さらうどん

皿うどんは、ちゃんぽんの親戚みたいなもの?

長崎皿うどん、長崎ちゃんぽんと言うしね

中華料理店でも人気のメニューでもあるのは
食べ応えがあって満足感が一番なんだが
揚げた麺だから食感がたまらなく旨いネ

皿うどんは中華料理で間違いないな

皿うどんも、ちゃんぽんのルーツにある

”昨日ちゃんぽんは
福建省出身の長崎の中華料理店の店主が
中国人の留学生に向けて
栄養価が高く安くてお腹いっぱいになる料理を
作ったのが最初・・・”

っと書きました

その続きで皿うどんがあるようです

ちゃんぽんは汁そばですから
出前などするときに汁がこぼれるから
「汁気のないちゃんぽんのような麺は出来ないか?」
と考えられたのが皿うどんです

考えた人は同じです

見た目が焼きうどんのようだから皿うどんになった
これは本当のようです

今でも長崎県では郷土料理でもありますから
専門店や飲食店でも「ちゃんぽん」に負けないぐらい
皿うどんが販売されています

麺は細麺と太麺を選べるようになっている仕組みで

いずれも麺を揚げます
通称で「バリバリ」「バリ麺」と言いますが
食感がバリバリだからか食べるときの音がバリバリしてるから?

どちらもイメージは沸きますねw

太麺の場合は通常の皿うどんのように
具材に餡かけにするか野菜と一緒に焼きそばのように炒める
このどちらかになるそうです

ここで注目ですが
揚げた麺を野菜と一緒に炒めるとどうなるか?
メッチャ美味しいです

そしてこれは実は中国料理にあります

中華料理店での皿うどん

中国料理で伊府麺(イーフーメン)があります
広州の食通家である伊乗紋と言う人が考案
伊氏の館(府)で作られれたから伊府麺です

伊府麺は茹でた麺を更に油で揚げます
保存食としても考えられたようで
インスタントラーメンの始まりみたいなもんです

事実、中華料理店では
伊府麺を「まかない」で普通のラーメンとして食べてました
それを「賄チキンラーメン」と呼んでいたかなw
醤油ラーメンに揚げた麺を入れると
まるでチキンラーメンと同じような味になります

お客様にメニューとして出す場合は
伊府麺は野菜と炒めて焼きそばの点心として出しいました
揚げた麺ですから炒めるときにスープを入れて
少し柔らかくなるようにして炒めてい行きます

食感はモチモチとしていて嫌いな人はいないと思いますw

その他に
麺を茹でずに生のまま揚げて
皿うどんのように餡をかけたものを
「バリ」と言っていた記憶もあります
もう40年近く前ですが今でもそう言っているお店はあります

20年ぐらい前からでしょうか
業務用の細麺の揚げ麺を製麺屋が作り始めましたね

長崎皿うどんです

普通の中華料理店では
この細麺の揚げそばを使っているお店が多いです

そして画期的なのが
揚げる前の細麺も販売されています
生ではありません全卵粉で蒸して乾燥させています
ですから日持ちします

お店では使うだけを揚げるだけです

揚げたものを保存するとどうしても湿気が邪魔します
その都度揚げるものだと揚げたてでかなり美味しいです

それが中華料理店における皿うどん揚げそばですね

家庭で作る皿うどん

家庭で皿うどんを作るなら
生の麺を揚げたりするのはかなりメンドイです
生麺を揚げるには200℃ぐらいの温度でないと揚がりません
手間もかかるし油も傷むし危険です

そう言う時は

こんな感じで色んなメーカーが出していますね

後は肉、魚介類、野菜でお好みの具を作れば出来ます
餡かけにするのが一般的ですが
伊府麺のように肉や魚介類、野菜と一緒に炒める事も出来ます
その時は水と粉末の中華スープなどを足して
少し麺を柔らかくするのがポイントです

揚げ麺はサラダとかに入れているレシピは見ます
これも中華料理屋さんでは昔からやってましたね

中華サラダに揚げ麺をパラパラとかける
もしくは餃子の皮、ワンタンの皮を揚げたもの
野菜サラダにパリパリした食感で美味しいです
酢の気が入ったドレッシングとも相性はいいですね

最後にまとめ

昨日も紹介しましたが
長崎ちゃんぽんも長崎皿うどんも
リンガーハットが美味しいですね

皿うどんはちゃんぽんよりカロリーは高いです

でも毎日食べるわけではないと思うし
ちゃんぽん同様
野菜もたくさん入れれば栄養価も高いです

食べる、食べられることに感謝することからですね