エリンギ

エリンギは癖が少なく価格も安価で
一年中楽しめるキノコですよね
エリンギの原産国は地中海の周辺なのですが
日本では実は自然に生えているものはありません
なのに日本では人気があるキノコです
逆に
本場の地中海周辺国より
日本人はエリンギを食べているかもしれません

エリンギの不思議を探っていきましょう

エリンギの和名ってなんだか知っていますか?

これはすでにご承知の人が多いと思いますが
松茸とか椎茸のように漢字も存在せず
エリンギが和名(日本名)です
たまにスーパーなどで「えりんぎ」と平仮名で書かれたりしていますが
そのあたりは特に意味はないと思いますw
学名が Pleurotus eryngii で
ヒラタケ科に属していますね
そして
エリンジウムという植物の枯れた根から生えるキノコだそうです
もう少し詳しく言いますと
日本ではマツカアザミと呼ばれたりしていますね
ただ
それはヒゴタイサイコ属(230種ものせり科)の仲間です
つまり
エリンジウムは日本には自生の種はありません
日本でエリンギが自生することはあり得ないということです

日本の気候ではエリンジウムが生息できないから
天然のエリンギはないということです

日本のエリンギは栽培された産品です
所謂「菌床栽培」です

まあ、シメジやエノキ、マイタケなども「菌床栽培」がほとんどですね
その中でも
エリンギが人気があるのは
1993年に初めて人工栽培がおこなわれてから
品質が良いものが大量生産できるようになったからでしょうかね

ホクトのきのこ(エリンギ)のおかげかもしれません

日本では1993年から始まったキノコですから
かなり新しいキノコと言えます
令和ですから27,8年前ぐらいからですね
食材で30年未満はかなり新しいと言えます

そういう意味では令和の時代エリンギは
もっともっと注目されていくかもしれませんね

エリンギの良いところを見てみましょう

エリンギ焼き

食物繊維が豊富
β_グルカンが多く含まれている
(免疫力高める効果期待)
トレハロースも多い
(骨粗しょう症の改善に期待)
これらはほかのキノコにも含まれていますが
エリンギは
オリゴ糖が多く含まれています
(整腸作用に期待)

栄養成分から見て
キノコ特有の便秘の解消などに期待できそうです

エリンギの良いところは
食感が楽しめるキノコですね
サイズが大きくて
松茸のようにじくが長くて手でも避けます
縦に咲いて焼いたりすると
甘みがあり食感がコリコリとしていますね
松茸のようだ・・・とは言いませんが
食感だけだと松茸にも劣りません

牛ステーキ丼エリンギ添え

エリンギは甘みがあるので
厚めの輪切りにして肉と炒めたり
魚介類と炒めたりすると
チョットお洒落な料理になります

そして
重要なポイントは安いことです
一年中安定していて普段使いしやすいキノコですね
たまにスーパーでは特売対象品になりますので
安い時に買っておきましょう
勿論
その時は使う量だけは冷蔵で
それ以上の保存は冷凍がベストですね
カットしてから冷凍パックなどに入れて
密閉するのがポイントです
松茸やシメジなどの冷凍も参考にしてください

エリンギは
安価で栄養価も高く保存しやすく調理しやすく美味しい

良いとこだらけですねw

料理のレパートリーは広がります
つまり
どのような料理にも相性が良いですね
和洋中
味つけは濃いめの方が良いかも知れません

エリンギの炊き込みごはん

新しいキノコとも言えるエリンギ
令和の時代は
おそらく物価も上がり家計のやりくりも厳しい時代だと思います
今に始まったことではないですが
お金持ちとそうでない人の差が大きくなるでしょうね
そうなると
商売している人はお金持ちから利益を得た方が儲かります
利益率が良いからね
ただ食材だけは今も昔も高いものはお金持ちに任せて
一般庶民は安くて美味しいものを探して工夫して食べましょう
そんな時に

ポイント
エリンギは安いけれど工夫次第でちょっと高級感の味わえるキノコです
好き嫌いも少なく飽きも来ないキノコですから
食卓に並ぶ機会も増えてくると思います
今からエリンギのレシピをしっかりと仕込んでおきましょう

最後にまとめ

日本はキノコがたくさん採れてたくさん食べる国です
菌床栽培の進化により美味しくて安いキノコも多いですね
そして
キノコは健康維持にもとても良い食材です
これから令和の時代を生き抜くには
やはり体力勝負、健康管理は大事ですね
キノコのある食事をじっくり考える時代に突入しました