後悔先に立たず

後悔は絶対するものだから後悔しない方法はありません。
後悔はしても良いと思うが思考停止にならないように注意。そのために
【後悔するときはいつなのか?】をじっくりと考えた方が絶対に良い
【人生は後悔で成り立つ】

消耗するだけの後悔は絶対にしては駄目

後悔=すでにしてしまった事(やってしまった事)についてあとから悔やむ

「後悔」=悔やんでいる様子であり気持ちですね

後悔先に立たずと言う言葉はまさに
やる前から後悔することはないということを定義付けていますね

しかし、よくあるような話で

例えば

28歳の時に尊敬する人から企業の話があり
「無理してでも今起業するべきだ!」
「起業したら全力で応援する!」と言われたにも関わらず

あの時お金もなかったし親にも反対されて借金する勇気もなかった・・・

「あの時に無理して起業していれば今はもっと裕福だったかもしれない」

こういうのが一番危険な後悔です

後悔と言うより想像の中で自分を悲劇の物語の主人公にしているようなもの

だって
実際に起業していないのに裕福になっていたかもしれないというのは
想像のなにものでもないですよね

その想像の話を「後悔してどうするの」ってことです

無理して起業して失敗したのなら後悔するのは分かりますが
失敗していない事を後悔するのはおかしな話です

この場合
その逆の発想で「あの時、無理して起業していなかったから今は少し貧しくても何とか仕事して毎日食べていける」
こちらの方がかなりポジティブな思考で今後まだまだ希望があります

想像や空想を後悔し始める人生の未来は怖いですよ

後悔は【なんでするのか?】

「運気が良くなりお金がたまる壺」
なんとなく胡散臭い「壺」だとわかっているのに・・・

「今買っておかないと必ず後悔することになりますよ・・・おくさん・・」

ドラマとかであるヤバイ言葉とも言えますが
実際に買ってホントに後悔したというのは実話でも多い話です

ヤバそうだとわかっているのになんで買うのか?
ここが重要な【ポイント】です

人間の欲でもあるのですが
大金持ちの人でもお金が貯まるとか儲かるというのは好きですね

お金に余裕がない人ほど騙される場合が多いですね
まあ、お金に余裕がない人にもいろいろあります

例えば

〇 毎月支払いで追われて、今の仕事だけではかなりきつい
何とかして収入を増やす方法はないかと焦っている

〇 あんまり稼げていないけど贅沢をしなければ、何とか生活は出来る
ただ、もう少し使えるお金が欲しい

〇 必要最低限のお金があればそれで十分
それより自分が楽しいことやって過ごせればそれでよい

など

あくまでもほんの一例ですが
余裕がない人の共通点は焦りと隙です

お金にしても仕事にしても時間にしても焦る気持ちに付け込まれたときに
判断を誤ります

先ほどの例では
おそらく最初の焦っている人が「壺」を買う、と思われがちがちですが
実は
少し使えるお金が欲しいとか
自分の好きな事だけやって過ごしたいとか言う人の方が「壺」を買います
それは
月々の生活費に困っている人は「壺」買うお金すらありません
それより
余裕はないけどどうにかすれば「壺」を買うお金は用意できる人は
「もう少し使えるお金が欲しい」
「好きな事だけしたい」
これらは欲のなにものでもありません

そういうのを「スケベ心」なんて言います
外には出しませんが
心では「何か金儲けはないか?」「旨い話はないか?」

心の中でそう考えているのは焦りでもあります
その焦りは本人もわかりません、だから「隙」ができます

そして判断を誤り「後悔」するパターンです

あくまでも「欲」は誰でもあるし良いことです
「欲をかいたら駄目」と言うことです

それでも人間は後悔する生き物です

少し話がそれた気もしますが

上記の例では騙されてしまうケースですが
少額なら「クソ~騙された!」ぐらいで済みますが
大金なら大ごとですよね

後悔も小さな後悔と言うと変な言い方ですが

〇 夕食のカルボナーラを作る手順を間違えてあんまり美味しくなかった
〇 1800円でお買い得だった洋服が翌日1600円になっていた
〇 テレビドラマの予約録画しておいたつもりが撮れていなかった
など

これらはとてもちっぽけな後悔をすることだと思います

小さな後悔だから大きな後悔もあります
大きな買い物と言われるもの


土地
投資
企業
大金が必要な場合と言うことですね
これらは
その人の経済力にもよりますが人生で幾度もないことです
その幾度もないことで判断を誤ると大きな後悔をします
つまり
大きな失敗の後の悔恨と言うやつです

ついでに書いておくと

結婚

恋愛ならば数多くても良いと思いますが

結婚も大概は人生で1度ですね

もちろん何度もする人がいます
バツイチ、バツニ、バツサン・・・
昔は「甲斐署があるから出来ること」なんて言っていましたが
結婚する時より離婚する時の方が体力もお金も使いますからね

出来ることなら離婚などしない方が良いです

結婚するとき固い愛の契りをするはずなんだけどね・・・

と言う私もバツイチで現在も独身ジジイだが
これから先も結婚する気もないしまあ相手もいないけど。。。

話を戻しますが
日常茶飯事的な後悔と人生で数回かも知れない後悔は
規模の大きさに違いはあれど根本的な原因は同じです

それは

焦りと隙ですね

その部分をもう少し深堀すると
例えば
新しいパソコンを買うときに
お金がないからとにかく安いものを買うと必ず後悔します

お金がないから安いものを買うのでなく
パソコンを使う目的から考えるべきです

インターネットに接続できてネットサーフィンやネットショッピングを楽しむ

絵を描くのが好きでパソコンを使ってデジタル画を描きたい

デザイナーをやっているからパソコンが必要

ボカロPとして創作音楽を作りたい

事務処理で必要

など

何をするかでスペックは変わってきます

それを踏まえたうえで
どんなパソコンが必要なのか?
目的がハッキリすればその目的に合った情報収集です

次に予算と照らし合わせます
今すぐ買える金額なのか?
今は無理だから節約してパソコン貯金をする
3か月先なのか1年先なのかハッキリします

仮に今すぐ買える金額でもどこで買うのか?
調べてセールしているところはないか?
同じようなスペックでも何が違うのか?
アフターサービスは充実しているのか?
など

つまり
しっかりと余裕をもって調べることができる
焦る気持ちで事を進めると妥協点が早くなります
それが「隙」と言っても良いと思います

日常の小さな出来事で即決も必要ですが
日々の情報収集や予習や予測や予防などで
小さな決断をするときでも適確な判断が出来るようになり失敗も少なくなる

ただし
それでも人は後悔するんです
それは
自分自信がが成長しているからです

スタート地点では「1」だったものが
「2、3、4・・・」とスキルも知恵も成長するのが人間です
つまり
後悔は一生するし、しても良いんです
ただ
先ほども書きましたが
ちっぽけな後悔は小さな失敗と同じで失敗するたびにそれが糧になり
成長していくために必要なことです

気をつけたいのは
出来ることなら大失敗=大後悔にならないようにしたいですね
人生は大概やり直しは出来るのですが
予測や予防で避けることができるなら避けましょう
それについては以前の記事で似たようなことを書いています

後悔する原因は自分自身にあったのです

後悔するときはいつなのか?は色んなシュチエーションがありますが
それらの原因は自分自身で作りだしていることが多いですね

焦りや隙と言うのは他人には分かりにくいことです
自分でも「焦ってなんていない・・・」と思っていても
不思議と焦りが隙になって表れるものなんです

スポーツとか見ているとありますよね

テニスの試合で
「サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップ」の場面
自分では焦りもないし「いつものようにサーブするだけ」
しかしダブルフォルト・・・
なんと逆転負け・・・そんなのありますよね
メンタルの問題などと言われますが
まさに
心のどこかで焦りが出てしまったということでしょう
それを鍛えるために「練習して場数を踏む」と言うことでもあるし
近年は「メンタルトレーニング」なども盛んに行われているようです

今回のテーマ「【後悔するときはいつ?】を考える方が得」をまとめると
後悔するときは
〇 小さな後悔は毎日ある
〇 お金、時間、仕事など余裕がない時
〇 大きな買い物で情報収集が甘い
〇 自分自身の知識、経験が浅い
これらはつまり
自分自身の焦りと隙から起こるべくして起こったこと

そう考えると
後悔しても何も改善されません
後悔してそのうえで反省して次の糧にする
これは当たりまえのことですが【重要】です
後悔だけして思考停止になっている人が多いからです
もう一度言います
後悔するのは当たり前、生きている証拠です
後悔はたくさんしても良いが一緒に反省もする
後悔して反省するから次に向かうことができる

極々当たり前のことではありますが
分かっていても出来ないことでもあります

人生は長いようで短いし
あんまりカチカチに自分で自分の首を絞めないことです
楽観的にそして、引き締める時は引き締めていきましょう

1 後悔はするものだと決めつける
2 後悔した時立ち止まらない
3 次に後悔する準備をする

最後にまとめ

親や兄弟、姉妹、親友や嫁・・・から

「後悔しないように!」
「後悔するなよ!」
「やる限りは悔いのないようにしろ!」
言われたり言ったりしますよね
これは
失敗しないようにしろと言う意味ではないですね
「やる限りは精一杯全力で一生懸命やりなさい」
そして
「自分で決めたことでしょ!」と言う意味合いが強いです

そこには
「もし失敗しても成功しなかっても後悔はするな!」
そのような意味もあるかと思います

キット自分自身が1番よくわかっていることだと思います