マーボートーフ

マーボー豆腐は中華料理の中でも奥が深いわけですが
レトルトのマーボー豆腐の素がかなり本格的ですね

このレトルトに磨きをかけて更に本格マーボーに出来ます

マーボー豆腐の基本を先ず知っておくことが重要です

難しいことではありませんからビックリしないようにね

マーボー豆腐は辛い料理であることを再確認しておこう

百数十年前、清朝の時代に成都北の万福橋で
お茶を売りながら家庭的な一品料理を出すお店で作られたのが
マーボー豆腐の元祖だと言われています

それが現在もある「陳麻婆豆腐店」です
(現在は西玉龍街に移転しているそうです)

陳麻婆=顔にいくつものあばたがある「陳姉御」と呼ばれていたらしい
(陳さんという苗字、麻婆=あばたがある顔)

その陳姉御が作る豆腐料理がとても評判が良く
麻婆豆腐と命名されたそうです

その後豆腐製造工場も付設して豆腐料理主体のお店となっているそうです

麻婆はあくまでも麻辣(マーラー)と言葉の韻を踏んだようなもので
麻辣豆腐と書いても中国では同じものが出てくるはずです

ただ
元祖マーボー豆腐の味は
世界中に年月と共に変化しながら伝わっていきました

料理なんて広まるとだんだんと変化するものですw

豆腐と牛肉のミンチ、唐辛子、花山椒、トーチーなどが基本で
辛い料理ではあるけれど砂糖が入ったり醤油なのか塩なのか?

ニンニクが入るのか葱はたっぷりなのか?

マーボー豆腐の名前が独り歩きして
作る人が色々考えて色んなマーボー豆腐が出来ちゃった

そんな感じですw

日本でも本格的に辛いものもあれば、あんまり辛くないものや
スープが多めのものやスープは少なく感じるものなどあります

まあ、日本の中国料理として捉えるなら
美味しければ何でもありです

ただ
マーボー豆腐はやはり唐辛子を使って辛いものであってほしい

辛くないものは「小子豆腐」なんて表現もあります

レトルトは今では本格的なものが多い

麻婆豆腐の素と聞けば「丸美屋」を思い浮かべます

1971年に発売されたのが最初で大ヒットしたそうです

そのころから「フライパンと豆腐さえあれば出来る」が
キャッチフレーズのようでした

その後のラインナップも完成されています

中華レトルトの元祖とも言えるかも知れませんね

その後クックドゥなどが中華シリーズを販売し始めました

NipponhamのHPが素敵!

どのメーカーもこだわりを持ってしっかりしたものを作っています
ただ、本格的と言っても
やはり日本人の好みに合わせているのが日本の会社です

これは当たり前で
日本でターゲットは日本人ですからね

海外で商品展開するならその国の好みに合わせます

それが商売です

少し話がそれましたが

マーボー豆腐の素なしで作るとしたら
意外にそれらしいものは出来ます

牛肉のミンチ(牛肉の挽肉を使うのがポイント)
豆腐は木綿
ニンニク、生姜、豆板醤、白葱たっぷり
甜麺醤、ラー油、粉山椒ぐらいは必要

これらを屈指すれば本格マーボー豆腐っぽくなります

でもね
挽肉も薬味や香辛料、調味料も全部そろえて
材料も切らなければならないし
水溶き片栗粉で留めたりするのは結構手間です

それが
レトルトだったら
家庭で揃えられる以上に厳選した調味料が使われています

最大のメリットは
失敗しない味でばらつきがなく美味しい

下手なレシピを見て本格的に作るより
効率よく安く美味しく作った方が間違いないです

レトルトを使って家庭でより一層本格的にするには

レトルトを使えば全て上手くいくか?
手順通り分量も基準通り作ればほぼ間違いなく美味しくできます

ただ
食材が基準通りでない時が多いものです

そんな時はレトルトを上手に利用しましょう

例えば

レトルトにくみそ

肉味噌キャベツの素でも
マーボー豆腐らしくできます

麻婆豆腐

しかもこれ豆腐でなく厚揚げです
家常豆腐(ジャオジャントーフ)と言うのがあります
揚げ豆腐の肉味噌煮と日本語になるのかな

レトルトに少し豆板醤や白葱を足したりして
簡単にアレンジ料理が出来ます

そして

黒マーボー

普通にマーボー豆腐ですが秘密があります

 

自家製マーボー

 

豆腐を一度ボイルするかレンジで温めて余分な水分を抜きます
これはプロの現場でもやります

豆腐の食感がプリンプリン、とても美味しくなります

山椒マーボー

葱は今回青葱しかなかったから青葱ですが
白葱をみじん切りにしてたっぷり入れれば
これはまた甘味が出ておいしくなります

レトルトはそのまま手順書通りに作るのが良いのですが
家庭の都合でなかなかそうはいかないものです

基本だけ知っておけばいかようにでも出来ます

料理の細かなレシピよりも
料理の基礎、基本をしっかりと身につけましょう

最後にまとめ

レトルトは今や当たり前に使う時代です
レトルトの方が費用対効果ではないですがw

経済的に得する場合もあります

味は好みですがお気に入りを見つけておくと良いですね

上手に使って手を抜くのでなく
たまには息抜きしながら料理は楽しく美味しくです