おんがえし

恩返しと聞けば「鶴の恩返し」の話を思いだします

良い事をすれば良い事が自分にも返ってくる話ですね
実は「覗いてはいけない」という約束を守れない愚かさの話でもあるとかw

その人間心理の裏のような事ではなく
「鶴の恩返し」の話の素直な部分が重要ですね

素直な気持ちで恩返しを考えて見たいと思います

嫌な事を忘れるついでに恩も忘れていないか?

ことわざに
「雨晴れて傘を忘れる」

聞いたことあるようでないような

直訳だと雨降りの日に傘をさして
帰りは雨が上がって晴れたから傘を忘れる
そのままですが
これの例えの意味は
苦しい時を乗り越えるときに受けた恩を
今となっては忘れている

悲しいことや辛いことはある程度忘れても良いが
その時に受けた恩、すなわち感謝しなくてはいけないことです
それは絶対に忘れてはならないってことです

これを人に言うと
「そんなこと当たり前だし忘れないよ!」
大抵はそうなります

そうですよね
苦しい時にお世話になったり恩を受けたのなら
それはいつまでも忘れることはないでしょう

たまに
「誰の力も借りずに自分の一人だけの力でやってきた」
そういう人もいますが、そういう人は論外です

生まれてある程度成長するまでは
親であったり、そうでないとしても誰かのお世話になっています

ここで言いたのは
恩を忘れることはないとしても
それをずっと心の奥にしまい込んでいてはいないか?

密かに温めてしまっておくのも悪くはないですが
どうせなら日々の活力に活かしましょう

「今があるのはあの時の力があったからだ」

「一緒に力を貸してくれた人のお陰だ」

そう言った感謝の念は伝えていきましょう

今苦しんでいる人であるとか若い子達に伝承するのが良い方法です

誰かからの恩は必ず悪いことではないからです

今の自分がどうであれ過去の良い事を伝えると
それがまた自分に返ってきます

 

見返りを求めるのでなく自然と返ってくるのです

逆に悪いことを言うと
それも悪いこととして自分に返ってきますね

昨日のブログでも書きましたが

恩返しでも同じことです
まあ、恩を受けた人の事を悪く言う人はいませんが
「恩を仇で返す」なんて言葉もありますから
今の自分の状況がもしあんまり良くなかったとしたら
尚更、恩を受けた時のことを思いだして
出来る範囲で良いから発信しましょう

先ずは自分の潜在意識に言い聞かせることで
今の状況も乗り越えられるようになります

他人に伝えたり言うことはお金もかかりません
無理に遠くまで行かなくてもSNSとかでもイイ
一言でもイインデス

一言で伝えられないかもしれないですが
整理してまとめて感謝の意を発信することで
徐々に潜在意識が良い働きをしてくれるのです

人から受けた恩、感謝の意を伝えることは何倍もの力があります
それは不思議ですが間違いなのです

最後にまとめ

恩を受けたのは分かっているけれど
遠い昔の話でもうその人はいなくなったなあ~
「恩返しを出来ないまま逝ってしまった、心残りだ」

そんなもんですよ人生は・・・

生きている間に本人には「ありがとう」と言えなかったけどね

ただ
その恩を忘れないことが一番の恩返しです