カニの季節になるとカニが恋しくなるね
しかしカニは高いからカニカマで代用する?
その考え方は大きな間違いです
カニは蟹という甲殻類です
カニカマは魚肉練り製品です
カニ風味のかまぼこをカニだと思って食べるから
「所詮カニカマだ!」
なんてカニカマにとって失礼な言葉が出るw
つい最近そういう人を見かけたので失礼
カニカマは偉大な食べ物なんです
カニカマは日本の技術力の賜物です
水産加工メーカーは色んな商品開発に取り組んでいます
日本だけでなく海外の企業も同じだと思いますが
日本の練り製品は海外でも注目されていますね
それは技術力の高さと品質の良さです
1963年に北海道の水産試験場でスケトウダラの冷凍のすり身が
始めて製品化されたのが練り製品の始まりです
練り製品を「くずし」なんて言ったりしますね
下記関連記事で参照してください
そんな中カニカマが誕生しました
発明には諸説ありますが
1972年に株式会社スゲキヨが人口クラゲの失敗作から誕生した
1976年に株式会社大崎水産のフィッシュスチックが試行錯誤の中誕生
などがあります
海外では特に欧米では肉食が多く
魚介類の加工品はあまり製造されていなかったが
健康志向が高まりヘルシーな日本のカニカマが注目されて
海外でも「SURIMI」がそのまま共通語になっている
SURIMI=カニカマと言うのは有名な話です
歴史的には考えたらまだまだ短いのですが
海外でも人気が出るようになってからでしょうか
他社もカニ風味かまぼこの製造をするようになりましたね
スーパーでも色んなのがあります
カニカマは開発当初は手作りだったそうですが
人気が出て売れ出すと機械製造になりますね
そこで1979年に登場したのがカニ風味蒲鉾製造機械です
現在でも世界シェアの70%を占めているそうです
山口県宇部市の株式会社ヤナギヤです
正に日本の技術力を世界に発信していますね
カニカマの誕生から製造工程、機械も全て鑑みて
カニカマと言う食べ物は偉大なのです
カニカマだから料理にふんだんに使える
冒頭で書きましたが
カニカマと言う食べ物です
カニ風味のかまぼこです
海の中を動き回っている甲殻類のカニではない
なのに・・
見た目や香り味は正に「カニ」とも思えます
本物と比べたら違うのは当然ですが
あまりにもカニに近すぎますね
だから比べてしまうのかも知れませんw
値段も本物のカニの1/10程度で買えるものもあります
高いものでも100g200円ぐらいです
カニは買えなくてもカニカマなら十分買えそうですw
しかもカロリーも鶏むね肉の半分ぐらいです
安くてカロリーが低いと言うことは思いっきり食べれます
十分にそれを分かっているママ達は
お弁当とかオードブルとかにも上手に利用していますね
お子さんもカニカマを嫌いな子は少ないと思います
アレルギーの人はカニ風味エキスが入っていますから注意ですね
カニカマは冷凍保存も出来ます
小分けにして冷凍しておくと,いる時に使いたいだけ使えます
こんな料理にもね
最後にまとめ
カニカマは業務用もあり中華料理店でも使っていました
天津飯などには使っているお店も多いです
業務用はコスト削減で安いものを使っているお店も多いですが
家庭なら少し高い目のカニカマを使うと一味違います
カニカマの料理として
十分におかずにもビールのアテにもなります
今夜の一品に検討してみましょう