タイのさしみ、ちゅうかふう

鯛の料理の中で中華風の刺身も美味しいですね

日本で食べる中華風の鯛の刺身で
大切なポイントは幾つかありそうですが
重要なのは2つと言っても良いかも知れません

あくまでも日本人が食べるのですから
日本人向けに合わせるのがベストだと思います

とても簡単です

中華海鮮料理で鯛の刺身を美味しくするポイント

中国料理で海鮮料理が流行ったのは1982年頃だったと思います

私も海鮮料理はお店に生け簀を置いて魚を捌いていました
当時は中国料理で生魚を提供することはあまりなく
先輩の人たちも正直嫌がってましたねw

ですから調理師学校上がりの私の仕事になりましたw

お蔭さんで魚料理には自信が持てましたね

というのはちょっと余談です

日本の海鮮料理ブーム以前から中国でも海鮮料理は食べられていました

中国で海鮮料理といえば上海ですね
香港、台湾あたりも海鮮料理は有名です

ただ
日本にも海鮮料理は当然あります

中国から伝わってきたと言うより
日本の海鮮料理を中国人がアレンジした感じです

あくまでも刺身とかで生で食べる海鮮料理の話です

タイ、かいせんりょうり

焼いたり、煮たり、蒸したり、炒めたりするのも
魚介類を使えば海鮮料理です

誰もが最初にやるのが鯛の中華風刺身ではないでしょうか

鯛は淡白な味ですしお頭付きで姿盛りにすれば豪華です

その中華風の鯛の刺身で当たり前のことは新鮮なことです

これは鯛に限らず言えますが生で食べるのですからね
鮮度は調理の際に注意が必要です

そして
この中華風の鯛の刺身を美味しくするのはタレです

落花生油とたまり醤油です

植物油の中でも落花生油(ピーナツオイル)がベストです

※この落花生油をオリーブオイルに替えると良い

そしてたまり醤油は刺身には欠かせない醤油と言ってもいかも知れません

お店などでは
鯛の刺身に軽く塩、コショーして
この落花生油とたまり醤油に砂糖、ごま油などを加えたものをかけて
ワンタンの皮の揚げたものとピーナツを砕いたもの
お好みで香菜(シシャンツァイ)を混ぜて提供されることが多いです

台湾や香港でも落花生油はふんだんに使います

落花生油は
焙煎したピーナッツの香りと風味が良いですね
熱に強い反面、低温で固まりやすい性質を持っていますが
冷たい料理にドレッシングのオイルとしても使われます

刺身などには絡まりやすいと言うことです

たまり醤油にも色々ありますが
これも刺身に絡めると味がハッキリします

あくまでも日本人が好む味付けが良いと思います

ちょっとまた余談ですが
台湾や香港では現地の人たちの料理もありますが
日本人の観光客向けの海鮮料理も流行っています

スーパーの鯛でも十分に活用できる

さしみとおりーぶおいる

中華風の鯛の刺身を作るときに
お頭付きの大きな鯛で作る必要はないですね

何か特別なイベントなどでしたらそれも良いかも知れません

普通の鯛の刺身用の柵を買うか
すでに刺身として切ってあるものでも味付けさえすれば出来ます

ただ
刺身の状態のものは切り身が厚いので
出来れば柵で購入して薄切りにするのが良いですね

薄切りにして皿に盛り付けて
ピーナツやクルミの砕いたもの
ワンタンや餃子の皮を揚げるのがちょっとメンドイなら
ベビースターラーメンとかイケますw
ポテトチップスとかく砕いたものでもOKです

香ばしくて食感がパリパリしているものがお勧めです

白ネギもしくは青ネギは入れた方がイイですね

タレは落花生油とたまり醤油に少しだけ砂糖とごま油
そして食べやすくするのならワサビを溶かします

ちゅうかふうたいのむしもの

香菜は
パクチーでもイタリアンパセリでもコリアンダ―でも
お好みのもので良いし、まだまだその類は嫌いな人も多いです
その時は無理に入れないことです
もしくは三つ葉とかクレソンでも良いかも知れません
少し香りがあるハーブを入れた方が新鮮で大人の味にはなります

正直言いまして鯛そのものが新鮮で美味しければ
味付けはお好みで
どんなオイルを使っても調味料でも分量さえ間違わなければ美味しいです

ただ
中華風にするなら落花生油が良いでしょうね

イタリアンならオリーブオイルとなります

植物油は身体にも悪くありません
逆に身体に良い植物油も多くあります

それらを混ぜながら中華なのかイタリアンなのか和なのかを
イメージしながら作ると美味しくできます

最後にまとめ

料理は作る前にイメージを抱くことが重要です

一度も食べたことない料理はイメージが沸きにくいですね

作り方とかレシピの前に必ず一度は作りたい料理を食べましょう

食べてイメージが沸けば必ず同じような味のものは作れます