「目から鱗が落ちる」「目から鱗」って時が、たくさんありますね!

目から鱗、アイキャッチ

「目から鱗が落ちる」ということわざは
「今まで気づかなかったことが何かをきっかけにしてわかる」
という意味です。
例えば
新しい知識や考え方に出会って驚いたり
悩みが解決したりするときに使います。

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「目から鱗が落ちる」の語源

語源は
新約聖書の「使徒行伝」の第9章に由来します。
この章には、キリスト教徒を迫害していたサウロ(パウロ)が
ダマスコへ向かう途中、突然光に包まれ
目が見えなくなったという話が記されています。
そして、キリストの教えを受け
改心したサウロは
目が見えるようになったとされています。

このことから
「目から鱗が落ちる」は
物事の見方や考え方が
大きく変わることを表すようになったと考えられます。

「目から鱗が落ちる」の使い方の具体例

「目から鱗が落ちる」は
さまざまな場面で使うことができます。

〇 仕事や勉強で
これまで理解できなかったことが
あるきっかけで理解できるようになったとき。
〇 人間関係で
相手の考えや気持ちを
ある出来事をきっかけに理解できるようになったとき。
〇 社会や政治について
あるニュースや出来事をきっかけに
新たな視点を得たとき。

具体的な使い方の例としては
以下のようなようなものが挙げられます。

〇 「この本を読んで、目から鱗が落ちた。
これまでの考え方が、大きく変わった」
〇 「上司の指導を受けて、目から鱗が落ちた。
もっと早くこうしてもらいたかった」
〇 「あの事件を知って、目から鱗が落ちた。
世の中って、こんなにも理不尽なんだ」

現代では「目から鱗」とだけ言っても、意味は通じる?

現代では
「目から鱗」とだけ言って
落ちるの部分を省略しても、意味は通じます。

ただし
省略した場合は、より軽いニュアンスになります。
また、必ずしも物事の認識が変わったことを表すわけではなく
単に新しいことに気づいたことを表す場合もあります。

例えば

以下のような使い方が挙げられます。

〇 目から鱗だった!この方法なら、もっと早く終わるね。
〇 目から鱗だったよ。あの人は、こんなに優しい人なんだね。

このように、省略した場合は
より柔らかい表現として使われます。

最後にまとめ

「目から鱗が落ちる」は
物事の見方や考え方が大きく変わることを表すことわざです。
語源は、新約聖書の「使徒行伝」に由来します。
現代では
「目から鱗」と省略して使うことも少なくありません。

このことわざは、さまざまな場面で使うことができます。何か新しいことを知ったり、考え方が変わったりする機会があれば、ぜひ使ってみてください。

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