かぼちゃ煮

かぼちゃがカンボジアからの伝来野菜である事は有名ですね
かぼちゃ瓜から南蛮渡来の南の瓜、南瓜となったのも知ってるねw

かぼちゃ、南瓜、パンプキン、どれでも通用するのが流石日本らしいです

かぼちゃは世界中に美味しい食べ方があります

ビタミン、ミネラル、食物繊維も豊富で愛される野菜ですね

かぼちゃは甘い方が料理をしても美味しいですね

国産のかぼちゃは断トツで北海道産が多いです
(国内生産量の半分近くが北海道)

ただし
輸入品も多く日本で使われている1/3は輸入品です
メキシコやニュージーランドでは
日本人好みの種からかぼちゃを栽培しています

夏から秋に収穫されますが常温で保存が出来る野菜ですから
冬でも多く食べられます、冬至にはつきものですね

スーパーでは価格もピンキリですが
地元農家の地産地消で小ぶりのちょっと安いものなどもあります

安いから甘くないとか不味いと言うことでもないようです

かぼちゃは収獲してから時間を置くと
でんぷんが糖へと変化していきます
それが段々と甘味になっていくわけで
実はかぼちゃは採れたてより2~3週間後が美味しい時です

でもスーパーに並んでいるかぼちゃは
いつ収獲されたのかが分からないですね

自分の眼で見分ける方法

一般的なグリーンのかぼちゃの場合
筋が入っているかぼちゃもツルツルのかぼちゃも
ちょっと黒っぽいのが収獲から時間が経っています

それとたまに部分的に黄色くなっている部分は
土と接触している部分で黄色より赤身をおびてきている方が
甘味が強くなってきていると言われています

見るからに艶がありハリがあり肉厚であるのが良いですね
軽く触って固いものがベストです
(あんまり強く爪を立てたりするのは怒られますw)

一番よくわかる注目点は「ヘタ」ですね
よく「コルク状」なんて言われますが
カラカラに乾いているのが成熟サインです

ちなみに西洋かぼちゃで
赤皮栗かぼちゃ、白皮栗かぼちゃがあります
黄色いとか橙色のやつですね

それらも基本同じです
ヘタで見極めるのがベストですね

それとですね
かぼちゃは「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「※ペポかぼちゃ」
この3種類です(※ペポかぼちゃはズッキーニとかで馴染みがあります)

品種にすると10種類以上ありますね

そして西洋かぼちゃの方が日本かぼちゃより甘いとされています

スーパーなどで売られているものは西洋かぼちゃがほとんどです

品種改良もされて栽培もしやすいから美味しいかぼちゃも出回ります

カットされて売っているものは見分けるのが簡単です

カットされているもの(1/2とか1/4)
単身の人には嬉しいですね

見極めるのは種がふっくらしていて
ワタが見るからに綺麗、新鮮なものがイイですね

カットしてあるから中身が見えます
視覚で美味しいと感じたものは先ず美味しいですw

かぼちゃの美味しい食べ方と保存方法

かぼちゃ料理で唯一メンドイことは
最初に大きなかぼちゃを切るときですね

包丁はそれなりに大きなものが必要です
出来れば牛刀などで薄刃が良い(よく切れるもの)

ヘタは最初に包丁の嶺(みね)などで叩いて落とすか
ヘタを避けて包丁を入れましょう

ゆっくり力を入れすぎずにトントンと叩きながら
回して切っていくのが良いでしょう
(かぼちゃを切るときは細心の注意と集中です)

先ず半分に割ればあとは問題ないですね

かぼちゃは特に下茹でや下味も要りません

煮物にするときは面取りすると煮崩れしません


皮は部分的にこそげると綺麗にはなりますが
家庭で食べるなら皮も栄養の部分ですしもったいないw

スープにするときは皮は外した方が仕上がりが綺麗です

スーパーでカットしてあるものはすぐに使い切るのがベストです

美味しく食べるには切ったらすぐに食べることです

そうは言っても使い生きれない時は
2~3日保存するのならワタと種は取り除いて
ラップで綺麗に包んでから冷蔵庫で保存です

1個丸丸の場合は冷暗所でそのままでも2週間は大丈夫
家でカットしたならワタと種を取り除いて
使いやすい大きさにカットして小分けして
ラップかパックで密封して冷蔵庫で3日は大丈夫です

それ以上カットしたものを保存する時は
レンジで柔らかくしてからか、軽く固茹でしてから冷凍ですね

もう1つの方法は完全に料理しきった後冷凍も可能です

これは余ったから冷凍と言う考え方でも良いのですが
わざと多めに煮込んたりスープにして
小分けにして冷凍保存と言う考え方です

これを作っておくと何かもう一品と言う時に便利です
解凍、電子レンジで温めるだけです

フリーザーパックに密閉して3週間は大丈夫です

その他
冷凍かぼちゃも市販で売っていますから
それらを利用するのも良いでしょう

かぼちゃを料理するとしたらこうなった

かぼちゃと言えば先ず煮物ですね

私が中華料理の見習のころ、お店のオーナーが兄弟で
兄が八百屋、弟が魚屋兼お惣菜店でした

晩御飯の賄にお惣菜のかぼちゃの煮物が80%の確率で入ってましたねw

実は若いころは甘いものがあんまり好きではなかったです
ジャガイモも里芋とかもね

でも最近は昔ながらのかぼちゃの煮物は好きです

あんまり砂糖を入れすぎないのがコツです
それと大量に作るときは出汁(水)も少な目です
そうするとホクホクとした仕上がりになります

そして
かぼちゃの天婦羅ですね

コツは7mmぐらいの厚さがベストです
厚すぎても火が通りにくいし薄いと固くなります
7mmで170℃で30秒ぐらいが美味しいと思います

そして
かぼちゃのスープですね

かぼちゃの皮を取り除き牛乳や生クリームがポイントです
そしてミキサーにかけて裏ごしするとレストランの味に近づきますよ

そのスープを利用すれば

デザートにもなります
卵など入れてホイップして冷蔵庫で冷やせば簡単です

最後に中華料理でも使います
煮込み料理でも炒め料理でも先ず素揚げが基本です


その後調理すると旨みも逃げずに煮崩れなどもしません

かぼちゃと牛肉炒めとか
ちょっとカレー粉を入れたりすると美味しいです

最後にまとめ

かぼちゃは小さなお子さんから年配の人まで好きですね
身体に良いというのもあるし食べてハズレが少ないです

安心して味を予測できるからですね

これって意外と美味しく食べるコツで
美味しいとわかって食べるとホント美味しいんです

ですから
かぼちゃの味付けはあまり冒険しない方が良いのかもね