今さらながら「犬も歩けば棒に当たる」の意味を再確認しました!

犬も歩けば棒に当たる、アイキャッチ

「犬も歩けば棒に当たる」とは
何かをしようとすれば、何かと災難に遭うことも多いというたとえ。
また、出歩けば思わぬ幸運に出会うことのたとえ。
どちらかと言うと、災難に遭うという戒めのことわざです。
でも、幸運に出会うと考えた方が楽しいですね。

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「犬も歩けば棒に当たる」の由来

このことわざの由来は、定かではありません。
しかし、犬がふらふらと出歩いていると
何かにぶつかったり
棒で殴られたりするような災難に遭うことがあるということから
このようなたとえになったのではないかと考えられています。

また
「犬も歩けば棒に当たる」ということわざは
江戸時代のかるた「江戸いろはかるた」にまで遡ります。
このかるたは、いろは47文字に「京」の字を加えた48文字からなり
それぞれにことわざが書かれていました。
その中の「い」の文字には
「犬も歩けば棒に当たる」が書かれていました。
このことから
このことわざは江戸時代に広く使われていたと考えられます。

「犬も歩けば棒に当たる」の意味

もともとは、
何かをしようとすれば、何かと災難に遭うことも多いという戒めです。
じっとしていれば良いのに、余計な行動を起こすべきでないという意味です。

しかし、現在では
出歩けば思わぬ幸運に出会うことのたとえとしても使われます。

良い意味で使われる場合

「犬も歩けば棒に当たる。だから、積極的に行動しよう。」

このように、何かをしようとすれば
何かと良いことがあるかもしれないという意味で使われる場合もあります。

悪い意味で使われる場合

「犬も歩けば棒に当たる。だから、慎重に行動しよう。」

このように、何かをしようとすれば
何かと悪いことがあるかもしれないという意味で使われる場合もあります。

具体例は

〇 就職活動をしている人が、積極的に行動して、内定を獲得した。
〇 旅行に出かけた人が、偶然にも有名人に会った。
〇 新しいことを始めた人が、失敗してしまった。

最後にまとめ

「犬も歩けば棒に当たる」は
ある意味では、人生の真理とも言えることわざです。
何かをしようとすれば、何かしらの結果を招くものです。
その結果が良いものなのか悪いものなのかは、わかりません。
しかし、何もしないことに比べれば
何かをやったほうが、良い結果につながる可能性は高くなります。

ですから、何かに挑戦するときは、失敗を恐れずに
積極的に行動しよう!と言うことです。

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