無限

「宇宙は無限だ」「無限の可能性」「無限の愛」
小説でもドラマでも歌詞でも日常会話でも
無限と言う言葉は使いますよね
最近は「無限料理」なんてのもあります
無限とは
限りが無いことを現す表現方法の言葉です
それ以上に説明するのは難しいですね
しかし
無限の考え方を深堀すれば無限料理も変わります
考え方で料理が無限に変えられるのです

無限と言う言葉を考えて見る

アインシュタインの名言に

無限なものが2つある。宇宙と人間と愚かさだ。
宇宙については断言できないがね

この言葉を見ると尚更わからない。

アリストテレスや数学者のゲオクル・カールトンなど
数多くの学者が思想、思索し続けて、今尚それは続いています

例えば
数を数え続けることは無限であるが
数え続けること自体が無理な行為であり無意味だ
っという人がいるが
素数であったり円周率などは無限に続く少数で構成されている
つまり
数学的概念には無限は必要である。と言う人もいる

っとまあ、
哲学者や数学者、倫理学者、自然科学者などにこの無限を語らせると
それこそ無限の答えと言うか考え方が存在するのかも知れません

私なりに少し難しく、そしてゆる~く考えると

数学的には無限大とか無限小とか
私の能力では理解できない部分が多いですね

少し哲学的には
無限は有限でないことです

書いて字の如くですが
有限は数とか量、程度に限りがあることです
じゃあ無限は
やはり数も量も程度も限りがないということになってしまいます
確かに限りない宇宙の果てのようなものなんですが
例えば
質問
ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、牛肉、鶏肉、豚肉その他一般的な調味料がある
(分量は考えずに大雑把に食材だけ)
どんな料理を作りますか?
答えは2通りに分かれます
全ての材料を使うのか?
好きな材料を使うのか?

全て使うという人は
カレーとかシチューとか牛肉、鶏肉、豚肉でミックスグリルとか
まあそれなりにいろいろメニューを書き出すでしょう。

 

好きな材料を使うという人は
牛肉メインでも鶏肉メインでも、全部混ぜても・・・
確実に思い浮かぶメニューになりますが
それも,かなりのメニュー数になるでしょう

考え方で
食材は有限であるけれどメニューは無限であるということです
つまり
生きてきた人生の時間内で食べたり見たりした料理は有限です
その有限のメニューの中から探すとそれは有限の料理です
しかし
材料の組み合わせとか味つけとかを変えれば
それは無限の料理になります

単なる思考の違いだけです

 

最近よく聞く無限料理とは

無限料理って最近と書きましたが
2016年の夏ごろからSNSで話題になったのがキッカケだと思います

無限ピーマン
無限キャベツ
無限キューリ
無限もやし
無限ツナ
無限なす
無限ニンジン
無限ネギ
無限トマト
無限白菜
無限サトウキビ
無限サラダ
無限おつま
無限鍋
など

ピーマンをきっかけにまさに無限です(笑)
無限レシピの本もありますよね

ここで言う無限はあくまでも
無限=とまらない、きりがない、永遠に食べられるぐらい・・・
無限と言う言葉をかなりアバウトな表現で使いましたよね
料理に限らず
冒頭でも書きましたが普段の会話でも何気に使います
つまり
「無限と言ってもいいぐらい」の
感情であり強い気持ちであり意思を伝える表現ですね

無限そのもの解釈は
今現代の学者たちでも難易度が高くて答えはありません
それを
現代人はいとも簡単に略語的な使い方で使いますね

そう考えると
このブログで無限を書こうと思った私はなに?
ふと自分が笑えてしましますが
あまりにも簡単に無限が独り歩きしているので調べて書こうとしたところ
無限のループに陥りました

無限と言う言葉は難しく考えない方が良い

私は気になる言葉とか熟語だとか調べたくなります

禅語や仏教用語などは調べればなるほどと思いますが
この無限についてはハッキリ言って難しすぎます
よって
あまり考えすぎずに軽く、ゆる~く使いましょう
大切な人、恋人にプロポーズするときなどは
ゆるくなりすぎては駄目ですが
逆に
あんまり無限の愛とか言うと惹かれるかもしれません(笑)

ちなみに無限の類似している意味としては
際限がない、底なし、天井知らず、永遠、永久、果てしないetc
ありますが
小説や詩を書くなら無限の意味として
遠回しに書いても良いですが
あんまり回りくどく言わずにやはり無限と言った方が良いかも知れませんね

それほど無限と言う言葉には
無限の可能性があるということです

ちなみに仏教でも無限と言う言葉はあるようですが

空間的にも時間的にも限りのないことで
仏の智慧・慈悲には限りがありませんので、無限と言うそうです

ポイント
仏教というのは
「まさにそれ自体尽きることのない無限の功徳である」
なんて聞いたことがあります
これは仏教用語の「無尽蔵」のことですね
その中で無限と言っているのですから
無限と言う言葉だけを考えすぎない方が賢明です

最後にまとめ

今回は無限の料理の事を書こうと思ったのですが
話がとんでもない方へ行きました
しかし
そのおかげで無限と言う言葉の恐ろしさを知りました(笑)
無限はどこまで行っても無限ですね