仮眠

生活のリズムを安定させるには睡眠の安定は不可欠である
通常の睡眠にプラスαで【仮眠】と【昼寝】を取り入れると
身体の調子も良くなり日々の作業効率は上がる。【枕も選んだ方が良い】
【理想的な仮眠】【枕を選んで本格的な昼寝】身体スッキリ

仮眠は【短くても効果あり】出来るなら昼寝が良い。枕も大事

世界中は24時間眠らない・・・
そして
夜に仕事している人もいるから世の中成り立っています
夜勤の人には感謝いたします

今回は昼寝にフォーカスしたいので
多くの人の睡眠リズムについて考えたいと思います
(夜の仕事の人にも昼寝というか仮眠(夜寝)は有効です)

以前に【睡眠不足の記事】を書いていますので参考にしてください

睡眠は健康な体つくりには重要だということは大概の人は分かっています

生活のルーティーンの一環として
寝る時間と起きる時間はほぼ同じと決めている人もいれば
睡眠時間で計算してトータルで睡眠時間を確保して体調管理している人もいます

以前の記事ではトータルした睡眠の確保の仕方で作業効率を上げて
体調管理して健康を維持する方法を紹介しましました

今回は
「いつもと同じように寝ている」「睡眠時間も足りているはず」
なのに昼間眠いというのを改善する方法です

人間は昼間でも眠くなるのが普通です。【仮眠と枕が大事】

過眠症で眠くなるのは病気が疑われますから病院へ行きましょう

それ以外で「眠気に襲われる」ことは多くの人が経験しています

神経分泌物質のオキレシンが減少すると眠くなったりするそうです
食後、満腹になるとオキレシンの分泌が減るそうです
食後に眠くなる原因かもしれません

座り仕事が多く脳に送られる酸素が不足してくると眠くなる原因かもしれません

昼食後、長めの会議があったりすると眠くなったりしますよね
議論が飛び交うようなアクティブな会議だとそうでもないのですが
上司の愚痴ばかり聞かされるような退屈な会議だと眠くなります
しかも微妙に暖房が効いていたりしたら尚更です

身体に色んな要因が重なり眠くなるので健康上は特に問題はないと思いますが
自分がやらなければならない仕事中に眠くなると厄介です

作業効率は悪くなるし時間までに作業が終わらないと残業?

そういうのは「自分自身にイライラしてしまいます」

つまり身体に悪いということですね

仮眠と昼寝のコツ

眠くなる原因はオキレシンの分泌が減る
食事にも関係してきますから、血糖値の上がりにくい
玄米や蕎麦が良いと言われていますが、毎日そうもいきません

空調の調整もしてはいるけど天候により違いも出てくるし
その日の体調で変わってきます

眠くなった時の改善策で最も良いのは【寝る】です
眠いのだから寝れば解消されるはずです

ただ
仕事中に「ちょっと眠たいから寝てくるわ・・・」っと言えないですよね
(最近は自由に寝ることもできる職場もあるようですが・・・)
そこで
仮眠と昼寝を上手に使いましょう

8時間勤務の仕事だとして
だいたいお昼休憩で1時間はあると思います
昼ごはんを食べた後に30分ほど仮眠すると良いですね
その時に
本を読んだりとかスマホを見るのでなく【仮眠】です

ポイント
つまり
【仮眠】するということに集中することが重要です
本を読んだりスマホを見ると、眠くなるタイミングで起きることになります
【仮眠】と決めて目をつぶって、たとえ寝れなくても脳が休まります
それが脳をスッキリさせてそのあとの仕事中に眠気がくることを抑えます

次に【昼寝】です
これは職場によって難しいとは思いますが
最近は働き方改革で長時間勤務も改善されつつありますね
しかし
その日のうちに仕上げなければならない企画書などは
やりきるまで仕事が終われません

どうしても長時間勤務になってしまいますが
その時に思い切って2時間ぐらい【昼寝】をしましょう
仮眠は10分以上30分以内だと考えましょう
仮眠は脳を休める効果が期待できます

昼寝は120分が良いとされています
それは睡眠サイクルが120分だからです
睡眠サイクル

眠りにつくまでに少し時間がかかりますがその後、熟睡が待っています
そして緩やかに起きていく身体の仕組みです

肉体的にも精神的にも回復させる効果が期待できるのが【昼寝】です

昼寝ですからベッドや布団で寝るのがベストですね
その時に【枕】が重要です

以前の記事でも書いています

良い睡眠をとるなら【枕】も選ばなければなりません
市販の高額な【枕】は確かにクッション性や素材は良いかも知れませんが
一番肝心な【その人の身体、首、頭にマッチしているか?】です

頭のサイズや首の長さも人によって違います
その部分と枕がフィットすれば快適な睡眠が期待できます
そこで最も良いのが【オーダーメード枕】ですね

たぶんこれからの時代はオーダーメードの時代になります
枕に限らず靴、服、帽子・・・
オーダーメードは昔からあるのは誰もが知っていますが
オーダーメードは【高い】というイメージです

私は昔からですがスーツやYシャツはオーダーメードです
それは
自分の身体にフィットして着心地良いのと長持ちする
そして最大のメリットは【高くない】です

「オーダーメード」=「高い」はもう古いですね

勿論、素材にもよりますが
ブランドの高額なものより素材は良くてクオリティーも高いのが
【オーダーメード】です
ただ
ノンブランドとなりますが「自分だけのオーダーメード品」ですから
特には問題ないと思います

【枕】をオーダーメードすると良いことだらけ【仮眠でも効果あり】

自宅で仕事している人が昼寝するときは自宅ですから
【オーダーメード枕】も1つでよいかと思いますが
職場だと仮眠室などで共有のベッド、枕となると抵抗ある人もいます
流石にベッドは仕方ないとして【枕】は自分専用にしたいですね
その時に
【オーダーメード枕】を1つ職場に置いておきましょう
専用ですから他人に使われないようにしなければなりませんが
【オーダーメード】ですから他のものとは違います
周知さえしておけば大丈夫です

【オーダーメード枕】は替えも考えて2つ作っておくと便利ですね
(自宅でも洗濯などするときに替えがあれば便利です)

 

少しだけ昼寝のポイントを追加しておくと

〇 昼寝する前にコーヒーを飲むと
睡眠の誘発をブロックしてくれるから起きたときにスッキリするということです
(眠りについた後、起きる時にカフェインが役に立つということです)

〇 朝起きてから6時間後に眠気がくるとされています
もし今日は長丁場で昼寝もしないといけないという日は
昼寝できる時間を考えて朝起きるのがベストですね
例えば
14時から120分昼寝できるとしたら
起きる時間は9時ぐらいで、いつもより少し遅く起きるのがベストです

〇 眠くてどうしようもなくなってから寝ると逆効果です
眠気がピークの時はすでに脳は起きようと準備するそうです
つまり
起きようとしているときから寝ることになるということです
昼寝しようと決めて眠くなる前から昼寝に集中して寝ましょう

 

【仮眠】と【昼寝】は違う

仮眠と昼寝は「適時適用」が重要です

仮眠という言葉と昼寝がまあ、同じように使われているわけですが
一応、仮眠と昼寝は違うものだと自分では認識しておきましょう
つまり
【仮眠】は10分から30分以内で脳をスッキリさせて眠気を抑えるのが目的
【昼寝】は120分間、熟睡して肉体的にも精神的にも回復させるのが目的

目的が違うということを認識して仮眠と昼寝を使い分けて
体調管理、そして日々の充実した仕事に役立てましょう

最後にまとめ

睡眠は大事だということは分かっていても
良い睡眠をしている人は少ないのが現実です

私も若い時は少々寝不足だろうが徹夜しようが頑張れましたが
高齢になるとそうはいきません

もう少し言うと経験上なんですが
高齢になってから睡眠について改善しようとしても
長年の習慣もあり、なかなか良い睡眠にはなりにくいですね

身体が覚えてしまっているからです

まあ、中年と言われる年齢になったら良い睡眠を心掛けると
後々の健康管理でさほど苦労することはなくなると思います