腹八分目

ことわざに腹八分目があります。正確には腹八分目に医者いらずですね。
お腹いっぱい満腹に食べない方が健康を保つことができるという意味ですね。
暴飲暴食を戒める言葉です。今日のキーワードは80%です

今,あなたは腹八分目で満足できていますか?食事じゃないよ

理想を高く持ちすぎるな!って話

子供の頃の夢で,どんな仕事をしたかったか?

職業選択なら,消防隊員,パイロット,美容師など
様々ですが,すでに達成している人は多いはずです
子供の頃のどんな仕事をしたかったのか?の部分は
すでに叶っているわけですが
その先の
今の仕事に満足していますか?
そう聞くと,おそらく100%満足している人はごく少数だと思いますね

さらに質問を追加して
今の仕事も含めて幸福感は何パーセントですか?
と聞くと
50%に満たない人が多いと思います

もちろん何をもって幸福か?は人様々ですから
一概にひっくるめて漠然と幸せですか?
と聞くのはナンセンスかもしれません

ここで言いたいことは
生き方や今やっていることのプロセスの量の話でなく
今現在の結果の話です

これは年齢で変わるかもしれませんが
私が思うのは
20代の人も60代の人も100%満足できている人はいないということです

仮に
今,僕は仕事も充実していて家庭も幸せで満ち溢れている
という人がいるかもしれませんが

人生は何が起こるかわかりません
災害もあれば事故もある
明日の事は分からないということです

そう考えると
100%幸せだと言い切るのは無理があります

つまり
結果として80%ぐらいが上出来だということです

部下に100%の仕事を求めても
80%できていれば上出来だと褒めるべきです

完璧な人間はいません

失敗もあるのが人生です

総合的に80%ぐらいの満足感を得ることができれば最高だということです

野球の選手に例えるとわかりやすいですね
一年間の成績が8割8分8厘の選手なんていません
良くて3割超えていれば合格点を超えています

腹八分目に食べる習慣を身につければ
どんな時でも美味しいものが目の前に出されれば
食べることができます

これが常に満腹状態だと
どんなに高級で美味しい食べ物でも食べることはできないですね

人生も
今もこれから先も結果は80%ぐらいで満足すると
小さな喜びがメッチャ大きな喜びになります

常に100%を求めたら
どんなに嬉しいことも喜びも
それに満足できなくなってしまいます

完璧な100%に満たない20%の部分の伸びしろというか
余禄の部分があるから人生楽しいとも思います

最後にまとめ

自分の体力や精神力に合わせて
今,目標に向かって
100%またはそれ以上で全力投球は悪くないが
それで結果が80%だっととしても合格だと思う意識改革です

今の結果が何日後何年後かはわからないけど
総合的な結果は80%で十分じゃないですか

今を一生懸命全力投球して80%ならそれ以上を求めても無駄です

但し
目標を決めて一生懸命取り組まないと結果は目に見えています

人生腹八分目で満足して今の結果が80%ならば
新たな目標に向けてさらに頑張ることができるのではないでしょうか