待つ時間

【待つ時間】何を待つのか?これが重要ですが
【待つ時間】は無駄と思うとき【待つ時間】が有効と思う時があります
24時間365日【待つ時間】が必ずあります。【長い】【短い】はともかく
どうせなら【待つ時間を有意義な時間にした方がストレスが減る】

【待つ時間】は楽しみか、不安か、楽しみだけど不安

物心つくようになってから【待つ】ということを何度も繰り返します

生きている証としても【待つ時間は重要】です

では【待つ時間】がどのような時かを考えて見ます

〇 お腹がすいてごはんを待つ時間
〇 夜のテレビドラマまでの時間
〇 明日の彼女とのデートを待つ時間
〇 お正月の家族旅行までの時間
〇 ネットで買った洋服を待つ時間
など

〇 病気の検査結果を待っている時間
〇 子供が緊急手術になり手術終了を待っている時間
〇 会社の設備投資のための融資の審査の結果を待っている時間
など

〇 大学の合格発表を待っている時間
〇 新規取引先との契約を待っている時間
〇 明日は彼女にプロポーズ・・・の時間
など

少し例としては少ないですが、その時その人によっていろいろあります

上記の例からもわかるように

待っている時間が楽しみな時と
待っている時間が不安の気持ちが強い時
待っている時間が不安でもあるけど楽しみでもある時

大概、この3種類に分かれます

単純に「約束の時間なのに、ヤツがこない!」
こういう場合はイライラと怒りなどがほとんどです

恋人なら心配と不安が交錯するかもしれませんがね・・・

そういうのも含めて【待つ時間】は【気持ちが働いている時間です】

出来れば
「楽しみを待つ時間はたくさんあってもいいけどあまり不安で心配な時間は待ちたくない」
それが人間の本心ではありますが、人生はどちらもあります

ここで気づくことは

楽しみを待つ時間も、不安な時間を待つときも、楽しみだけど不安もある・・・
いずれの時間も長く感じませんか?

独り言で
「待っている時間は長いなあ~」といったりします

それは
待っている事柄を考える時間が多くなるからです

【待つ時間】は不安を感じている時間の方が多い

先に言っておきますが
突発的な出来事で不安な時間を待つことは避けられません
先にも書いた
誰かの緊急手術を待っている時間、回復を待っている時間とかは
どんなに楽しいことがあってもそれ以上に不安の方が強いから
その不安の時間はじっくりと祈って待つしかありません

そういうような出来事以外について書きます

先ず
楽しみしかない待つ時間は何の問題もありませんね
楽しみしかないのですから楽しいことを考えて
もっと楽しくなれるように想像したりして良い時間です

ただ
楽しみを待つ時間でも、天候だとか自分の健康だとか
不安になることを少しは考えます
天候はその時にならないとわかりませんが
自分の健康管理は楽しみの前ですからしっかり管理できるはずですね

一番問題なのは
【待つ時間】が不安と楽しみが入り混じっているときです

例えば
合格発表を待つ時間は「受かっているか?落ちたか?」を考えます
それって考えたところで結果は変わりません

新規契約の結果を待つ時間もそうです
すでに交渉やプレゼンを行った後に色々考えても結果は変わりません

でもついつい考えて、どちらかというと不安が強いですね

つまり
【待つ時間】が楽しみと不安が入り混じるときは
不安に思うことの方が大きいということです

余計なことを考える時間をなくす

営業マンならわかると思いますが1つの契約でいちいち心配していたら
次の仕事ができないです

大きなプロジェクトで1件だけの交渉の時もあるとは思いますが
そういう特別な事でなく
数多くの案件を同時進行で進めるのが普通です

成功する案件と失敗する案件も同時進行するはずです
出来ることなら成功案件ばかりが良いですがそうはいかないのが普通です

一喜一憂しないということです

営業マンを例えにしましたが
どのような人でも気持ちの持ち方を変えるだけです
ただ
どうしても不安とか心配はつきまといます

その時に有効なのが仕事でもイイしプライベートでもイイから
隙間なく予定を入れることです
身体を動かす、ジムとかランニングにwalking
映画やドラマを見るのも良いし読書でも構いません

もちろん
24時間に限りがあるし人間ですから体力も必要です
ここでのポイントは
出来る限り不安に思ってしまう時間を短くすることです
不安に感じる時間があるから、ますます不安も大きくなります

たくさん動いて仕事して食べて飲んであとは寝るだけの日が多くあれば
時間は勝手に進みます
気がつけば結果が出る日になります

【待つ時間】は不安なことをたくさん考えていても
あんまり考えずに他のことをしていても変わりません
変わるのは
【待つ時間】が長く感じるか?短く感じるか?感覚だけが変わります

要は
【待つ時間】を長くしないように感じる作業です

この作業をたくさん増やせばおのずと【待つ時間】は短く感じます

【待つ時間】がストレスにならないようにする

同じことの繰り返しになりますが
【待つ時間】が毎回毎回ストレスになれば病気になります

ストレスは肉体的疲労からも起きますが精神的要素が大ですね

人それぞれの性格上の違いはあります

1つ気になることがあればそのことばかり気にしてしまう人は
【待つ時間】を長く感じやすい人ですね
待つ事柄=気になる事柄です
それは
楽しみであっても不安であっても待っている間は終了していないし
結果も出ていないです

早く結論とか結果を知りたい人にも多く
不安の反対の安心欲求が強いとも言えます

それが
積み重なっていくと知らず知らずの間にストレスになり
何らかの病気にもなり兼ねません

【待つ時間】をもう少し深堀します

先ほどの
彼女にプロポーズする、大学の合格発表の例を考えて見ましょう

彼女にプロポーズしようと決めた時
何時どこで、どんなセリフで、指輪はやっぱり必要か?
サプライズ的に演出してみようか?などなど考えますね

大学受験すると決めたら猛勉強しますね

つまり
【待つ時間】が発生したときには
すでに、ありとあらゆることをやりつくした結果が【待つ時間】です

もう少し言うと
【待つ時間】は待つしかないんです
結果が出るまで色々考えても結果は変わらないのなら
不安になるようなことを考えてもストレスになるだけです

結果が出てから、次どうするかを考えればよいだけです

ただ
プロポーズに成功したときと断られたとき
大学受験に合格したときと不合格だったとき

冷静に考えることができる人ならば
駄目だった時のことを考えておいてもイイでしょう

まあ、プロポーズで断られないために考える、
大学受験に合格するために必死に勉強するわけですから
失敗したときのことまで考えるのは思考的に駄目かもしれませんが
不安を取り除くという意味ではありかも知れません

どちらに転んでも大丈夫だという心の余裕があれば
それが余裕になり良い結果になるのかもしれません

忙しい人ほど【待つ時間】を気にしない

結論から言うと
毎日、仕事の時間に追われている人、忙しくしている人は
楽しみだの不安だの考えている時間もないということです

ドラマの見過ぎと言われるかもしれませんが
刑事が事件解決のために日々寝る時間も惜しみ捜査していて
家族との楽しみの時間などすっかり忘れていた・・・
よくある1シーンです

ただ
これと同じようなことが実際にあるということです

まあ、忙しい人でも家族思いで家族との時間が待ち遠しい人もいます

まとめると
〇 楽しいことを待つ時間は、どうすればもっと楽しくなるか?を考える
〇 不安なことで待つ時間は、不安になるのは何でか?を考える
〇 不安と楽しみが入り混じっていることを待つ時間は、
  両方のことの対処方法を考えると気持ちは楽になり余裕ができる

最後にまとめ

私の死生観から言うと
生まれてきた時から死ぬ時を待っていると考えても良い

その間に楽しいこともあれば不安なこともある
そう考えると気持ち的にはものすごく楽になれるね