肉と【パイナップル】【パイン】の相性は科学的にも証明されていた!

パイナップル、アイキャッチ※画像はcanvaマジック生成によるもの

肉料理にパイナップルを入れるのは
「肉の消化を助けるため」だと知っていましたか?
実は、パイナップルに含まれる
「ブロメライン」という酵素が
肉のたんぱく質を分解する働きがあるのです。
パイナップル、パインの
正式名称はパンナップル(pineapple)です。

「パイナップル」が入る肉料理と言えば【酢豚】ですかね

先ず残念な話をしますと
大衆中華で
酢豚にパイナップルを入れていますがほぼ缶詰です
特に昔は当たり前のように
酢豚にはパイナップルを入れるのが常識でしたが
最近はそうでもなく
パイナップルを入れなくても不思議ではありません。
缶詰のパイナップルを使うので
消化酵素を作る
タンパク質の分解には役立ちませんね
昔から
肉とパイナップルの組み合わせが良い
とされていましたが
その理由が科学的に証明されていたんですね。
料理には
昔から相性の良いものがあるものですが
後に科学的な根拠が示されることが多いのだそうです。
ただし
生のパイナップルでないと効果がありません。
パイナップルの「ブロメライン」は熱に弱く
60度以上で変化してしまうため
最終工程で生のパイナップルを入れて
余熱で温める程度が効果的だそうです。

たんぱく質そのものは消化酵素を作るのと「パイナップル」でW効果?

肉を食べすぎると
胃がもたれるという人もいますが
実は肉の揚げ物などの炭水化物や
余分な脂の摂取が原因のことが多いそうです。
タンパク質は消化酵素を作る働きがあるため
肉をしっかり食べた翌日は
意外と胃腸が快調だったりするのだとか。

つまり
肉料理にパイナップルを加えることで
消化を助けてくれるのです。
これからは
肉料理にパイナップルを上手に活用してみましょう!

酢豚以外で「パイナップル」を使う料理はシュラスコ、シュハスコが有名です

中南米で多く食べられていますね
シュハスコはポルトガルの発音で
シュラスコは英語の発音です
本場へ行けば発音も大事かもしれませんが
日本ではシュラスコが一般的です
そのシュラスコを食べる時に
肉が焼かれたものと一緒に
パイナップルを焼いているのを見かけます
この時のパイナップルに注目ですが
おそらく表面に焦げ目をつけているだけで中は生です

これはとても理にかなっています。

少し焦がしてパイナップルの
チクチク感をなくして甘味を引き立てて
肉のたんぱく質を分解する
ブロメラインを壊さずに食べれます

一石二鳥の調理方法だと思います

ここでのポイント
【酢豚のような甘酸っぱい料理はパイナップルの酸味をマッチする】
【パイナップルを焼くなら表面だけで】

「パイナップル」と肉に「マイタケ」ならどうなる

おさらいになりますが
肉料理にパイナップルを入れるのは
消化酵素を作る働きを早くするためです
たんぱく質を分解するのがパイナップルの役目です
そして、その効果を期待するには
生のパイナップルでないと駄目
他に
パイナップルの酸味が酢豚などの甘酢料理にはマッチする。

誤解されているのが
パイナップル入れると肉が柔らかくなる?とかです。

パイナップルで肉は柔らかくなりません
つけ込んでおいても無駄です

肉を軟らかくする働きの効果を期待できるのはマイタケです

マイタケで肉を柔らかくしてパイナップルを入れた料理は?
正直思いつきません。

肉と生のパイナップルを別々に食べるぐらいでしょうか

パイナップル料理はやはりデザート
パイナップルの匂いはとても強い方ですね
味も甘酸っぱさが独特です

好き嫌いは別として
たまにカレーに入れたりする人がいますが
入れてもホント少量ですね
入れすぎはカレーの風味を損ないます

パイナップルはジュースにすると美味しいです。
パイナップルのフレッシュジュースは最高です。

まとめ

果物は食べた方が身体に良いと言われますが
もちろん、食べすぎはダメです。
その中で
パイナップルですが
昔は高級品でなかなか食べることが出来ませんでした。
近年は
安価なものから台湾のパイナップルなどの高級品まで
色々種類も多く楽しめますね
デザートとして食べて
時には少しだけ料理用に使うのも良いと思います。

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