【報本反始】の教えから学ぶ生き方！先人の恩に感謝し根本に立ち返ってみる！

※画像はcanvaマジック生成によるもの

「報本反始」は
中国の古典『礼記』郊特牲篇に由来する四字熟語です。
【報本】（ほうほん）
根本に報いること。
つまり、天地や祖先など
物事の根源に対して感謝の気持ちを表すこと。
【反始】（はんし）
始めに帰る。
つまり、物事の始まりに立ち返り
初心を忘れないこと。

「報本反始」の使い方

「報本反始」は、以下のような場面で使われます。

〇新年の挨拶
旧年中のご恩に感謝し
新たな年を良いスタートに迎えられるよう祈念する。

〇節目となる行事
これまでの歩みを振り返り
感謝の気持ちを表すとともに、初心を再確認する。

〇困難に直面したとき
原点に立ち返り、困難を乗り越えるための力を見出す。

1. 新年の挨拶
「旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も『報本反始』の精神を忘れず、更なる精進を誓います。」

2. 節目となる行事
「〇〇周年を迎えるにあたり
これまでの歩みを振り返り
支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。
今後も初心を忘れず、〇〇に貢献してまいります。」

3. 困難に直面したとき
「目標達成に向けて努力を重ねてきましたが
思うような結果が出ず、困難に直面しています。
今こそ『報本反始』の精神に立ち返り
原点を見つめ直し、新たな一歩を踏み出す決意です。」

8月15日は
日本の終戦記念日であり、敗戦記念日でもあります。
「報本反始」の教えから
この日に考えるべきことは、以下の3点です。

1. 戦争の悲惨さを忘れず、平和の尊さを再認識する

2. 戦没者の方々に感謝の気持ちを表し
平和を築き上げた先人の意志を継承する

3. 過去の過ちを反省し
二度と戦争を起こさないよう努力する

「報本反始」の教えを
自分自身の生活に活かすには
以下の心構えが必要です。

〇日々の生活に感謝の気持ちを持つ
〇常に初心を忘れず、目標に向かって努力する
〇困難に直面したときも、諦めずに挑戦する
〇周囲の人々に親切心で接し、助け合う

「報本反始」は
過去への感謝と未来への希望を繋ぐ大切な考え方です。
この教えを胸に
日々の生活を充実させ
より良い社会づくりに貢献していきましょう。

「報本反始」は
古来より受け継がれてきた大切な考え方です。
先人の恩に感謝し、初心を忘れないことで
困難を乗り越え
より良い未来を築くことができます。
8月15日という節目に
この教えを改めて心に刻み
日々の生活に活かしていきましょう。