「人の昇沈は定んで道にあり」という言葉は
平安時代の僧侶であり
真言宗の開祖である
弘法大師空海が残した言葉として知られています。
これは、彼の著書である
『綜芸種智院式并序』の一節であり
人生における成功や失敗は
自分が歩む道によって決まるということを意味しています。
消沈=しょうちん
定んで=さだんで
「人の昇沈は定んで道にあり」には続きがあります
◎ 故に、道を修めんと欲せば、先づ其の心を治むべし。
心を治めんと欲せば、先づ其の意を誠にすべし。
意誠にして、而后可以学矣。
つまり
道を歩みたいならば
まず心を正しく持たなければならない。
心を正しく持たためには
まず自分の考えを誠実にしなければいけない。
考えが誠実になっ
て、初めて学ぶことができる。
という意味です。
「人の昇沈は定んで道にあり」に秘められた意味
「人の昇沈は定んで道にあり」という言葉には
以下のような意味が込められています。
〇 人の人生の浮き沈みは
その人が歩む道によって決まる
その人が歩む道によって決まる
〇 成功するためには
正しい道を選び、誠実に歩むことが重要
正しい道を選び、誠実に歩むことが重要
〇 学問や知識を身につけるためには
まず心を正しく持たなければならない
まず心を正しく持たなければならない
「人の昇沈は定んで道にあり」を現代風に解釈すると
現代風に解釈すると
「人の昇沈は定んで道にあり」という言葉は
以下のように言い換えられます。
〇 人生の成功は
努力や才能だけでなく、生き方や考え方にも大きく左右される
努力や才能だけでなく、生き方や考え方にも大きく左右される
〇 楽な道を選ぶよりも
正しい道を選ぶ方が、最終的には良い結果につながる
正しい道を選ぶ方が、最終的には良い結果につながる
〇 知識やスキルを身につけるためには
まず自分の心を整えることが大切
まず自分の心を整えることが大切
「人の昇沈は定んで道にあり」の人生における意味
「人の昇沈は定んで道にあり」という言葉は
人生における指針となる重要な言葉です。
最後にまとめ
「人の昇沈は定んで道にあり」は
人生における成功や学びについて
深い示唆を与えてくれる言葉です。
人生に迷ったとき
困難に直面したとき
この言葉を思い出して
自分の道を見つめ直してみてはいかがでしょうか。