行動

朝起きて仕事へ行ったり、休日を楽しんだりするのは当たり前の行動です
なのに「新しいことを始める時」なかなか行動に移せない時があります
とてもシンプルな心理状況です
人生を生きて経験豊富になれば行動に移せないことも多くなります

行動に移せない時の対処方法は【行動できるまで考える?】

行動に移せないと「迷いすぎ」だとか「決断力がない」とか言われますが
行動して取り返しのつかない事になるなら行動しない方がよいに決まってます
行動に移すときは慎重に考えるべき。ただし【やりたいことが決まったとき】
闇雲に行動しても悪循環するだけです
 

行動と言っても新しく「始める時の行動」の事を考えていこうと思います

新しく事を始める時
趣味程度のものなのか?
人生を左右するような結構大きな出来事なのか?

普通は「始める時の覚悟の重さ」のようなもので分かれます
しかし
実はどちらも覚悟は同じです

始める=決断して決めるのですから覚悟が出来ているはず

「定年したし以前から決めていたギターを本格的に始める」
これも覚悟していたことで「楽しみの一つになります」

「今の会社を辞めて独立して新事業を始める」
これも計画して決断するのですから覚悟して始めるはずです
しかし
後者の場合、自信はあるはずですが不安も大きいですね
その不安とは
「失敗したらどうしよう」が最大の不安かも知れません

自分の過去を振り返ったときに
ある程度予定通りで、まあまあ人生設計も構築できた人は
次へのステップとして実績と経験を活かして
計画も立てて抜かりなく進めるでしょう
しかし
過去に大きな転機を迎えたときにつまずいた人や失敗した人は
おそらく
行動に移せなくなる率は上がります

単純なことですね

過去の失敗は自分の人生の大きな経験です

「同じ失敗を繰り返さないように失敗を糧に次へ進む」となるはずですが
なかなかそうはいかないのが現実です

トラウマではありませんが
失敗した後の生計が悲惨であればあるほど怖いですね

私も経験しています

ではそのトラウマから克服するにはどうするか?

キッカケは突然やってくるからある意味「成り行きで仕方ない」

ビジネス書などに書かれているような教科書のような答えだと
「失敗は成功のもとであり、何度失敗してもあきらめない」
「過去の失敗があるから今があり、次へ進むための必要なことだった」
「失敗を活かして次の目標を立てて綿密な計画を立てる」
など
誰もが無責任な当たり前のことを言います
しかし
他人が言うことは自分の事でなく他人に言うのですから無責任なのです

最終的には自分自身の責任で次へ進むか止めるかを決めるしかありません

私の経験は
元中華料理の職人で30歳で商売を始めて5年で店を潰しました
お金の問題で離婚もして家も失い借金が残りました
その後外食産業に努めて借金を返し終えたところで、小脳梗塞で倒れました
リハビリで何とか一人で生活は出来ていますが肉体労働が出来ずに
今はブログなどを書いて在宅でフリーで仕事をしています

この経験談を読んでどう思いますか?

私は「世の中にある極々普通の事、生きてるだけまし」
自分で言うのも変ですが「特によくある経験談で得るものも少ないです」

つまり
成り行き上、今は料理関係の仕事でなくブログなどを書く人になっただけです

決して料理を作ることが嫌いになったわけでないし
ブログを書いたりすることで生計を立てる計画ではなかったのです
しかし
行動に移さなければ今頃、のたれ死んでます

ここでのポイント
【行動に移すときはキッカケがある】

目的と目標が決めて次の新しいことだけを考える

私の経験は「行動は移せないでなく、移さなければならない」
そういう事でしたね

では
「今の会社を辞めて独立して起業する時のきっかけは何?」

この場合
ある程度の資本金や目的と目標のプランニングは出来ているはずです
重要なのは
「なんで独立して起業するのか」ですね

今の会社が嫌なら何で嫌なのか?
例えば拘束時間が長い割には所得が低い
上司の言われるがままの仕事に魅力を感じなくなった
自分の力を試したい
など
理由は様々ですがキットあります

その理由さえ決まっているなら問題ないですね

後はプランが「これなら大丈夫」と自分で判断できれば行動に移すだけです

目的も目標もあやふやでプランもどんぶり勘定的ならまだ早いです

会社を辞めるキッカケも
「単なる嫌、上司が嫌い」とかだったら
次の行動に移してもまた嫌だとか止めたとなります

ここでもポイントは
「次の行動に移すときのキッカケと目的、目標を確かめる」

過去に失敗して経験が邪魔をしていると思ったら

過去にも同じようなことがあり失敗してしまった人は
次に同じような動機で同じようなプランで行動を移すとまた失敗します

当たり前のことですが
過去の失敗はトラウマにしないで糧にするしかないですね

ここで重要なのは「過去の失敗をなぜしたのか?」

ほとんどの失敗の原因は自分自身の手腕不足だと思いましょう
確かに
「その時の世界経済状況の流れに乗れなかった」とか
「大企業が倒産してそのあおりで失敗した」のもあるかもしれません
しかし
それらは失敗の引き金になったかもしれませんが原因ではありません
「自分自身の力不足だった」と考えなければなりません
それは
失敗の原因を「いつも誰かのせいにしたり自分は悪くない」と思っている人は
成長しないし次何かをやってもまた失敗します

ここでのポイントは
【過去の失敗は自分自身の中にあり、その部分を成長させて改善】

「先手必勝」「悪戦苦闘」「有言実行」

行動に移せない時
「先手必勝」「悪戦苦闘」「有言実行」に置き換えてみてください

先手必勝
人より先に行動すれば必ず優位に立てる

悪戦苦闘
死にもの狂いの苦しい戦い、困難な状況の中で苦しみながら努力すること

有言実行
言ったことは必ず実行する口に出してから実際に行動する

過去の失敗で
人より先に行動できていたか?
苦しい時に必死で努力したか?
やると言ったのに本当に行動に移したか?

意外とこのことが出来ていなくて失敗した場合が多いです

冒頭でも書きましたが
誰もが言っていることで
「失敗は成功の元、失敗から学ぶ」です
失敗して終わった時点でこの先の成長はありません

大きな失敗も小さな失敗も結論は「失敗」です

では次に失敗しないようにしようと学びます
その学びをするしないかだけです

ここでもポイント
【失敗から学んで次の行動に移す力をつける】

最後にまとめ

これからの時代に向けて書いてみました
自分自身への戒めでもあるのですが
この記事を読んでいただいた人が
もし今「どうしようか?」悩んでいるのなら参考になれば幸いです

全ては自分自身の決断です