一喜一憂

一喜一憂の熟語は
とてもよく使われているし使っているかもしれませんね

一喜→1つ喜ぶ
一憂→1つ憂える

たった1つの物事の変化にいちいち喜んだり憂いたりすることですが

憂いる→
苦しむとか辛い、思うようにならない、悩んで足が止まる心配する、心配事。
憂鬱になるとも言ったりします

どちらかというと
喜ぶことより憂うことに重きを置いた熟語の気がします
「一喜一憂するな!」なんて
戒める言葉で多く使われがちですね

一喜一憂は特に今の時代は注意しなければなりません

上記でも書きましたが
ある物事の状況が変化するたびに喜んだり心配することですが
ネット社会の今
ありとあらゆる情報が飛び交っていますし
そのスピードも恐ろしく速いです

その情報の中には確かなものもあればフェイクもあります
ネットでは特にそれらを見極めるスキルが必要ですし
毎日無意識に訓練させられているのかもしれませんね
しかし
ある程度意識して見極めないと
何が何だかさっぱりわからなくなるし
時代についていけない不安に脅かされます
その意識の欠如が「一喜一憂」してしまう原因かもしれません
ただ
一喜一憂することはほんとによくないことなのか?
戒めの意味などで使われているから
一喜一憂しない方が強い人間になれるし情報整理も出来るかもしれません
でも
素直に嬉しいことを喜んで
心配事を憂うのは至極自然の人間の姿ですよね

逆に
周りが喜んで今喜ぶべきところなのに喜ばないもしくは喜べない
ポーカーフェイスで、わざと嬉しんだけど喜ぶ姿を見せないとか
喜び方がわからないという人もいます

筆者である私もあんまり喜びを表に出す方でないし
上手く喜びを伝えられない人です
まあ、それは性格ですから良いとして
問題は

喜ぶべきことを喜べない人はチョット心を正す必要があるかもしれません

例えば
友人の結婚式などで心から喜べなかったりするのは
自分自身と比べている時とかです
友人と自分を比べるところから間違っている気もしますが
他に
何か心配事があるとか悩み事があるとか憂うことの方が強い時ですよね

つまり
常に何かを心配している人悩んでいる人に多いです

人は何かしら心配事も悩み事もあります
今現実にその心配、悩みと対峙している人でも
他人にはそんなそぶりを一切見せずに
仕事であったりコミュニュケーションをとれる人の方が多いのも事実です

俳優とかは自分の親が生きるか死ぬかってときでも
舞台はしっかりとやり遂げるというプロ意識が高いですね
お客様あっての仕事ですから当たり前と言えば当たり前ですね

ポイント
つまり
今やるべきことが何かを明確にわかっている人はぶれないってことです
結構、心配性で悩み多き人は今現実のことで悩んでいなくて
これから起きるであろう未来のことで悩んでいることが多いですね
未来って明日の事もどうなるかわからないのが現実的な考え方です
勿論
明日の予定も来年の予定もあるし
目的に向けて目標をコツコツこなしていくから生きられるのですが
それはそれで
明日のまだ起きもしないことで心配するなということですね

一喜一憂していい時とダメな時を意識して分ける

喜怒哀楽

「一喜一憂するな!」はあくまでも戒める時に使いましょう
野球やサッカーの試合で
自分の応援しているチームが勝てば大喜び負ければ面白くない
好きなチームが最下位でも
勝てば喜ぶし負ければ悔しいものです
ファンは一喜一憂してイイのです
選手は一喜一憂しては駄目ですね

子供のテストの成績が悪ければ心配もします
受験で合格すれば大喜びします
大いに一喜一憂しましょう
本人もその時は一喜一憂しても良いけど
学業が始まれば
一喜一憂せずにしっかりと勉強しましょう

ポイント
このような感じで
全ての人生において一喜一憂は駄目なはずはありません
一喜一憂という戒めるための四文字熟語として捉えて
どのような状況でも喜んだり悲しんだり心配したりする感情を
いかにコントロールできるかということが一番重要です

感情のコントロールができないとヤバイですね

個性が強い人と言われる人に多いのは
感情のコントロールがあんまり得意でない人に多いかも知れません
悲しい時に泣きじゃくるぐらいなら良いのですが
周りの人に当たる、周りの物に当たる・・・
周りの人がちょっと迷惑するぐらいならマシ
物がちょっと壊れるぐらいならマシですが
人の心も肉体も傷つけたり
高価なものなのに後先考えずに破壊してしまったりする人

 

完全に感情をコントロールできていませんね

ドラマや映画ではよく見るかもしれませんが
現実に感情をコントロールできなくて
犯罪や事件になっているのも事実です

個性が強い人の悪い例を書いただけで
個性が強いことは良いことですね

最近お笑い芸人が「癖が強いんじゃ~」的なネタをやっていましたが
まあ、それも個性が強いということで面白いですね

ここで言いたいのは
個性はアイデンティティーですから
人それぞれで
強いと感じる人もいれば個性がないと言われる人もいます
個性の中に色んな感情表現があるとして
その感情をコントロールできないのが問題であるということです

コントロールできない病気の人もいますから
そう感じたときはすぐに専門の医師に相談して治療を始めてください

病気でもないのにコントロールできない人です

最初の一喜一憂に戻りますが
すぐ一喜一憂する人は感情のコントロールが未熟だと考えましょう

これは意識すれば修正できます
もし自分一人で不安な場合は近くにいる人に協力してもらうと良いですね
嬉しい事があれば素直に喜んでよいのですが
めちゃくちゃに喜びすぎない
上品に喜ぶ癖をつける
逆にあんまり喜びの表現を出さない人は

意識して大声を出して喜ぶとかです
協力者の人は
「今はもっと喜んでいいのだからお声出して笑いなさい」
とかのアドバイスをしてあげましょう
心配性の人で常になんか不安な顔している人は
毎日鏡を見て笑顔を作る努力をしましょう

協力者は
あんまり「心配するな」とか「大丈夫」とか言わずに
優しくそばで見守ってあげることが重要です
そしてさりげなく「何か美味しいものでも食べよう」とか
不安材料と全く関係ない話とか行動をしましょう

一喜一憂しすぎないという事です
それには
意識して感情をコントロールする訓練をしましょう
毎日続ければコントロールできるようになります
スポーツ選手やミュージシャン、アスリートは
こういったメンタルトレーニングを怠っていません
だから
本番に強くて最高のパフォーマンスができると思います

一喜一憂は戒めの言葉であり
感情をコントロールするための言葉でもある
それがメンタルの強化に繋がり人間として成長できると思います

最後にまとめ

今回は普段使っている一喜一憂について探ってみました
ネット上では一喜一憂しないための方法だとか
一喜一憂しやすい人の特徴だとかありますが
生き方の参考になるので検索してみてください
今回の記事は
一喜一憂のメリット、デメリットと題しましたが
良くするのも悪くするのも自分自身であるということです
いろんなことを考える参考になれば幸いです