「行き詰まる」と「煮詰まる」の言葉を混同して使ってませんか?

行き詰まる、煮詰まる、アイキャッチ

「行き詰まる」と「煮詰まる」の前の言葉が必要ですね。
アイデアが「行き詰まる」「煮詰まる」の場合だとよくわかります。
この場合「行き詰まる=結論が出ない状態」「煮詰まる=結論が出る状態」
が正しい意味です。

人生が行き詰まる。人生が煮詰まる。となると捉え方は違うかもしれません

「人生が煮詰まる」と言う言い方自体あんまりしませんが
この場合は「人生が詰んだ」と捉えることもできますし
「人生というものが分かってきた」と捉えることもできます
しっくりくるのは、やはり「人生が行き詰まる」ですね。
「これから先の人生、どうすることもできない」みたいな感じです。

つまり
「煮詰まる」は料理に関係していて
煮ることで味を濃くして深みを出す調理方法です。
お寿司屋さんで、「つめ」(醤油と砂糖や味醂を煮詰めたもの)があります
そこから「詰が甘い」などの言葉が一般的に使われるようになりました。
従って「煮詰まる」は色々な場面で使われますが
最終段階の整ったと言うことになりますね。

「人生が行き詰まる」とならないために、考えを「煮詰めておきましょう」

大事なことは
「予測」「管理改善」「思い切り」「続ける」です

予測とは
人生いつどこで何が起きるかわかりません
予測=備えです。
「もし、万が一」を意識してその対処をあらかじめしてお
保険に入っておく
お金の管理、貯金
などです
管理改善は
管理=常に改善を意識することです。
最も大切なのは健康管理です。
健康診断や、できることなら人間ドックは必要です
思い切り
思い切り=覚悟です。
覚悟=覚(さとる)悟(さとる)
仏教用語では「さとる」を二文字連なる漢字です
真理をさとる、心理に目覚めるという意味で使われます。
何かあったときに覚悟を決めて思い切って実行できるように
常に状況を意識して把握する。
惰性で過ごすと突発的な状況に対応できないからです。
続ける
続ける=継続です
誰しもが言う言葉で「諦めたら終わり」
この言葉は全くその通りです
特に、「備え」「健康管理」を継続することが「覚悟」に繋がります。

これらを意識することが「人生に行き詰まる」とならないための
自分自身の頭の中を整理整頓して「考えを煮詰めておく」ことが重要です。

最後にまとめ

「行き詰まる」は「物事が行き先を失う」ことであり
「煮詰まる」は「物事が結論に近づく」ことです。
近年では、「煮詰まる」を
「行き詰まる」の意味で使うことも増えてきましたが
本来の意味とは正反対なので、ちゃんと理解して使いましょう。

 

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