運とは意思や努力ではどうしようもない巡りあわせ？
というのが一般的な答えなのかもしれませんが
本当に
意思や努力で変えられないものが運なのか？
命を授かったときからの巡りあわせなのか？
運そのものを掘り下げて考えると
もしかしたら少しは生き方も変わるかもしれません
さが（性）は変えれないかもしれないが運は変えれる
さが（性）という言葉がある
人間が生まれながらに持っている性分などを現しますが
弱さ、卑しさ、いやらしさ、からの逃避欲求の
あきらめの気持ちの時に使われることが多いです
最近では「エゴ」と言う方がわかりやすいかも知れません
このさが（性）の部分は
ある意味運命との関係が密接であると考えます
先ず生命で
人間として生まれてくることは変えられません
誰から生まれてくるかも変えれません
親の変更はできません
環境になりますが
国、地域
お金持ちの資産家
貧乏で困窮している人
ヤクザとか反社会的である人
金持ちだけど不幸せな人
貧乏だけど幸せな人
生まれてきた時のその時の環境は変えることはできません
など
これが変えられない運命と言えるでしょう
そして
その環境で何歳までかはわかりませんが
根幹部分のさが（性）が形成されているとも言えます
つまり
運命であるさが（性）の部分は根底として変えることはできないのです
しかし
自力で物事が理解でき始めた時
もしかしたら運を変えることができるチャンスがあるかもしれません
運を変えるチャンスという同義語が矛盾している言い方ですが
チャンスが来るのも運だとしたら
非常にネガティブで無残なことだと深刻に思います
現実に戦争や紛争で運など来るチャンスはないというのも事実です
今回は
自ら変えることができる運なのに
そのチャンスを逃してしまっている人がいる
その視点で考えていきます
運って何だろう、の言葉そのものを変えてしましましょう
運は意思や努力ではどうしようもない巡りあわせだということは否めませんが
生まれてきた環境のせいで運が悪い、運がないと思っている人はいます
あくまでも
センシンティブな事柄も含みますので
「自分が努力もしないで環境のせいにしている人の話です」
たいていの場合
中学生、高校生の頃に周りと比較してしまって
やはり運が悪いとかイイとかで逃げてしまいます
最近はもしかしたら小学生低学年でも考えるかもしれませんね
その時
親が気づいて修正することを努力すれば
仮に貧しい環境であっても
自分が頑張って変えていこうという気持ちになります
この部分は親がチャンスを与えてくれたことになります
運がイイと言っても良いでしょう
その逆の場合
親の努力も足りなかったのか？
受け止め方がかみ合わなかったのか？
非行に走り、少し残念で運が悪いとなってしまいます
でも
運が悪いと思い残念な方向へ傾いたとしても
それは失敗として許されるのなら改善できます
許されないような場合でも贖罪として生きることによって
決して環境で運が悪かったのでなく
自らが運を悪くしたのだということに気づきます
運という言葉は運命というより命運と考えた方がよい
つまり
命が運ばれてきたのでなく
命を運んでいくものが運だということです
命運も解釈を自分なりによくしなければなりません
一般的に
運命が不可抗力的な使われ方をして
それをもっと強く断定する言い方が命運でもありますが
筆者は
先ほども書きましたが
命がどこからともなく運ばれてきたのなら
次は命を運んでいかなければならないという考え方です
命は自らが運ばなければ
決して良い方向へ行くことはありません
楽して生きることができるならそれに越したことはありませんが
その生き方が楽しいか楽しくないかは本人しかわかりません
一生懸命努力してつかみ取ったものは喜びも増します
命の運び方も
少しでも運がイイと思えるように努力しなければ
現代社会の雑音、邪な情報、悪魔の囁きのような悪い運が忍び寄ってきます
それを常に意識しておくことだと思います
以前書いた記事を参照してください
言葉の捉え方のへ理屈のようになりましたが
言葉は捉え方次第で変わります
言葉の意味は
国語辞典に載っているのが正しいのかもしれませんが
その言葉を深堀していくと
仏教用語であったり禅語であったりと
違った意味を捉えることができます
それを
自分の都合よく良い意味に解釈すれば必ず運は変わります
最後にまとめ
今現在生きることで深い悩みがあるとしたら
それはまだ救いがあります
何故なら現在生きているからです
どれだけ生きる時間が残されているかはわかりません
でも
生きたいと思っているならば
運という言葉をしっかりと理解して
イイ言葉にしてしまいましょう
そう思うことがイイ運が自分のところにやってくる命運だと思います
