睡眠不足

日本人は睡眠不足大国と言われています。
睡眠時間が短いとデメリットが多いから【睡眠不足は駄目】といえます
しかし長く寝れば良いかというと一概にそうとも限らないですね
重要なのは【平均して良い睡眠をとる事】です【熟睡】です

睡眠時間が短い睡眠不足【熟睡できない】で考えられるデメリット

日本人の平均睡眠時間は7時間43分と言われています
(OECD発表2014年)
ザックリと7時間30分ぐらいと考えて、「え~十分寝てる!」
そう思う人がほとんどだと思います
私も平均6時間30分ですから7時間30分は十分だと思いますが
あくまでも平均睡眠時間です

調査の対象年齢にもよると思いますが
10代~80代と考えれば納得いくかもしれませんね
(OECDの場合10歳以上、土日を含むとなっています)

20代~50代ぐらいで平均値を調査すれば確実に下がるはずです

 

もう少し言うと
身体が元気で働き盛りの人は睡眠は短いはずです
それは
日本の現状「働く時間が長いのは明らかです」
ようやく最近、働き方改革という言葉を多く聞くことができます
多く聞くということは情報として流れ出したということです
つまり
ずいぶん前から「働き方改革」は議題にされてきましたが
今、日本はそのスタートラインについたところぐらいです

法律の改正もありますが重要なのは企業の取り組みです

大手企業は率先して取り組んで起業アピールにも務めますが
中小企業や個人経営では「難しいことですね」

日本に限らずですが
社会の構造がピラミッド型であることは今も昔もこれからも変わりません

つまり
上階の人達はゆっくり働き過ぎずに健康管理をして睡眠時間も確保できる
下へ行けば行くほど働く時間は長く睡眠時間は短くなります

 

これは構造的な部分で今の世界の仕組みとも言えます

勿論
個人個人の働き方も変わりつつあるし
スキルをつけてフリーランスでやっていくこともできます

とまあ、睡眠不足と言われる原因は働きすぎといえます

働かないと飯が食えませんからね

睡眠不足で起こりやすいデメリット

とは言っても毎日「5時間睡眠、それ以下」だときついし体調不良になります

睡眠不足の最大のデメリットは【体調不良】です

睡眠不足が続けば体調不良になっていくのは分かっているはずです
しかし
人間ですからどこかで調整はしています

 

私にも経験ありますが「36時間勤務」が3日続いたことがありました
ファミレスの店長をしていた時(28年前)ですが
24時間営業だったのでアルバイトが急に休んだりすると
代わりに働くのは店長の仕事みたいな感じの時代でした
運悪くそれが続いたということですが
仮眠程度はしていたものの流石に3日目に本部に「無理」と言いました

体調が壊れていくというよりも「頭の回転が働きません」
「身体はだるくなるし、血圧が上がっていくのは分かるし
PCの前で事務作業すると眠気がくるし
現場でシフトに入るとミスの連発・・・」

 

36時間勤務というのは極端ですが
長時間勤務=睡眠不足だとなったときには
【仕事に支障が出る】これもデメリットです

そして
仕事でミスや不手際があれば会社のためにも良くない
個人事業者でもミスは致命的です

睡眠不足でも【体調不良】にならないようにする【熟睡が決めて】

先ず最初に自分に適した睡眠時間を確定させる

日本人の睡眠時間が短いと言われていて平均7時間30分だから
それ以上だと大丈夫、それ以下だと駄目、というわけではありません

「10時間寝ないと脳が働かないという人もいれば」
「6時間寝たらバリバリに脳も働くし身体も元気だ」

人によって体質は違います

私の経験から言うと
20代は7時間ぐらいで大丈夫
30代は6時間ぐらい
40代は6.5時間ぐらい
50代からは7時間以上は寝たいかな・・・

今現在6.5時間から7.5時間ぐらいは寝るようにしています

仕事の関係で睡眠時間が確保できるときと確保できない時があります
その時に「自分の平均睡眠」をノートでもスマホでも良いから記録しておく

日本人全体とか世界の睡眠時間の平均はどうでも良い話です

重要なのは自分に適した睡眠時間を知ることです

1ヶ月の睡眠時間をチェックして平均を割り出せば
自分の平均睡眠時間「適切な睡眠時間を割り出せます」

この時に重要なのが
分割睡眠したときの睡眠時間も入れるということです
例えば
昨日は忙しくて夜は3時間しか寝れなかった
その分今日の昼間に1時間昼寝して夕方1時間寝た

つまり
とにかく仮眠も昼寝も全て含めて1か月のデータをとります
そうすると不思議とだいたい「平均6時間とか7時間」になるものです

これは
先ほども書きましたが人間は睡眠が必要な動物です
寝不足になって脳の働きが悪くなってくるとどこかで眠くなります
そして仮眠したり昼寝したりするようになります

これも私が実証済みです

毎日毎日キッチリと7時間以上睡眠できる人の方が少ないですね
(働き盛りで20代~50代の人は特にです)

ポイント
体調不良にならない方法は
【分割睡眠で調整】【自分の平均睡眠を知ることです】

仮眠以外のちゃんとした睡眠時に必要なもの

ちゃんとした睡眠時って変な言い方ですが
昼間仕事している人なら夜
夜間仕事している人なら朝とか昼

一日のある程度まとまって寝る時間のことです

布団に入って寝る時間と考えてください

誰しもが思うことは【熟睡したい】と思います

短時間睡眠でも【熟睡】する時間が多いと体への影響は緩和されます

しかしなんですが
普段寝不足気味で布団に入ったら1分後には熟睡している?と思っている人でも
意外と熟睡できていないことが多いようです

レム睡眠とかノンレム睡眠を知っていると思いますが
睡眠はだいたい緩やかな時間の曲線で成り立っています
布団に入って緩やかに熟睡の時間になり緩やかに起床する時間へと向かいます

つまり
布団に入ってすぐに熟睡はしているようでしていないパターンが多いですね

「熟睡したはずなのに仕事の夢ばかり見てハッキリと覚えている」
こういうケースは熟睡できていません

熟睡できたときはだいたい夢は覚えていないということです

短時間睡眠でも熟睡に役立つのが【自分の身体に合った枕】です
自分の身体というより首から上ですね【枕】ですから

最近はオーダーメード枕も流行っています

ポイント

寝ているときに寝がえりをしたり首を左右に動かしたりするのが人間です
その時に
【枕】が首や頭にフィットしていないと熟睡できません

【熟睡に必要なものは】【快適な睡眠環境】です

 

【熟睡】さえできれば体調を崩すことは少ない【睡眠不足と感じにくい】

自分の平均睡眠時間も把握できて
自分に必要な睡眠時間が分割睡眠しながらでもとり
【熟睡】出来る時間が増えればメリットも大きいですね

最大のメリットは【体調を崩しにくくなる】

身体がだるい、しんどい、疲れが取れない・・・
睡眠不足が大きな原因であることは想像がつきます
かといってぞくに言う「寝だめ」はできないのが人間です

1日ゆっくりしてしっかり寝ても年齢と共に疲れは取れません
若くても日々、過酷な状況で仕事していると1日ゆっくりしただでは無理です

やはりそうなると
毎日の睡眠の積み重ねが重要です

繰り返しになりますが

〇 自分の睡眠時間を知って毎日確保する
〇 分割睡眠でも良いから【熟睡】できる環境を作る
〇 この平均睡眠を積み重ねていく

こうすると身体がだんだんと慣れてきます
自分は睡眠時間が短いと言っても【熟睡】できてるし
起きている間は脳も働くし体調も良いとなります

付け加えて言いますと

睡眠不足で毎日ボ~っとする時間が増えると
自分だけでなく周りにも迷惑をかけます
一人で仕事している場合でも仕事がはかどりません

挙句の果てに「うつ病」とかにもなり兼ねません

【熟睡】出来るように睡眠を見直しましょう

最後にまとめ

睡眠は健康管理で最も重要とも言えます

規則正しい生活は言うまででもありませんが
人生は思うようにいかない時の方が多く
寝不足も熟睡できない時も多いのが普通です

だからこそ尚更睡眠を意識しましょう
少しの工夫で【熟睡】のある生活ができます

仕事、睡眠・・・キチット分けて考えると良いかも知れませんね