スメルハラスメント

「臭い」と言われると結構落ち込みます。本当に「臭い」が原因で
周囲が迷惑しているのなら、直ちに改善が必要ですね。
しかし
口喧嘩や腹立つことがあって「お前は臭い」とか言うと
言った人が「ハラスメント行為」だということを気をつけるべきです

スメルハラスメント、臭い、匂い、ニオイを考えましょう

「臭いと思われているんじゃないか?」と気にするのには理由があります
「誰かに言われたことがあるから?」と言うのが多いのですが
「本当に臭い?何が臭い?」を考える必要がある。スメルハラスメントは
悪臭で周囲が嫌な思いをする。逆に言った人がハラスメントかも知れない。

ハラスメントの言葉を理解しておきましょう

 

今更ながらですが
ハラスメントの意味わかってます?
「特定、不特定、少数、多数を問わない人(他者)に対して
不快な気持ちにさせて実質的に損害を与える行為です」

ハラスメント=harassment=嫌がらせ

 

日本で使われているハラスメントの種類は増えましたね
もしかしたら昔は普通だったことが今では「ハラスメント」になります
私が小学生の頃、50年以上前は
小学校で「スカートめくり」なんて言うのは普通の遊びでした
今では「アウト」です
そんなこと言いだしたらキリがありませんが
現代のハラスメントに対応した生活をしなければ駄目ですね

中年以上の男性が
「昔はこうだった、ああだった」少々の暴力的な行為ですら
「何でもかんでもハラスメントにするな!」と言う人の
意見もわかる気もしますが、今の時代の「ハラスメント行為」は厳しいです

100歩譲って
確かにちょっとしたことぐらいで「ハラスメントで訴えるな!」
ということを感じる時はあります
しかし
訴えるとなると、人間関係や社会の批判とか精神的な部分も大変だし
それ以上に訴訟の費用もかかるし色んな意味で体力は使います
それでも訴えるのですから「それなりの損害」がある時のずです

ポイント
ここで言いたいのは
ハラスメント行為をする人は駄目ですが
「ハラスメントだ!」と言う人がハラスメント行為になることがあります

臭いハラスメント、スメルハラスメントは本当に嫌です

今回はスメルハラスメントについて考えます

スメル=smell=ニオイ、臭い、匂い

英語の勉強ではありませんが
良い匂い=Good smell
嫌な臭い=Unpleasant smell

ネイティブな言い方はもっとありますが
つまり
日本のスメルハラスメントの多くは「臭い」です

特に体臭や口臭は他者に不快な思いをさせてしまうので要注意です

自分で自分のニオイがわかりづらいのは
マスキング効果と言って自分のニオイにすっかり慣れてしまっているからです
そりゃ誰よりも自分と一緒にいるのは自分ですからね
ただ
夏場、汗をおもいっきりかいたシャツ
冬場マスクをしてうろうろした後、マスクを外した時とか
「シャツから自分の汗のニオイが臭い、、マスから口臭が臭い」
こういった経験は誰にでもあります
汗そのものよりも時間が経つとニオイが発生して臭くなる
口臭も口が乾いて臭くなるとかが多いのです

そういったニオイが「自分以外の人は自分のニオイとは違うから敏感になる」

これが積み重なると「スメルハラスメント」になり兼ねません
体臭は個人の遺伝子レベルでのニオイもあるし
もし、自分でも体臭で困っているのなら医師と相談しましょう

口臭に関しては昨日食べたものとか口の渇きの一時的なものと
長年食べてきたもの、口腔内の病気(歯周病や虫歯)などが考えられますね
病気が関与している場合はすぐに病院へ行ってから改善しましょう

日本人はあんまり強烈なニオイは好まないらしい

「欧米人に比べて日本人はニオイがあんまりしない人が多い?」
本当なのか?

食べるものと生活習慣にあるのかもしれませんが
個人的意見で言うと人それぞれです

欧米人でも普通のニオイの人もいれば少しニオイが強い人もいます
日本人でも全く同じことが言えます

歴史的な背景も関係していますね

先進国と途上国の違いもあります
それは
下水道の整備やトイレの水洗の整備の違いで
「ニオイをもとから断つ」(コマーシャル見たいですが)のと
「ニオイを他のニオイでごまかす」という違いもあります

臭いとニオイと良い匂いは紙一重

私もシンガポールへ行ったときに感じましたが
「トイレの芳香剤のニオイが半端なく強い」と感じました
東南アジアでもニオイの感じ方が違います

日本人でも昔から「匂い袋」があり
着物を着る時の必需品のようなものです
ただ
その匂いを嫌がる日本人は少ないと思います

逆に
香水やオーデコロンも最近では普通につける時代ですが
ちょっと昔は香水をつけすぎている人も多くいました
そういう人が現代もいるのも事実です
少し香るていどの良い匂いは不快に感じませんが
良い匂いの素を多くつけすぎるとこれも「スメルハラスメント」になります

生活習慣も大きく関係してるから注意

以前の記事で書いていますので参照してください

ニオイと生活習慣の関係は俯瞰的に見る必要があります

生活習慣の見直しが必要な場合は
大概、健康診断で血圧の数値が高かったり
血液検査の結果がよくなかったりしたときですね
そして
医師の判断で治療が必要とされれば病院へ行き薬を処方してもらうなどしますが
そうでない時の「ちょっとだけ数値が高いから生活習慣で改善しましょう」
と言うときは指導を受けながら基本的に自己努力です
つまり
自己免疫力を高めることが出来れば改善できます
ここで言いたいのは
生活習慣を大なり小なり改善する必要がある人は
肉体疲労や精神的ストレスから身体が弱っています
その時にニオイもいつもと違ってきたりします
食べるものも脂っこいものが多くなったり
飲酒も量が増えてきたりす
睡眠時間も寝不足が続いたりする
など
生活習慣による乱れから身体のニオイも変わると言われています

昨日まで気にしていなかったものが今日すぐに臭いとなるのでなく
疲れやストレスの積み重ねがニオイの原因とも言われますね

ポイント
「臭い」とか子供に言われたら、ニオイを気にして
生活習慣の見直しも考える時かもしれません

最後にまとめ

「加齢臭とか言われてショック」でいる人も多いです
男性に限らず女性でもニオイは気にします

結論は自己管理しかないのですが
セルフでニオイのチェックを意識してしましょう

枕とかタオルとか衣類とか方法は意識してチェックすることです