悪いこと

人生生きていると良いことより悪いことの方が多い気はするが,良いことばかりが
続く方が気持ち悪い時もある。では悪いことが続くと気持ち悪いのでなく
何か目に見えない,非現実的なことが起こっているのではないか?など
普段,考えもしないようなことで悩んだりしてしまう【悩んでも解決しない】

悪いことが続くのは誰にでも起こることだ!たまたま続いているだけ?

「悪いことって,なんか続く?」ってときがあるのは,なぜだろうか?
結論から言うと,生きている年数と関係するのと自分の人生の一コマに過ぎない
あまり深く考えすぎないようにして,その時,その周期の時が過ぎるのを待つ
最も良くないのは自分自身の責任にして悩み続けることだ

「悪いこと」の内容を整理してみることは大事

「悪いこと」は人それぞれ異なる出来事だ!と言う認識をする

自分にとって悪いことでも他人には悪いことでないかもしれない

例えば
最も当たり前のことは「病気や怪我」だ
自分自身にとっては病気になったことや怪我したことは悪いことと捉える

しかし
他人は病気や怪我そのものは良いことではないが
自分自身の出来事でなければ良くも悪くもない

もう少し言うと
多重交通事故に巻き込まれたとき(追突事故だったとする)
最初に追突された車は大破して運転手が重症だったり死亡したりする
その事故で後続の5台目に追突された車の運転手は
車が少しへこんだが,人身事故ではなかったときに

多くの人は
「後続で良かったあ~」とつぶやいてしまう

この事故の先頭では重傷者や死亡者が出ているのにもかかわらず
自分の身が大丈夫だったときに「良かった」と思う

しかし
重傷者や死亡してしまった人とその家族は「悪いこと」となる

当たり前のことを言っているだけだが
同じ事故現場でも時間のタイミングなのか,たまたまなのかわ分からないが
事故に巻き込まれたこと事態は悪いことでも
その事故で軽傷もしくは何も無ければ「良かった」と感じてしまうのが普通だ

もちろん多くの人は,後から重症者や亡くなった人のことを残念に思うだろう

ここで言いたいのは
悪いことは自分自身に何らかの影響を及ぼしたことだ

自分自身に悪いことが起きたと感じる時,その度合いを整理しておこう

具体例として
● アラームの入力ミスで起きる時間を間違えて遅刻
● 昼食で注文したラーメンと違うラーメンがきた
● 帰宅途中のコンビニで会いたくない人と会ってしまう
● 夕食のときビールを冷やし忘れていて,ぬるいビールを飲む
● お風呂に入ったら水だった
● 季節の変わり目で夏用布団で寝たら寒くて目が覚めた
などなど

このような自分にとっては悪いことだが
他人からしてみれば何でもないことで逆に笑い話になる

普段の生活の出来事で失敗したことやミスを「悪いこと」にしたら
人生の多くは悪いことだらけだ

ポイント
ここでのポイント
普段の何気ない出来事で自分自身にとって「悪いいこと」はあたり前のことで
今後注意したり,気をつければなくなる

悪いことが続くのは,その時が集中しているだけのことかもしれない

先ほど書いたことで
何気ない出来事だが自分にとっては「悪いこと」と捉えた時
まあ,決して良くないことだからそれを「悪いこと」と考えたとして

そういった出来事が不思議と続く時がある

それは何故か?

もしかしたら「呪われている?」って思う人もいるかもしれない
そう思う人は,前提条件として呪いなどを信用している人だ
全く呪いなどの非現実的なことは信用していない人なら
「呪われている?」とは思わない

でも悪いことは続く

人生で不注意やミスでの悪いことは
誰が悪いことを招いているのか?
「誰が原因でもなく自分自身」だ
その自分自身が原因なのに,それを多くの人は悪いこと捉えてしまう

悪い出来事でなくミスしたことを「自分自身で悪いこと」に置き換えているから
自分自身のミスを認めて,反省して「今後気をつけよう」と思わない限り
永遠に悪いことは起きる

そうではなく
身内が病気になった,友人が亡くなった,彼女にフラれた,などなど
こういった事が続くと「悪いことは重なる」とか「悪いことが続く」と言う

これらの悪いことの原因は
身内が病気になった原因は何のか?
友人が亡くなった原因は何のか?
彼女にフラれた原因は何のか?

全て原因はある

ポイント
ここでのポイントは
悪いことと思うことには原因が必ずある
一つ一つはその時のその状況での出来事で
全く違うことが起きていることを認識しておく

つまり
悪いと思うことが
仮に同時に発生しても,その内容は別のできごと
それが,たまたま同じような時期,時に発生しただけのことだ

そこに規則性だとか順番も無ければ優先順位もない

1日おきに起きたり,1年間,何もないかもしれない

ここで次に考えることは
今の自分がどういう環境にいて何年生きているかでも違う

友人がとても多い人,少ない人
身内との関係性も良好でお互い,しょっちゅう行き来して,交流が多い人
その真逆の人もいる

人生80年の人なら友人も亡くなる人も多くなって当然だし
10代なら彼女や彼氏にフッたのフラれたの,みたいなことは多い

多く生きていれば誰かが亡くなったとか病気とかの情報が多くなるから
自ずと悪いことが続くようになる

悪いことは本当に悪いことなのか?

「悪いこと」って実は普通に当たり前のことが多い

死,病気,怪我,災害,など多くの良いとは思えないことを
「悪いこと」と思っているだけではないだろうか?

確かに事件に巻き込まれたとか不幸なことは悪いことだが
普段の出来事の中で普通にあることは「悪いこと」とさえ思わなければ
悪いことが続くこともあり得ない

 

これは意識の持ち方とか考え方を変えるとかでなく
今まで「悪いこと」と思っていたことを再度よく考えて見たら普通の出来事だった

周りの環境もそういう時だったと思えることが多いのではないだろうか?

人生の後半は当然のように悪いことが続く

先ほども書いたが
人生長く生きていれば人生の後半になればなるほど「悪いことと思えること」は
多くなるのは当然のことだ

ある程度の年齢になれば多くの人は「悪いこと」も「普通のこと」と思うだろう

ただ,できるだけ元気で健康体でいた方が悪いことと考えなくてよいのも
分かってくる

したがって
「悪いことが起きないように」と思うより普通にできることをやる

 

例えば
生活習慣もだんだんと規則正しくなるし健全な生活を送るだろう

そうしないと病気になり死が近づく気がするからだ

占い師に「悪いことが続く」と尋ねれば答えは漠然

占いを信じる信じないは別として

占い師に「最近悪いことが続くのは何故?」と聞くと

先ほど私が書いたような鑑定はしない

「悪いこと」と思っている人の心ほど入り込みやすいからだ

これは占いを否定したり駄目だと言っているのでない

その日の出来事や最近の出来事を
ついつい「悪いこと」としてしまう人は「ネガティブシンキング」と言われる

悪いことをさらに悪い方向へ考える思考なのかもしれない

ポジティブシンキングの人は少々悪いことでも「これは良くなるチャンス」とか
「これ以上悪くならない,これから良くなる」と言った感じで
常に前向きに捉えることができる

ネガティブに考えると,その真逆だから
占い師などは,漠然と「近日中にあまり良くないことが起きる」とか
「食事には注意」とか「睡眠不足は駄目」だとか
具体的であるような言い方はするけれど,よくよく考えれば
「良くないこと」「注意」「駄目」と言ったようなマイナスの言葉が多い

つまり
ネガティブシンキングに考えている人は特にこのマイナスの言葉に敏感である

「悪いことが起きないように注意しよう」と考えてしまう

先ほどの悪いことは普通に当たり前にあることだから,注意していても必ず起こる

ネガティブシンキングの人は
注意して気をつけていたのに「悪いことが起きた」と思い込む

ますます占いを信じて,悪いことはさらに起こるだろう

それが「悪いことでなく」普通に当たり前のことだと気づくまでだ

最後にまとめ

人は性格も違えば考え方も人様々だ

ネガティブシンキングの人もいればポジティブシンキングの人もいる

ただ,どちらの人にも同じことが起こっている

その同じ出来事を「どう捉えるか?」が重要だ

全ての出来事ではないが多くの出来事は
人生の普通の出来事の1ページに過ぎない