可もなく不可もなし

それは
物事の良し悪しを最初から決めてはいけない
というのが本来の意味です

普段の使い方で可もなく不可もなしの本当の意味

特によくもなく悪くもない
そのような意味ですね
もともとは
あれはよい,これはだめ。と自分の判断で決めつけずに
何事もまっさらな
中道の状態で向き合うことを示しています
苦しいことも楽しいことも
良いこともないし悪いこともない
はじめから何も決めないというのが本来の意味のようです

偏った考えを捨てて
前進するのも
立ち止まるのも
退くのも
自由自在にやれば良い

年齢的に無理だとか
スキルが無いから無理だとか
最初からできないと決めつけていることが多い

その決めつけから
まずは自由になることで
自分自身の可能性がもっと広がるということです

 

つまり
今すぐに決断を急がないこととも言えますね
ゆっくり考えてから決めればよい時もあります

決めつける時は何か焦っているときかもしれませんよ

 

その焦りが
判断を鈍らせてしまうことはあります

例えば
ノートパソコンを買うと決めたときに
特売で期間限定で20%オフの言葉につられて
まあまあ,自分が欲しかったスペックだし
一年前の型落ちだけど
予定金額より5万円もやすい
今買わないと期間限定だから損する
なんて思って買ってしまった

そして期間限定が済んだ頃に
他のサイトを見たら
焦って買ったものより最新の物で
スペックもワンランク上のものが
予定金額より2万円安く売っている

この時
5万円安く買ったのにメッチャ損した気分になりますよね

差額は3万円なのに
それ以上損した気分になります

ここで最も重要な部分は
ノートパソコンを買うと決めたときに
時間の余裕を持つことができたかどうかですよね
決めたからすぐに欲しい気持ちは分かりますが
高額な買い物だけに時間の余裕もって
もっと下調べをしておくことが大事でした

一概に言えませんが
期間限定とかは
だいたい次の製品が出る前に
安売りが始まったり
人気があんまりないから在庫処分するときが多いです

 

そこに焦る気持ちがあれば
ツイツイ早く買わないと損だという心理が働きます

この焦りが損に繋がると
精神的なショックも大きくなりますよね

 

ノートパソコンという
物で考えましたが

人と人のコミュニケーションの部分でも
先ずは繋がりが持てたら
時間をかけてじっくりと話をして
自分なりに判断して
これからの付き合い方を考えれば良いのに

とてもスキルが高らしい
多くの人が凄い人だと言っている
見たいな漠然な情報だけで
近づきたいだけの気持ちでは
本当のコミュニケーションは取れませんね

自分で確かめないと
もしかしたらよくない人かもしれません
そして結局騙されたみたいなことになった
というのは事実あります

ポイント
可もなく不可もなしは
普段使いの
特によくもなく悪くもない
で良いのですが
その奥の深い部分に
じっくりと見極めて
何事も決めつけないこと
そういう意味があることを忘れてはならない

最後にまとめ

可もなく不可もなし
から
人は焦ると良くないよって話になりましたが

物を買う時
他人を見る時に
自分のフィルターをかけた目で見て
勝手に決めつけていませんか?
ということです

それと他人のあやふやな情報に自分が勝手に
そうだと決めつけていませんか?
ってことです

自分で確かめて自分で納得してから決めると
それは
可もなく不可もなし
と言われることはありません

自信をもって良いと言えるのです