「青天の霹靂」とは？突然の衝撃を比喩する言葉？良い意味で使いたいですね！

「青天の霹靂」は
予想だにしない突然の出来事
大きな衝撃を意味するようになりました。
「青天」は、雲一つない晴れた空を指し
その空に突然雷が落ちるというイメージが
思いがけない出来事のインパクトを強調しています。

「青天の霹靂」の語源と意味と使い方

「青天の霹靂」は
中国南宋時代の詩人
陸游の詩「九月四日鶏未鳴起作」の一節
「霹靂一聲震天動地」に由来する故事成語です。

【青天】
晴れ渡った空

【霹靂】
雷鳴

これらの言葉が合わさることで
晴れ渡った空に突然雷鳴が轟くように
思いがけない出来事が起こる
という意味になります。

「青天の霹靂」は
主に以下の場面で使われます。

〇突然の不幸や災難が降りかかったとき
〇予想外の朗報や幸運が舞い込んだとき
〇誰の予想もしていなかったような出来事が起こったとき

例文

1. 会社の突然のリストラは
まさに青天の霹靂だった。

2. 宝くじに当選した知らせは
青天の霹靂のように私を驚かせた。

3. 長年探し続けていた家族が
偶然にも街で見つかったのは
青天の霹靂のような出来事だった。

「青天の霹靂」は、
良い意味と悪い意味の両方で使われます。

〇良い意味
予想外の朗報や幸運を表す

〇悪い意味
突然の不幸や災難を表す

「青天の霹靂」は
偶然の出来事であることもあれば
計画して起こることもあります。

〇会社のリストラのように
誰にも予想できないような出来事は
偶然の「青天の霹靂」と言えるでしょう。

〇一方、宝くじの当選のように
自分が行動を起こした結果として起こる出来事も
「青天の霹靂」と表現されることがあります。

「青天の霹靂」は
予想外の出来事を表す言葉です。
良い意味と悪い意味の両方があり
偶然の出来事であることも
計画して起こることもあります。

この言葉を使うときは
その出来事が自分にとって
どのような意味を持つのかを意識することが大切です。

「青天の霹靂」は
非常に強い印象を与える言葉です。
そのため、必要以上に使いすぎると
陳腐化してしまう可能性があります。
代わりに
「突然の出来事」や「思いがけない出来事」
などの言葉を使い分けるのも良いでしょう。