行き詰まる

人生において行き詰まるときは大なり小なりあります
行き詰まるときは大きな壁が出来たり落とし穴にはまったりしたときです
企画案件、アイデア、交渉事や人生(ライフプラン)もあります

ピンチはチャンスではないですが
行き詰まったらそれは次のプランを煮詰める時かもしれません

重要なことを4つに分けて考えて見ましょう

行き詰まる、煮詰まるを間違って使わないようにしましょう

先ず「行き詰まる」と「煮詰まる」を間違っている人がいます

〇 行き詰まる=結論が出ない状態
〇 煮詰まる=結論が出る状態

間違いの例として

「今日の会議では話が煮詰まってしまいまとまりませんでした」
???ですね
煮詰まったのなら結論がまとまったということです

正解は
「今日の会議では話が行き詰まりまとまりませんでした」

辞書では

煮詰まる
1 煮えて水分がなくなる。「汁が―・る」
2 討議・検討が十分になされて、結論が出る段階に近づく。「問題が―・ってきた」→生煮え
行き詰まる
1 行く手がさえぎられて先へ行けなくなる。行きどまりとなる。いきづまる。「突き当たりで道が―・る」
2 物事がうまく先へ進まなくなる。いきづまる。「経営が―・る」


引用元:goo辞書:煮詰まる

引用元:goo辞書: 行き詰まる

ここでは行き詰まると煮詰まるが
混同していないかを確認出来たら良いと思います

行き詰まるときと煮詰まったときのシチュエーションを考えましょう

最初に
煮込み料理などで汁気がなくなるまで煮詰める
出汁にとろみが出るまで煮詰めるetc
この煮詰めるは今回は置いときます

「仕事で企画の最終段階で行き詰まった」
こういうのは普通によくある事柄ですが
この場合
何で行き詰まったのかを検証する必要がありますね
例えば
「回転寿司店の経営が最近じり貧で来年度の黒字化計画」
その中身の「企画案に寿司以外の料理で店舗展開」
と言う企画が進められることになったとしましょう

寿司以外だからハンバーガーとかステーキとか
その他のファストフードの案はたくさんでてくるでしょう
仮に(ザックリですが)
ハンバーガーで勝負しようという結論に至った場合
寿司屋なのに何故ハンバーガー?
バンズは寿司屋だから酢飯で作ることができるのか?
寿司屋だから肉でなく魚なのか?
ハンバーガーと言うネーミングはどうするのか?
etc
1年計画で数多くの試作品や検証もして
最終段階で採算がとれるのか?
肝心要の黒字計画の重要な部分で行き詰まった・・・

ちょっと長くなりましたが

全て最初からの詰めが甘かったということです
つまり
一番重要な黒字計画で
何故コストの議題をもっと徹底的に議論しなかったのか?
要は
寿司以外でなくても黒字になることが大事です
新しいことに挑戦することは重要ですが
先ずは黒字化ですからコスト削減とか人件費削減・・・
企業なら当たり前のことですが
それらをやりつくしても足りないから新しい収益源が必要です
そのうえで予算案が煮詰まるはずですね
予算がきちんと煮詰まって
その中での企画の議論が正しく行われれば
最終段階で採算が取れる取れないで行き詰まることはない

会社での計画が行き詰まる例をあくまでも大雑把に書きましたが
大概、最初から詰めが甘いということが多いのです

今回最も言いたいことをこれから書きます

 

自分の人生(ライフプラン)で行き詰まらないようにするための方法

important

意識する重要な4点

1 予測
2 管理改善
3 思い切り
4 続ける

これを覚えておいてください

人生、つまり生まれてから死ぬまでの人生です
人生の長い短いは「運」について書いていますから
過去記事をリンクしておきます

ライフプランはノープランって人もいるとは思いますが
なんとなくでも
年代、年齢と共に変化しながらライフプランは考えるものです

進学、就職、結婚、子育て、老後と局面は変わりますが
目的を果たすための目標もライフプランだとして
すんなりと目標をこなせることも少ないですね

例えば
筆者である私は数多くの失敗はありますが
その中で
50歳で脳梗塞を患う
3か月入院してその後リハビリ
1年間失業保険で過ごす(障害者雇用の場合1年)
結局ハローワークでは仕事は見つからず路頭に迷う
PCのスキルをアップしてブログを書き始める
アフェリエイトなども兼ねて見事に1年で失脚
再度ブログの書き方を学ぶためにライティングの仕事に挑戦
その時収入はほとんどなかったが記事を書くことを学べた
そして再びサイト構築をやり直しブログを書き始めて収入に結びつける
現在進行形でブログ以外にもPCで出来ることを学びながらスキルアップ中
(※もともと調理師でそれ以外の仕事はしたことがないのと
後遺症で立ち仕事はできない、徒歩以外の交通手段はないなど
PCを利用した仕事以外にできることがない状況であるのも事実)
今は生活できるだけの状況にはなっている

ザックリと私のどうでも良い経験を書きましたが
ライフプランの行き詰まりは突然やってきます

では先ほどの

1 予測です
これは人生いつどこで何が起きるかわかりません
予測=備え

「もし、万が一」を意識してその対処をあらかじめしておく
大きな病気になったとき保険金は重要です
実は私は30年前に車にひかれて重傷を負いました
その時は結婚して間もなく子供も3歳で
仕事も安定していたから保険も普通に掛けていましたから
痛い目にはあいましたが保険金などで救われました
しかし
50歳の時の脳梗塞は
離婚して15年後で一人暮らし
ある意味自由気ままに生活していました
勿論仕事はちゃんとしていましたが
保険は掛け金も最低の3500円ほどで入院費が一日5000円、最高90日の保険でした
この金額では大病したとき全く足りません

備えと言うのは保険だけではありません
今の仕事が出来なくなった時にどうするか?
私は調理師と言う職人で
料理は作れても文章を書くなんてできませんでした
現役時代に調理師をやめなければならないとは考えなかったからです

たいていの人は今の仕事以外はあまり考えないと思います
特に長年同じ仕事をやってきた人に言えます

保険以外にできることは貯金ですね
これはできるだけ早い時期からコツコツ貯めておくと
人生後半で何かあったとき必ず役に立ちます
不運なこと以外にも役に立ちます
私の予測の失敗は自由気ままに生活をし始めたことにあります

2 管理改善
大病後、健康管理は必ず意識し始めます
そして今までとは違った生活習慣になります
これが改善なのですが
もし病気になる前から、健康管理していれば
大病は防げたのかもしれません
予測の備えにも繋がりますが
管理=常に改善を意識することです
ライフプランで健康管理が最も重要かもしれませんね
できることなら健康診断や人間ドックは必要です

3 思い切り
思い切り=覚悟
この覚悟の意味は過去記事をリンクしておきます

病後私は外での肉体労働は不可となりました
それならばと
家で出来る事をあれこれ考えた結果が今に至っているわけでですが
病後すぐは覚悟、思い切りが無かったと思います
いつも何で脳梗塞になったんだろう?
何とか調理の仕事はできないものか?
そんなことばかり考えていました
つまり
現状を素直に受け入れることができなかったのです
仕方なくPCに向かってなんとなくブログなど書き始めたので
それが収入に結びつくはずはありません
思い切りとは
その時の状況を把握して覚悟を決めて挑むことです
実はダラダラとブログを書いていて収入にならないから
「これでは駄目だ」と思い
自分なりに思い切って「よしやるぞ!」となったのですが
その意欲は「本当の意味での覚悟でなかった」と言うことです
大概は覚悟決めるとか言っていますが失敗もします
それで別に問題はありません
失敗してそれを糧に次また覚悟を決めてやれば良いと思います
その繰り返しです

それにつながるのが

4 続ける

続ける=継続ですね

誰しもが言う言葉で「諦めたら終わり」
この言葉は全くその通りです
調理師であった私が畑違いのブログを書く仕事
最初はできるわけがありません失敗もします
しかし
他にやる事がなく覚悟を決めて始めたならそれをやり続けるだけです
私の場合は本当にやめたら死ぬときですから
切羽詰まったものもでもありますが
何事もやり続けることが絶対に必要です

1 予測
2 管理改善
3 思い切り
4 続ける

まとめると

1 予測は
「もしも、万が一」の意識を持ち
保険などの備え貯蓄は絶対に必要

2 管理改善は
日々の生活習慣をより良いものへと改善していく
食生活やトレーニングの自己管理も大事だが健康診断や人間ドックは必要

3思い切り
何かあったときに覚悟を決めて思い切って実行できるように
常に状況を意識して把握する
惰性で過ごすと突発的な状況に対応できない

4 続ける
これだと決めてやり始めたらとにかく続けること
3か月、半年、1年では結果は出ないものが多い
やり続けて3年目からようやく結果が出始めることもある
事実私は5年かかっています(ちょっとかかりすぎw)
とにかく諦めずにやり続けることです

意識する4つの重要なことは全部が繋がっている

1、2、3、4、と書きましたが
順番はありません
つまり
この4つはセットだと考えましょう
1つ抜け落ちても駄目です

備えがあるから時間の余裕ができて
何かを始める時にじっくり煮詰めて覚悟を決めて行動でき継続できる

人生、焦りは禁物です
焦ると行き詰まります
それはじっくりとやる事を煮詰めてないからです
これからやる事、覚悟を決めてやることは煮詰めてからやるべきです
それには
お金なのか?時間なのか?健康なのか?継続なのか?
これを考えると全部必要ですね
極々当たり前のことなのですが
大概わかっているつもりでも失敗してから気づきます
それが普通と言うか今の現状が色々あってもまあまあ生活できているからです

何もない時と言うと語弊がありますが
少しの時間を作って
じっくりとライフプランを考えると良いと思います
パートナーがいるならお互いのために話あっておくのも良いですね

昨今、ニュースや情報で
不安な事柄も多く耳にしますね
考えすぎない程度に不安になりすぎない程度に
意識するべきところは意識していきましょう

最後にまとめ

若い時も年寄りになっても
行き詰まるときは必ずあります
その時にどのように対処するか?
人それぞれの考え方はあると思いますが
自分なりの考えを煮詰めておく必要はありそうです