鶏胸肉チキンステーキ
鶏胸肉でチキンステーキにするときは基本的に鶏もも肉と同じだ
下味はシンプルに塩味が良いだろう。重要なのはソース,タレと言っても良い
今回は簡単に市販の焼肉のタレで美味しくプロ並みの味に仕上げてみた

鶏胸肉のチキンステーキは家庭では薄く伸ばした方が良い

チキンステーキは鶏モモ肉を使うのが基本というか,ジューシーで美味しい
では鶏胸肉でチキンステーキにしては駄目なのか?ということになるが
決してダメではない。低カロリー高タンパクで鶏胸肉でチキンステーキは良い
ずいぶん昔はあまり人気がなかった鶏胸肉は今は人気もある。安いのも良い。

YouTube動画

鶏ムネ肉の下処理

鶏胸肉については何度かブログ記事にもしているし,動画も公開している
鶏胸肉の魅力などについては過去記事を参照してもらうとして
今回は早速作り方から入ろう

※関連記事

鶏胸肉,今回は340g程度の重さ
一枚を食べきるサイズとしては十分だと思う
鶏胸肉は平均単価@100g54円ぐらいだろうか?
たまにもう少し安くなる時もあるし,安い時に買って冷凍しておくのはアリ

今回は340g程度だから税込みでも1枚198円で
肉類の中ではかなり安くて低カロリー高タンパクだから人気もある

ここ数年でグラム単価も結構値上がりしたとは言え,まだまだ安い

一枚を丸ごとフライパンで焼くだけなのだが
焼く前の重要な作業として

鶏胸肉を開く(厚さを薄く均等に広げる)作業が重要である
家庭料理では主にフライパンで焼くのが多くなると思う
それは
オーブンとか網焼きにすると後片付けが大変だから,と言う理由は多い

出来ることならフライパンで簡単に美味しくできればベスト

今回はフライパンだけでできる

薄く均等に広げた鶏胸肉に塩だけの下味をつける
胡椒は今回必要ないだろう(タレが濃い目で胡椒なども入っているから)

焼く方法は
フライパンは弱火,最初は火を止めている状態でも良い
IHなら最も弱火か2番目ぐらいの火力で(電力)で
皮目を下にしてじっくりと放置する

5分ぐらい経つと少し鶏の脂が出てくるからキッチンペーパーなどで拭きとる
この作業は鶏の臭みであるとか灰汁とか余分な脂分を取り除く目的と
仕上がりが柔らかくてフンワリする

この作業を時々行いながら
10分程度かけて皮目を焼くのだが皮目を焼く最後の30秒ぐらいで
少し温度を上げてキチット焦げ目をつける
(皮をパリッとさせるのが目的)
そしてひっくり返してまた弱火にして5分ぐらい経つと
また脂が出てくるから先ほどと同じ作業でキッチンペーパーなどで拭き取る

最初の皮目を焼くときに8割がた火を通しておくのが良い
ひっくり返して2割を焼き過ぎない程度に鶏肉だからしっかり中まで火を通す

鶏もも肉のチキンステーキの記事でも書いているが

※参考記事
チキンソテー絶対できるプロ顔負けの焼き方のコツ

ポイント

重要なポイントは
フライパンで鶏肉を焼く時
蓋をしない,絶対に蓋をしない事

蓋をした方が早く焼けるのは事実だが身が硬くなるし,臭みが残る
蒸し焼き状態になるからで
蒸し焼きににする場合は違った調理方法で違った料理になる

今回はチキンステーキという料理でフライパンで焼く調理方法

 

市販の焼き肉のタレに好みの味を足せばかなりグレードアップする

完全に塩と胡椒だけで味付けしても悪くはないが
少し無難な味でステーキらしい味にするなら
焼き肉のタレを上手に使うことだ

焼き肉のタレは市販の食べ慣れたものでも良いし
最も安い物をチョイスしても良い

その日の気分だとか,冷蔵庫にあるタレで良い

そのたれに
市販の麺つゆと,酢,ニンニク,豆板醤を足した
これだけでさっぱりとしたピリッと辛い高級感のある味になる
そして
刻み葱を多めにタレに混ぜると葱の風味でかなり食べやすくなる

刻み葱はスーパーで刻んであるもので良い
刻み葱は最近は便利なパックに入っていて価格も安定している

タイミングよくスーパーへ行けば,必ず半額のものがある
消費期限間近の商品だが,刻み葱の場合はそのまま(パックごと)冷凍保存
使うときはパックをほぐして食べる量だけ使えるから便利だ

冷凍庫で1週間程度は問題ないし,色々な料理に使えるから
1週間もたたない間に即なくなるはず

盛り付けは切らずに盛り付けてナイフとフォークが豪華

正直
自分1人が食べるのなら焼けたあと,包丁で食べやすい大きさに切り
皿に盛り付けると箸でつまんで食べれるからよい気もするが

家族団欒の夕食のときなど
特にお子さんがいる家庭はナイフとフォークで自分で切りながら食べると
雰囲気的に豪華でさらに美味しさが増すのではないだろうか

タレも
ザックリ鶏胸肉の上からかけても問題ないが
先にタレを敷いてその上に焼けた鶏胸肉を乗せてもお店っぽくなる

味は同じだが気分的に違う

※前回の鶏胸肉のワンポイントクッキングの記事

レシピまとめ

今回の鶏胸肉のチキンステーキは,レシピと言うほどのものはない
って私の料理ブログにはレシピはあまりないのが基本ではある

ポイント
ポイントをおさらいする
● 鶏胸肉は包丁で開いて薄めの均等の厚さにする
● 下味は塩のみ
● 冷たいフライパンに皮目を下にして焼き始める
● 時間はかかるが弱火で皮目をじっくりと焼き上げる
● 時々出てくる脂や灰汁はキッチンペーパーで拭き取る
● 皮目は8割がたを目指して火入れをする
● ひっくり返して2割火を通す時も弱火で中までしっかり火を通す
● しっかり火を通すのだが火の入れすぎは身が硬くなる
● 最も重要なポイントは「絶対に蓋をしない」
● タレは市販の焼き肉のタレが最も便利で安定した味で高級感が出る
● お好みで薬味や豆板醤などを加えるとさらに美味しくなる
● フォークとナイフで食べる方が贅沢感が出てさらに美味しく感じる

まとめ,最後に

鶏胸肉は安くてヘルシーだから
健康志向が高まる現代では特にレシピも多く存在する

時間をかけて前日から漬け込んで置いたり
蒸し料理なども人気ではあるが
出来ることなら時短で美味しくできるのが主婦なら望むところである

今回のメニューは
ごはんのおかずはもちろんビールのあてにも最高だ

子供達も喜んで食べてくれるはずである

※関連記事