ケバブ

ケバブは日本でも食べられる場所も増えてきました

専門店もあります、でもケバブってそもそも何でしょう?
牛肉以外でもケバブと言うのか?
牛肉でケバブを作った時の味付けは?
ケバブは家庭でも出来るのか?
家庭で作る時の味付けは難しいのか?

?はてなマークが並ぶんですよね~

ケバブをもっと身近に感じましょう

ケバブ料理でありえないことを知っておく必要がある

ケバブは中東、中東周辺でのローストした料理
肉、野菜、魚介類全般にローストしたものである

最初に重要なことは「豚肉」は使わない

豚肉を食べることが出来ないと言うより
豚肉を食べることはあり得ない国だと言うこと
宗教的理由、思想、文化なども含めてである

肉は牛肉か鶏肉が多い、羊肉も使われている

そしてハラールの表示されたものだけを食べることが出来る

詳細はWikipediaを参照してほしい

今回はあくまでも本場のケバブを知りつつ
家庭でも出来ないか?と言うことを考えてみたい

ケバブと聞いて先ず思い浮かべるのが
ケバブ屋さん・・・かなw

最近は地方でも専門店があり店頭には
大きな牛肉の塊がクルクル回っている

店員が専用の包丁をシャキシャキ降りましながら
鮮やかな手つきで捌いて「ピタパン」と呼ばれるものに
野菜とかと一緒に挟んでソースをかけてくれるやつね

日本ではやはり牛肉でしょうね

このケバブはトルコ料理でポピュラーな料理ですね
「ドネルケバブ」と言います

牛肉はスライスしたものに香辛料やヨーグルト、塩などで味付けして
その肉を巻いて層にします

大きくなればなるほどその層も分厚くなると言うことですね

専用のグリルで焼いて焼けた部分をそぎ落とすって言うことです

秋葉原から広まったと言われていますね
屋台型、店舗型、本格的な専門店がジワジワ出来ました

もし自分で専門店をやりたいなら専門の業者があるようです

ケバブは大きな肉の塊だけではないようだ

最初にも書きましたが肉や野菜、魚介類をローストしたものがケバブなら
日本の串焼きや焼き鳥、焼肉もケバブじゃんとなるわけですが
実は日本で串焼きを見た時トルコ人もビックリしたかどうかは分かりませんがw

イスケンデルケバブと言われるものは正に肉を串に刺して焼いたもの
ヨーグルトを添えて食べたりするそうです

日本でも串焼き店でなくインド料理店で見たりしますよね
それはインド料理の「シーカバブ」それが訛って発音されて
「シシカバブー」と言う聞き慣れた串焼きです

これらはケバブです

イランやアラブとかでも色々あるようです

牛肉のケバブを家庭で作ることは出来るのか?

串に刺したシシカバブーのような感じのものなら
特に難しくもないようです

味付けを中東風?←これは分からんねー
ヨーグルトとか香辛料が決めてかなw

そういった味付けに目先を変えてケバブと言えばケバブです

ただ、あまりにも日本の串焼きと変わらなので
ドネルケバブを作ってみましょう

専門店のようにメッチャ大きくしなければ出来ます
日本人だから豚肉でも問題ないのですが
やはり牛肉で作りましょう

出来るだけ安価な牛肉のスライスで良いですね
脂身が苦手でなければバラ肉がお勧めです

本格的な作り方だと牛脂とか挟むようですが
バラ肉なら適度な脂身がその代わりをしてくれます

専門店なら5㎏以上のでっかいサイズですが
家庭なら1㎏ぐらいで良いでしょう
(それでも4人分以上はあるなw)

バラ肉は牛乳に一晩漬けます
翌日、塩、コショーで味付けして←基本
(クミンとかガラムマサラetcで中東らしく)
金串(2本以上使いましょう、しっかり巻くため)に
肉を丁寧にクルクル巻きつけていきます

後は焼くだけですが
家の中でしたらグリルが良いでしょう
途中で数回ひっくり返しながら焼き上げます

それよりもっと本格的に仕上げたい時は外です

バーベキューコンロなどアウトドアのコンロで
網を置いて付きっきりでクルクル回しながら焼いていきます
お店と同じように焼けた部分から切ってお皿に盛り付ければ良いだけです

ケバブは煙が出ますw

キャンプとかバーベキューのパーティーとか
肉を前もって準備しておけばそれなりに楽しいと思います

もっと簡単にケバブのアレンジを家庭で出来ないのか?

ケバブを家庭で簡単に・・・考えてみました

先ずドルネケバブはカリッと焼けて中は柔らかい
ジューシーでスパシシーな味
(今まで食べた経験ではそうである)

それを塊の肉にして焼くのでなく
スライスの肉で焼いてみよう

牛のバラ肉が良いネ
下味は牛乳に一晩漬けて
翌日、塩、コショー、クミン、がラムマサラ、カレー粉etc
(スパイス、香辛料はお好みで)
フライパン(テフロン加工のもの)で油はひかずに
強火で一枚一枚サット焼く
ただこれだけなんですが、一枚一枚強火で焼くことがポイント
牛乳に漬けているのですぐに焦げます
ですから焦がさないように火が通ればすぐに取り出す

一番重要なことはソースです

専門店でもソースが美味しいお店は流行りますね

肉に味がついているから辛子マヨネーズぐらいで良い?
と言うのでは面白くないですね

肉だけを食べるのならそれでも良いかも知れませんが
もっとケバブらしくするなら

何かに挟んで食べることです

ケバブサンド

お店では「ピタパン」が多いです
強力粉、塩、砂糖、オリーブ油、イーストなどで作る
真ん中が空洞のパンですね

ただこれを作るのはこれまた大変です

食パンかハンバーガー用のバンズとかで代用しましょう
この時軽くバンズの表面を焼くことをお勧めします

そしてソースはマヨネーズは外せませんね
そこに辛子とケチャップ、お好みでカイエンペッパーとか入れて
ピリ辛にするととても美味しいです

レタス、トマト、オニオンなど一緒に挟めば
即席のドルネケバブサンドの出来上がりです

パンに挟むのが良い気もしますが
ご飯に乗っけてもイケますね
(実際にケバブライスってのもあります)
その時のソースはカレーのようなスパシシーな味がいいですね
ニンニクも入れたりするとライスと相性が良いです

最後にまとめ

ケバブは大きな意味でローストした料理
その中に例のドルネケバブが存在する

遠く離れた国の料理でも日本で食べられるわけですが
やはり日本人の口に合った味になりますね

逆に和食が海外で流行っていても
日本で食べるのとはチョット違う気もします

それと同じで重要なのは名前を食べるのでなく
その料理の味を食べると言うことです

ケバブ風、ドルネケバブ風と言うことで良いと思います

その中でケバブの話やその地域の話に広がれば
違う意味で食べる価値が出てきますね