ちきんなんばん

チキン南蛮を食べたいと思う日は月にどれくらいあるか?
そんなポピュラーになったチキン南蛮ですね

チキン南蛮と言っても味も見た目も違うようだ
コツをしっかり知っておくことがコツです
秘訣をしれっと調べておくのが秘訣です

深すぎずでもちょっと知っておきたいチキン南蛮

探ってみましょう

チキン南蛮って何処からやってきた料理かな

宮崎県が発祥のチキン南蛮?

誰しもがそう思っているだろうし事実そうなんですが
何で宮崎県なんでしょうね

「直ちゃん」「おぐら」の元祖とする説などでも有名です
Wikipediaなどで書かれていますね

南蛮の言葉を見てみたいと思います
南蛮←四夷(しい)「東夷」「北狄」「西戎」「南蛮」と言った
異民族に対するあまり良くない総称であった(古代中国時代)

日本では当初同じような意味合いであったが
15世紀に欧州と貿易が始まり欧州の人たちを南蛮と言うようになった
(東南アジア、スペイン、ポルトガルの文化や人物)

蛮と言う漢字が異人と言う意味もある
野蛮、蛮習、蛮行、蛮族、蛮人、蛮勇・・・たくさんあります
なんとなく「蛮」は深そうだw

言葉の勉強はともかく不思議なのは日本の南に上記の国はありません
これはマカオやルソンがポルトガルやスペインの支配下だったからですね

そこを経由して貿易がが始まった「南蛮貿易」です

色んな南蛮の文化も物も入ってきて同時に料理も入ってきました
それらの料理、調理方法につけられた名前が南蛮です

南蛮漬けとかが有名です

その南蛮漬けの酢が南蛮酢と呼ばれるもので
鶏の唐揚げを南蛮酢につけたものが宮崎のチキン南蛮の始まりです

チキン南蛮のコツを押さえておきましょう

よく見る例のあのチキン南蛮

鶏の唐揚げに特製のタルタルソースがのっかっているやつね
グリーンのパセリの粉とか振りかけて美味しそうです

この誰もが思い浮かべるチキン南蛮のコツ(真髄)は

*本場宮崎のチキン南蛮の味を知ること
*その味に近づけようとチャレンジする事

と言う言い方をすれば「何それ?」と思うかもしれませんが
自分が食べたいと思うチキン南蛮の味を知らないと
名前だけのチキン南蛮になってしまします

チキン南蛮に限らず納得のいく料理を作りたいなら
先ず「食べる」そして「その味を作る努力をする」
「食べる」の中に美味しいとか不味いとかありますが
キット美味しい時の感動の方が忘れません
一生忘れない味となるのです(不思議ですが本当です)

「その味を作る努力する」の中には
調べるという意味が多く含まれます
本でもネットで検索でも良いですね

料理が得意で一度食べたら同じものが作れると言う人でも
必ず確認の意味も込めて調べます

その努力が必ず答えを導いてくれます

美味しいチキン南蛮を食べたい、作りたいと言う人は
この記事を読んでいると思います

その努力が報われますよ

チキン南蛮の秘訣ははこれだ(ここに努力の結果があります

では、よく見る例のあのチキン南蛮を作る秘訣です

鶏の部位はむね肉が良いです
むね肉は包丁で均等に開きましょう
そして包丁でもフォークでもイイですから刺して
味を浸み込みやすくしておきましょう

塩・コショーで下味も良いですが
今、流行っているのは塩麹です
塩麹に漬け込めばジューシーで柔らかくなります
しかも旨みも増しますし簡単です

次に一番重要な部分です

揚げる時ですが
先ずは下粉(小麦粉)を満遍なくまぶします
次に溶き卵にくぐらせます
そして油に泳がせます
(油の温度は170℃から180℃、むね肉の厚さで変わります)
卵が何とも言えないサクサクになり食感がチキン南蛮ならではです

フライパンで揚げ焼きも良いですが
出来れば油で揚げた方が理想の味に近づきます

ソースですね
正直市販のタルタルソースで良いと思います
こだわりの家庭のタルタルソースがあるならそれです
そして理想の味を思いだして
辛子を多くするとか酸味を多くするとか砂糖を入れる人もいます
梅味にするとかカプサイシンを入れてピリ辛にするとか
タルタルソースが基本でそこにアレンジです

むね肉を揚げたら油をしっかり切って
包丁で食べやすい大きさにカットして
熱いうちにソースをかけて完成

冒頭でむね肉が良いと書きましたが
あくまでも一般的に多く使われているし
本場のお店でもむね肉が多いからです

個人的にはもも肉が好きです

これは個人の好みの問題ですね

そして秘訣と言うかなるほどなポイント
レモンとかの柑橘系を使うことです
タルタルソースに混ぜても良いし直接絞っても良い
ちなみに宮崎県では「へべす」が有名です
柚子、酢橘、かぼすの仲間です

へべすの絞り果汁とかも売っています

秘訣はポイントでもあり「そうだったのかあ~」となります

最後にまとめ

チキン南蛮はご飯のおかずにもなるし
乾杯メニューでもあります
子供も大人もキット喜ぶと思います
外食で食べるのも良いですが
ちょっと頑張って家で作るとアレンジが出来ます

家族のお好みの味が出来ますね

それぞれにこだわりがあり肉の部位も作り方も色々あります
自分独自こだわりを見つけて自慢しましょう

チキン南蛮を取り上げましたが
南蛮は他にもたくさんの料理があります

また機会を見つけて紹介したいと思います