【南瓜（かぼちゃ）】の魅力を探る！知れば知るほど美味しい南瓜！

※画像はcanvaで作成

美味しくて栄養満点
秋の味覚の代表格である南瓜（かぼちゃ）。
その歴史や栽培、選び方から料理法まで
南瓜の魅力を徹底解説します。

南瓜の原産地と日本での生産

南瓜の原産地は中南米とされています。
コロンブスの新大陸発見後
ヨーロッパを経由して世界中に広まりました。
日本では、16世紀末から17世紀初頭に伝来したとされています。

現在、日本で最も南瓜の生産量が多いのは北海道です。
特に、札幌市近郊の北広島市
恵庭市、千歳市などが主要な生産地となっています。
また、鹿児島県の種子島も
南瓜の名産地として知られています。

「かぼちゃ」が漢字で「南瓜」と書かれる理由は
その伝来経路に関係しています。
南瓜は中国南部から日本に伝わったため
「南」の字が使われました。
また、形が瓜に似ていることから「瓜」の字が当てられ
「南瓜」となりました。

日本で栽培されている主な南瓜の種類には
以下のようなものがあります。

1. えびす
日本の代表的な品種で、濃いオレンジ色の果肉が特徴

2. くりゅうかぼちゃ
北海道の代表品種で、栗のような食感

3. バターナッツ
西洋かぼちゃの一種で、なめらかな食感

4. 坊ちゃんかぼちゃ
小型で甘みが強い

5. 赤ずきん
鮮やかな赤色の皮が特徴

南瓜の形状によって選び方が異なります。
以下、それぞれの場合の良い南瓜の見分け方をご紹介します。

1玉の場合
〇ずっしりと重みがあるもの
〇へたの周りにコルク化した部分があるもの
〇表面にツヤがあり、キズやへこみがないもの

半分切りの場合
〇果肉の色が濃く、均一なもの
〇種の周りがしっかりと詰まっているもの
〇切り口がみずみずしく、乾燥していないもの

1/4切りの場合
〇果肉の色が鮮やかで、均一なもの
〇種の部分が乾燥していないもの
〇皮の部分に傷やへこみがないもの

南瓜は様々な料理に活用できる多様な食材です。
以下に、人気の南瓜料理をご紹介します。

1. かぼちゃの煮物
2. かぼちゃサラダ
3. かぼちゃスープ
4. かぼちゃコロッケ
5. かぼちゃプリン

ここでは、家庭で簡単に作れる
「かぼちゃの煮物」のレシピをご紹介します。

材料（4人分）
〇南瓜 1/4個
〇だし汁 200ml
〇砂糖大さじ1
〇みりん大さじ1
〇醤油大さじ1

作り方

南瓜を美味しく調理するためには
以下の点に注意しましょう。

1. 加熱しすぎないように気をつける（煮崩れの原因になります）
2. 切る際は包丁に気をつける（南瓜は硬いので、安全に注意）
3. 皮ごと食べられる場合が多いので、よく洗う
4. 種とワタは取り除く（別途調理して食べることもできます）

南瓜は適切に保存すれば、長期間美味しく食べられます。

〇丸ごとの場合
風通しの良い涼しい場所で保存。1〜2ヶ月持ちます。

〇カット済みの場合
ラップで包んで冷蔵庫で保存。
3〜4日程度で使い切りましょう。

〇冷凍の場合
一口大に切って冷凍保存。
1ヶ月程度保存可能です。

南瓜は栄養価が高く
様々な料理に使える優れた食材です。
原産地や日本での生産地、選び方、調理法、保存方法まで
南瓜について幅広く学びました。
これらの知識を活かして
ぜひ美味しい南瓜料理にチャレンジしてみてください。
季節の味覚を存分に楽しみ
健康的な食生活に南瓜を取り入れていきましょう。