フライドチキン

フライドチキンを嫌いだって人は少ないね

鶏肉の唐揚げなんだけど製法もイメージも違う
それがフライドチキンですね
あくまでも鶏肉の唐揚げの中にフライドチキンは存在しますw

フライドチキンは商品名ではありません
フライドチキンと言う食べ物です

人気のあるフライドチキンの秘密など探っていきましょう

唐揚げとフライドチキンの大きな違いは?

フライドチキンンはアメリカ南部のソールフードです

アメリカ南部に移民したスコットランド人がイギリス料理の焼くとか茹でるのでなく
一般的な揚げると言う調理方法で
アメリカのスパイスや調味料を使用して出来たのがアメリカ風のフライドチキンです

もう少し言いますと
アメリカ南部はアフリカ系アメリカ人が多く
肉体労働者が多かった
低賃金で低所得の食事事情は決して満足のいくものではなかった

欧米では昔、揚げ物は階級の低い人の食べものとされてきました
それには食材の鮮度が少々落ちていても長時間揚げることで
どうにか食べることが出来るという理由でした

そんな中でチキンは
本来スープぐらいにしかならない骨や皮、手羽とかも揚げれば食べれる
しかもフォークやナイフも使う必要はない気軽に安く美味しく食べられると言うことで
アメリカ南部の人たちの名物、好物になりました

逆に白人の富裕層などは食べることが出来ませんでした

そこに目をつけたのがファーストフードの外食産業です

アメリカ南部のフライドチキンを真似して
スパイスや調味料を研究して現代でも食べられているフライドチキンになりました

そして

唐揚げは中国から来た日本の鶏の揚げ物で
鶏肉に味をつけてから衣をつけて揚げる

フライドチキンはアメリカ南部発祥で世界中に広まり
揚げる衣にスパイスや調味料で味付けして揚げる

と言う感じの違いはあるようですが
唐揚げフライドチキンの発祥はほぼ間違いないです

ただ、肉に味付けするか衣に味付けするか?
この違いで区別は出来ないですね

日本に限って言うなら
唐揚げは衣も肉も味がついていてジューシーな感じ
フライドチキンは肉が柔らかくスパイシーでサクサクした感じ

個人的にはそんな印象ですw

まあ、唐揚げは「唐揚げ」フライドチキンは「フライドチキン」
日本は言葉が豊富ですから何も言わずともよさそうですw

フライドチキンは家庭でも作れるのか?

唐揚げは各家庭でも色々工夫しながら作る人も多いですね

※鶏肉の唐揚げ、骨なし唐揚げが一番【唐揚げシリーズ1】

※鶏肉の唐揚げ、骨付きの魅力 【唐揚げシリーズ2】

特にイベントやパーティーで登場するフライドチキンです
ではフライドチキンはどうなのかって話ですが
なんとなくファーストフード店やコンビニで買って食べる感じですね

不思議ですが唐揚げはオードブルにもご飯のおかずにもなるけど
フライドチキンはオードブルでビールなどのおつまみって感じですよね

何でだろうって考えたけど明確な答えはないw
先にも言いましたが日本語のなせる業でしょうかね

ファーストフード店で買ってきたようなフライドチキンは
家庭では作れないのか?と思いますよね

意外とそれらしきものは出来ます

難しくはないですが手間はかかります

先ず、やはり骨付きが好いですね
色んな部位が食べたいのならあれこれ混ざっているもの
手羽先や手羽元で購入しやすく安価なものでも出来ます

いずれも生の鶏肉に下味を入れます
この下味はお好みですが少し濃い目が良いです
香辛料(ニンニクや生姜)などもお好みで入れましょう

最低2時間もしくは前日に仕込んでおいて
味が浸み込んだら次に蒸しあげます
(しっかりと中まで火を通しましょう)

揚げる衣ですが、小麦粉だけでも良いし片栗粉を混ぜても良い
小麦粉主体が良いです(食感が柔らかい)
その衣にスパイスなど入れましょう
クミン、パプリカコ、パセリとか
ピリ辛にするならカプサイシンや一味
胡麻などを入れるのもありです

蒸しあがった鶏肉にスパイス入りの衣をつけて180℃の油で一気に揚げましょう

鶏肉は蒸しているので火は通っています
ですから表面が焦げない程度にサット高温でサクサクになるように揚げる

下味や蒸したりの下準備が手間ですが揚げるときは簡単です
サクサクしたフライドチキンが出来上がります
(生粉を使いますので油の劣化は早いです)

出来ればたっぷり油でサクサクっと揚げたいですが
フライパンに少な目の油で両面を揚げ焼きにする感じでも出来ます
油の節約にはなります

ポイントは
自分が食べたい味、作りたいフライドチキンをイメージすることです
イメージが沸いていれば何度か挑戦するうちに必ず出来ます

イメージを膨らます重要です

フライドチキンはまだまだ進化するでしょうか?

フライドチキンは日本語でもフライドチキンだが
鶏肉を揚げたものと訳すことも出来ます

つまり
鶏肉をフライ、揚げると何でもフライドチキンと言えるね

世界中で鶏肉を揚げた料理は数えきれないと思う

その中で先にも書いた
サクサクとしたスパシーで柔らかい味付けもしっかりしているし
お手軽に食べることが出来るのが一般的なフライドチキンを基本として
進化を続けているのは間違いない

有名なフライドチキンのファーストフード店
フライドチキンがメインではないがフライドチキンも売れているファーストフード店
コンビニなどのレジ横と言われるところにもあるフライドチキン
スーパーなどでも絶対にあるフライドチキン

何十年も前からあるけし、なんとなく変わってきたけど
フライドチキンには変わりないと思いながら食べているかもねw

各お店はかなり力を入れているようですよ

それは何故か「売れるから!」です

食材は同じ鶏肉
銘柄鶏とか地鶏で提供するお店もありますが高くなりますね

お手軽で出来るだけ安価でそして美味しいフライドチキンを目指しているのが
ファーストフード店であったりコンビニであったりスーパーですね

そうなると味付けを変えたり衣を変えて食感を変えたり
切り方を変えて形を変えてみたりね工夫はしているようです

一つ重要なのはフライドチキンは世界で食べられています

各国の味があります中国、韓国、イギリス、アメリカなど
その国の人に合った味付けです
インドにもインド人に合ったフライドチキンがあります
(クミンとかヨーグルトを使っているそうです)
キット、スパイシーなインド人向けの味だと思います

アメリカ人向けなら味は濃くサイズもデカイ

韓国人向けは甘辛い味付けだそうです

つまり
日本なら日本人向けの味にしないと売れません
パッケージやキャッチフレーズはブラジル風とかなっていても
〇〇風なだけで日本人の舌に合う味でないとあまり売れないでしょうね

見た目や名前は少しは変わるけれど基本は同じです
基本があるから進化もしていくと思います

これからも絶対に売れるフライドチキン
じっくりと注視していきたいと思います

最後にまとめ

鶏の唐揚げ、フライドチキン、さて次は・・・
鶏肉の料理もしかり揚げ物はまだまだ続きそうです

色々書きますが外食よりも家庭料理で出来るもの、そこを目指していきます

家庭料理で基本をしっかりと身につければ応用問題は何でも解けます

外食、中食で一度食べた味は忘れないうちにそれらしきものは一度家で作りましょう

何度かやっているうちにそれが身につきます

それが家庭料理の基本ですね

頑張りましょう!