得たとき
そして
旅とか温泉とかの非日常的な解放感を味わったとき

これらは記憶に残るご褒美ですね

そして
洋服や時計、宝石、などの物で満足感を得たときです

形として残るご褒美です

reward myself(自分自身に報いる)は
自分自身の感情が感動に代わりモチベーションアップとなることが必要です
つまり
荒唐無稽(こうとうむけい)にならないようにする

計画性のあるご褒美でないと駄目です

繰り返しですが、まとめると

ポイント
目標設定をする
目標別にご褒美を用意する
目標が達成できた時だけご褒美を手にすることができる
必ずルールを守る
強い意思が必要

最後にまとめ

自分へのご褒美の考え方は人それぞれですね
ただ
自分へのご褒美は自分が自分へ贈るものです

他人が良い悪いを言うことではないと思います

「自分へのご褒美なんて駄目」
その代わり
「僕がご褒美をあげる」って人はいません

自分へのご褒美をやめて人生が楽しいか楽しくないか?
その部分もかなり重要な部分です

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