ケチ

節約はこれからの世の中で重要なワードである
昔から使われる言葉で「何を節約するのか?」であるが
個人でも会社でも節約は必要であるしやらなければならない時代でもある
ただ
「節約するとケチだ」とか
「ケチな人間と言われたくない」とか
節約そのものの意味もケチの意味も間違えていないか?
正しく理解して正しく節約と正しくケチを考えてみる

節約してケチと言われないために言葉の意味を理解しよう

ケチは「怪事けじ」がなまってケチになったと言われています
ケチは粗末で貧弱で卑しいなどの意味でも使いますね
ケチにはあまり良い印象がなく
不吉な意味の怪事からということもあり
文句を言われたとか反論されたとかコケにされたときに
「ケチをつけられた」「ケチが付いた」とか言いますね
「俺が言うことにケチつけんな」的な使い方もします
ケチるは現代風の言い方だと思います(もしかしたら関西風かも)

つまり節約するためにケチることはあり得ないということになります

大金持ちで一般庶民とお金の感覚が一桁も二桁も違う人はいます
そういう人たりがケチであるかどうかはわかりませんが
「ケチだから金持ちになれた」とか「金持ちの割にはケチだ」とか
妙な言われ方されるお金持ちもいますw

生まれ育ちが貧困で
子供のころからお金の苦労を知っていて
何とか大人になったらお金持ちになりたいと
一生懸命勉強して働いて1からコツコツ積み上げて
お金もちと呼ばれるようになる人と
生まれた時からなんの不自由なく欲しいものが与えられ
さほど勉強もせずさほど働きもせず
親の資産を受け継いでお金持ちの人もいます

これは
どちらが凄い人で素晴らしい人で人格者であるとか言う話でなく
どちらもお金持ちなんです

お金持ちである以上、低所得の人より税金も多く払い
消費金額も多いはずであるということは国にとっては良い人ですね

で、言いたいことは
お金もちでありながらもケチと言われる人は
苦労してお金持ちになった人に多く見られます

そこには、お金というものの大切さであるとか
お金を稼ぐことのノウハウのプロセスの大切さであるとか
一円たりともお金は無駄にしてはいけないとかの
お金に対する理念と役割と怖さを知っているからだと思います

生まれながらにお金持ちの人でも
親の教育の仕方や周りの環境や
最終的には自分自身のお金に対する考え方で
お金を大切に上手に運用している人も多くいます

最悪なのは
金の力で何事も自分のものにしようとする輩ですね
こういう人たちは将来的に何もかもなくして
人生終わるパターンであるのが物語としては正常です

そこで
お金持ちでケチは当たり前だと思った方がよいですね
お金持ちの人ほどムダ金は一切出しません
しかし
先見の明がしっかりしているものには惜しみなくお金を使います
また社会貢献ということでも
お金はただしく使えば返ってくることを知っています

ここで節約という言葉がでてきますが
お金持ちほど節約しています
水道光熱費がありますが
水道、電気、ガスを使えば料金がかかります
必要な水道高熱は必要だからその料金を払ってもそれに見合う利益がでます
不必要な水道高熱はお金をどぶに捨てているのと同じであるという考えです

会社経営のトップの考えはきっと当たり前のことだと思います
水道光熱費以外の経費についても節約できるところは徹底的に節約するでしょう

これは
会社経営だけの話ではありません
普段の生活でも
家に帰ったら水道も電気もガスも使います
要は身の丈に合った生活のなかでいろいろ工夫するのが節約です
低所得者は特に感じる部分かもしれませんね

ある程度収入があっても
何も考えずに使い放題をしたらいずれは破産します
収入に見合った生活の中でそれなりに節約しているはずです

考えてみれば
電気製品を売る側も高額商品なのにエコ製品を謳っているものがほとんどです
ライフサイクルコストを考えれば高額商品でも快適で安くつく
高収入の人でも同じ考えで購入する人は多いはずです

ケチで節約していることは自信を持てることです

ケチと節約の意味はさほど難しいことでもないし
ケチと節約は根本的に違うということです

もう少し言い方を変えると
ケチと節約を同時に使うから誤解が生まれるのかもしれませんw

節約することはケチ臭いことをしているのでなく
節約は生きる過程で当たり前のことです

ケチと言われてもそれはケチの価値を知っているからで
ケチと言われたくないために不必要なことそすると
挙句の果てケチからアホなやつとか馬鹿呼ばわれされてカモにされますw

節約とケチを自信をもって行動に変えることです

少しシチュエーションも考えてみましょう

さほど収入も多くないけどまあ生活できている人は
衣食住の中で何を一番節約するでしょうか?
っと聞かれても、その人の思考、嗜好ですから
例えば
食べることだけは健康も考えて
贅沢は出来ないけれど工夫して安い食材で栄養重視の人で
着るものや家電にはあまりお金をかけない人
例えば
食はとにかく食べればよい
お湯を沸かすのもお金がかかるからできるだけ調理せず
とにかく安くてすぐ食べれるもので過ごして
ゲームだけはにはお金をかけるという人
例えば
とにかくコスメや衣装にはお金をかけて
自分の好きな服、宝飾品、お洒落だけはしたい
その代わり住まいや食事にはお金をかけない
など

趣味趣向や生きがいでそれぞれ違いますが
何かを節約していることには違いありません

そこには一番の趣味嗜好のために
もしくは自分自身のスキルの向上のために工夫しているとも言えます
この場合
本人がそれでよいのですから
他人がとやかく言うことはありませんし問題も少ないと思います

では
恋人同士の場合で考えます
二人ともそんなにたくさんお金もないし
将来のために節約して二人でで頑張ろうという平和的な設定ですw

しかし
お互い記念日とか誕生日とかはちょっと贅沢したい的な考えはだれしもあります
お互いきっと目に見えないところで涙ぐましい節約をするでしょう
きっとケチな自分がいます
でも
記念日にはお互いが今できる限り精一杯のその時の贅沢をしたり
相手を喜ばせたときの感動とか嬉しさは
頑張ってケチになって節約した甲斐があったと思う瞬間です

ここで
ケチと節約に付加価値が付きましたね

キットこのカップルは感動的な結婚をして
素敵な家庭を築いていくと思います

ケチ、節約の重要性がわかるとき

人生は順風満帆な人も入れば挫折を繰り返す人もいます
良い人生だったと言って終わる人もいれば
何も良くなかったと言って終わる人もいます

こればかりは
本人でしかわかりません
端の人が見かけだけで言うことではないという気もします

ただ
たいてい人生は山あり谷ありなのが一般的です
そこで
ケチと節約の価値に気づくことができるかどうかです
子供のころから環境のせいもあり
天才的で世間からもちやほやされて成人したころには
収入も半端なくあり全てが人生のステージは上位のラインを走っていたのに
世間知らずで知識もなく騙されて金持ちから借金地獄へ落ちるパターンは
テレビなどでよく聞く話です
最終的には這い上がって人生やり直すことができた人です
やり直せなかった人はテレビでこういう話はできませんからねw

問題は
奈落に落ちるとき落ちたときです
「気づき」ができた人は
その後1からコツコツと
ケチと節約の過程を経てやり直せます
「気づき」ができなかった人は終わります

生まれながらにして
ケチで節約の教育を受けてきた人は
派手でなくとも堅実な人生を送る人が多いですね

しかし
それでも若気の至りでちょっと魔が差すこともあります
ついつい小銭がたまってくると勘違いして
身の丈以上の事をやりたくなりがちですw
たいてい失敗してまたやり直せるのですがね
それは
子供のころからしっかりと教育されているからですね

もし子供のころにケチと節約の教育を受けていなくとも
ある程度人生を歩んだ時に学んでできるだけ早く気づくことです

今は情報社会であるし
知識も身に着けやすくなっています
ただし
スキルを磨くにもお金がかかる時代でもあります
また全てにおいて技術は進歩しています
そのすべてについていくのは難しいですが
普通の生活にも自然と今の進歩した製品が入ってきます
それを維持するにはお金が必要になっている時代です
そういう意味では
必然的にどこかで節約しないとダメな時代なんです

ケチる時はケチって節約してお金を貯める時は貯めて
それから
使うときはケチらずに使うということです

以前書いた「安物買いの銭失い、価値を見れば解消できる」参照してください

ケチと節約を理解できれば心にゆとりが持てますよ

これからの人生ケチと節約を有効利用しましょう

最後にまとめ

ケチの度合いとか節約の度合いを一度確かめるのもいいかもしれません

自分自身ケチな部分はどんなところなんだろうか?
今現在節約しているのは何か?
またそれは何のために節約しているのか?

時間があるときに具体的に書き出してみると良いですね
本当に意味あるケチでいるのか
全くケチなことはしていないのは今後のために良いのか?
もう少し節約しないと駄目だとか
節約のやり方を変えて効率よく精神的にも気楽にできる方法はないか?
たくさんの課題は出てくると思います

会社でも節約だの節制だの言われて
自分自身の事でケチ臭く節約の事など考えたくないかもしれませんが
見方を変えて考えてみるとそれが楽しく
後々必ず「あの時無駄使いせずケチって節約して良かった」
そう思うときが来ると思いますよ