ぶさいく

ブス、ぶさいくと言う言葉は、けなす言葉というよりも
自虐的に自分の事をブスと言ったり
笑いを取るときにぶさいくなヤツと言ったりしますね
ただ
冗談であってもあんまりブスだのぶさいくと言われると
気分の良いものではありません
もし本気で相手の事をブスと言っているやつは
性格ブスかもしれませんね
性格ブスって言われる方がヤバいですよ

ブス、ぶさいくの言葉の意味とか語源を見てみましょう

ブスは漢字では「附子」と書くそうです
トリカブト属の球根を附子と称し薬用(漢方薬)に使われています
鎮痛作用や強心剤として使用されるようだが
毒性も強く間違って使用すると
神経のマヒなどが起こり無表情になったりすることもあり
その無表情を「府子」と言うようになった
そこから酷い顔を「ブス」という説が有力です

ぶさいくの漢字は不細工です
容姿、見た目が酷い様子を表す言葉ですが
元々
工芸品(細工もの)の出来が悪いことですね

ブスとぶさいくは語源が全く違います
なのに
同じような意味合いで使われていることが多いですね
ただ
もし人に対して侮辱するとき、蔑称や劣等感を抱かせる時は
ブスと言った方が言われた人は傷つき方が大きいと思います
それは
ぶさいくと言う言葉の方が
個性があると言う表現としてる使われることが多いからですね
ぶさいくは
容姿がブスと言うよりは
ぽっちゃりしている人とか
全体にバランスが特徴的な人
美人でもない可愛くもないけれど愛嬌がある人
まあ、個性的な人と言うことでしょうかw
つまり
あまり本気で相手を傷つける表現にはなりにくいということです
特に現代では
敢えて自己表現するときにぶさいくな僕、私と言ったりします
芸人などは「ぶさいく芸人」とかのランキングもあります

ぶさ可愛いなんて表現はぶさいくだけど可愛いという意味ですよね
ペットなどでは今は当たり前に使われます

とまあここまでは
言葉の語源から簡単な使われ方の
ブスとぶさいくの違いを書きましたが
共通していることもあります

容姿や見た目に使われるのでなく内面的な性格で使われるときです

ブス、ぶさいくは
近しい間柄でも慎重にかつ冗談交じりで使う方が誤解は招きません

しかし
容姿や見た目をとやかく言う時代は過ぎましたね
個性が尊重されてファッションにしても驚くことが少ない時代
誰がどのような容姿をしていてもスルーされる時代でもあります
化粧は女性だけでなく男性もする時代だし
お金をかけるかけないは別として小綺麗にできる時代でもあります

見た目より問題は中身です
俗にいう性格ブスと言うやつです

性格がぶさいくなのに何故か性格ブスw
「性格ぶさいく」と言う言葉はあまり使わないな

この性格ブスは
あんまり面と向かって言われることは少ないと思います
よほどの喧嘩であるとか
最後の別れ話などの時には使うかもしれんせんねw

普段の会話では他人のことを性格ブスだと言っても
相手の性格の事は控えめに言いますよね
だから怖いということです

普段は何食わぬ顔で会話してお互い笑っていても
陰では○○さんはメッチャ性格ブスだ・・・
なんて言われているかもしれません

提案があります

容姿は個性です
重要なのは中身ですから、自信を持つことが大切です

普段の生活の中に自分だけの少しの贅沢を取り入れるのもありです
例えば
部屋ではちょっと贅沢なバスローブを身に着けるとかです
誰にも見られないし文句jを言われることもありません

自分だけが美しさと贅沢な気持ちになる裕福感みたいなものを感じるだけです
それが
気品のあるゆったりとした大人な心へとつながっていきす
気分転換にもなりスッキリとした気持ちになります

ちょっとした自分だけの贅沢は内面を磨くのに最適です

※昔は容姿に性格まで現れるなんて言っていましたが
現代は
容姿は如何様にでもできます
言い方悪いですが誤魔化せるんです
見た目に騙されるってのは昔からあるとは思いますが
近年特にそういうことってあると思います
この場合の騙されるというのは詐欺とかの「騙す」とは違います
見た目からして優しくて相手の事を考えて良い性格だと思っていたけれど
全く逆の性格で自分のことしか考えず我がままで良い性格とは言えない
そういう人を性格ブスと言うのだと思います
つまり
「メッチャ美人やけど性格ブスやで」みたいな感じで使われますよね

昔も言っていましたが
「ブスなんやけどメッチャ性格のイイ女と
美人やけど性格メッチャ悪い女とどっちがええ!」的な
ナンセンスな言葉遊びをやっていましたが

少し話は戻ります
※昔は容姿に性格まで現れる・・・
このフレーズを書きましたが
誤魔化すことはできても性格までは誤魔化せないということです
つまり
私はブスだから何とか誤魔化して奇麗に見せようと思う時点で駄目です
誤魔化すという考え方が良い性格だとは思えません
多少ブスだと思っても
誤魔化すのでなく努力してちょっとでも奇麗になろうと思う気持ちなら良いです
ブスと言っても考えたら不摂生によって出来上がったものがほとんどです

勿論生まれた時から皆違います

先ほども書きましたが
ブスと言うより多少ぶさいくな人はいます
それは個性ですし
それがあまりにもコンプレックスならば見た目を変える方法はいくらでもあります

生き物には個性があるから見ていて楽しいしコミュニュケーションが取れます
重要なのは中身です
性格ブスと言われないように
中身を美しくすることに全力を注ぐべきですね
これは性別年齢関係なくです

ブス、ぶさいくだからと言って決めつける行為をしているのも問題

これはどういうことかと言うと
先ほども書いた「見た目に騙されるってのは昔からある」
と言うのには
見る側の目が見た目で決めつけているという部分もあるということです

先ず下記の引用文を見てください

不細工とレッテル貼り
不細工な人間を語るとき、しばしばその性格もからめて語られることがある。
しかし、容姿が醜いというだけでその性格にまでレッテルが貼られる傾向があるようである。
大学生を被験者とした研究で
他の学生の個人的特長を顔写真を元にして評価させる実験を行った。
おのおのの写真は
あらかじめ他のグループの学生によって魅力的な容姿か否か判定されていた。
実験の結果、男女問わず、見かけの良い人間のほうが
不細工な人間よりも、面白味があり、社交的で、刺激的で、
親切で、感受性があり、強く、慎み深いと評価された。
ウィキペディア 不細工より引用

つまり
自分の好みでその人の性格まで決めつけていないか?
人の心が読める人は別としてw
見た目だけでその人の性格までは絶対にわかりません
想像はできます

人には好みがあります
好みも個性であるとするならば好きなタイプや嫌いなタイプも個性です
個性のぶつかり合いだから縁があって結ばれるか?結ばれないか?
人生のタイムラインの出来事ですね

初めて会ったのにビビット来るものがあるというのも
先ず見た目が好みであるのと
その見た目から性格も想像できた時だと思います
そして
お互いの個性がひかれあったときですね
そう考えると
内面(性格)を美しくしようと心掛けていると
容姿にまでその内面が現れてくると言う事で理にかないます

ブスだのぶさいくだの他人の事を陰口していると
言っている人が性格ブスになりますよw

人の事よりもまずは己の内面を美しく磨きましょう

最後にまとめ

この前ドラマを見ていて
ブスと言う言葉を使っていました
日テレの「俺のスカートどこ行った?」です
古田新、松下奈緒、白石麻衣などの
豪華キャストの今風の不思議な学園ドラマ?ですw
(色んな個性があふれていて諭し方が面白い)

その中で
性格ブスと言う言葉も出てきたので書いてみましたw
気がつかないうちに性格ブスになっていく場合もありますから
時々自分自身を見つめ直して常に正していきましょう