自己満足する生き方【悪くない】ただ「独りよがり」は【ディスられる】

【自己満足は悪くない】自分が満足して余韻に浸っているときは気持ち良い
自己満足も誰かを傷つけたり単なる独りよがりになると、それは良くない
SNSなどで「どうだイイだろう」的なことをひけらかすと、それはディスられる
【自己満足は悪いことでないのに、自己満足を拡散すると悪くなる】

自己満足しがちなこと

「自己満足」は心理学の用語でもあるが「なぜ心理学用語？」だろう・・・
自己＝が心理学用語だからですね

自己満足を自分満足に変えれば、ただ自分が満足しているだけの話です

自己について多くの研究がなされているが分かりやすい例として
「自己は心的構造の上部構造で『意識』に近いものとされています
意識は幼少期からだんだんと育っていくものであり
感情（feeling)情動（emotion)などから構成されていますね
もう少し言いますと
自己＝意識であるなら
意識は誰もが「考えなくても持っているもの」です
そして意識は自分自身が主観的に感じるものだから
自分とは全く違う他人の自己（意識）は分からない。ということです

このことを踏まえた上で自己満足を考えます

例えば
サッカーの試合で10番の選手が「今日は完璧なパス、完璧なアシストが出来た」
「自分としては気分よくプレーできた」
しかし
その試合は負けていたとしたら・・・
普通に応援している観客からしてみれば10番の選手の自己満足でしかない

会社の営業部で「今月は自分のノルマは達成できたからOK」
しかし
営業部としての目標は達成できていない・・・
部長としては「自己満足せずにもっと成績上げろ」となります

自己満足は「結果」で左右されます
すなわちスポーツなら「勝利」会社なら「成績アップ」
これらが伴うと自己満足が肯定されます

そう考えると不思議なことですよね
「自己満足しているのに周りからは否定される」

周りのために貢献してこそ自己満足は許されるということになります

これは自己満足の対義として社会的満足という別の満足感があるからです

社会的満足は
皆と同じでありたいとか仲間意識を持ちたいという「集団に溶け込む」という
欲求の満足感です

そして
どちらかというと社会的満足という言葉はあんまり使われない
つまり
社会的満足は当たり前のこと「常識だ」となっている部分もあります
反面
自己満足は「自己満足」という言葉そのものが否定される言葉になりがちです
【自己満足は独りよがり】みたいな使われ方になってきています
独りよがりは
「他人の意見も聞かずに自分で勝手に思い込むことです」

本来
自己満足そのものは決して悪いことではないですね