「雲外蒼天」（うんがいそうてん）で気持ちを前向きにしましょう！

「雲外蒼天」は
漢字四字熟語の一つで、「うんがいそうてん」と読みます。
文字通りの意味で、「雲の外は青空」です。
しかし、一般的には
「困難や悩みの向こうには、明るい未来が待っている」
という意味で使われることが多いですね。

「雲外蒼天」の語源と由来

「雲」は、困難や苦難、悩みなどを表します。
また、「蒼天」は、晴れ晴れとした青空を意味します。
したがって
「雲外蒼天」は、困難に直面している人に対して
努力を続ければ必ず良い未来が待っていることを
励ますために使われる言葉です。

「雲外蒼天」の由来は
中国の古典文学に
「雲外蒼天」に似た表現がいくつか見られます。
例えば、唐代の詩人・李白の詩には
「雲外蒼天を望み、天高く白鶴を飛ばす」という一節があり
これは、困難を乗り越えて、大きな夢を実現することを表しています。

日本では
平安時代の歌人・藤原定家が詠んだ歌
「雲外蒼天を望みつつ 我が身は山の端に立ちて」に
「雲外蒼天」という言葉が用いられています。
この歌は、困難な状況に置かれている人の心境を詠んだもので
このことから「雲外蒼天」という言葉は
古くから困難に直面している人への励ましの言葉として
使われていたことがうかがえます。

「雲外蒼天」の使い方

例えば

類義語

「雲外蒼天」の類義語は

最後にまとめ

「雲外蒼天」は
困難を乗り越えた先には明るい未来が待っている
という意味を持つ四字熟語です。
日本では1980年代から座右の銘として人気があります。
励ましや自分を鼓舞するときに使う言葉です。
この言葉を覚えて、前向きな気持ちで頑張っていきましょう。