老後を考える

 

人生100年、100歳以上生きる時代を考えるシリーズです
生きていく上で健康、元気が1番なのですがお金が必要です

これは若い時も年とってからでもいる物は要ります
世界中の共通の問題です

若い時から老後を考えて資産運用している人もいますが
計算通りにいかないのが人生です

 

突然の病気や事故でまさかの事態が起こる
潰れるはずのない会社だと思っていたのにまさか潰れる

お金そのものの価値がどうなるか分からない
日本は安心なんて考えは危険です

と言っても100歳までお金なしでは生きられないですね

どのようなお金の意識を持つべきか考えて見ましょう

100歳以上生きるための嗜好の位置づけを考える

今60歳だとして100歳まで40年あります
40年生きるのにいくらお金が必要かという単純な計算をしましょう

その時今の生活と言うより嗜好のある生活はしないとしたらいくら必要かをまず考える
嗜好をどの位置づけするかによりますね

料理の嗜好はと聞かれれば
値段は高くても安心で安全でとにかく美味しいものが良いし
外食なら雰囲気が良いところでお洒落なところで食事したいとか
料理は見た目も味も雰囲気も大事で食べた後の幸せ感が得られるものが良い

嗜好=贅沢品でありお金がかかる物だと思いがちですが
嗜好は贅沢と言うより最低限の価値に付加価値がついたものだと考えて見ましょう

もう少し言うと嗜好は無くても生きてはいけます

料理は高級で美味しいにこしたことはありませんが
安くても栄養があれば特別美味しくなくても食べることができれば生きていけます

工夫して贅沢さえしなければ食費はかなり安くできます

ただ、それが楽しいかどうかと言うことは別です

毎日安いうどんとタンパク質に納豆と鶏ムネの塩茹でと軽く野菜でも食べていれば
生きていけるし身体には贅沢品を食べるより良いかも知れません

野生の動物たちは味とか雰囲気など関係ありません
生きるために食べているだけです

人間は人類誕生したときはおそらく嗜好というものはなかったと思います
進化と共にただ生きるための食から感情を健康にするための食事であるとか
健康維持のための食事という形に変化してきました

極端な話、人は嗜好がなくても生きていけます
身体に悪い嗜好品ならない方が良いかも知れません

ですが現代は21世紀です

そんな中で嗜好はあって当然だし
良い嗜好があるから長生きできるのかも知れません

そう考えると長生きできる嗜好と言う考え方にした方が良いですね

ちょっと長くなりましたが
嗜好、嗜好品を増やすとお金もかかります
今までの自分の嗜好を一度全て確認してみることです

コーヒー、タバコ、食事、服飾、住まいなど簡潔に言えば衣食住ですね

ほとんどが嗜好で成り立っています
それを肉体的にも精神的にも普通でいられる状態を保てる嗜好にするのです

年齢と共にアルコールも減ってくるし脂っこい食べ物も食べたくなくなるし
着るものも特にお洒落は要らないでしょう
住まいに関しては住み慣れたところが良いですが
新たに高級マンションへ住むことは必要ありません

人それぞれ経済状況が違いますから嗜好の感覚も違います

お金がたくさんある人は嗜好品を増やすと体には良くないかもしれません

お金がない人は節約して工夫する中で嗜好を見つけて
それが元気の素になるかも知れません

お金がある人もあまりお金がない人も共通で考えなければならないのは

質素な生活にしていくことが100歳以上生きるコツです

質素=貧乏という意味でなく

考え方、行動を質素にすると言うことです

質素な嗜好を求めていくことが重要ですね

たくさんお金がある人は誘惑に負けないようにする事
お金があまりない人は工夫して質素な嗜好を作りそれを楽しむ事です

先ずは100歳以上元気で生きようと思えば
シンプルにとにかく「生きるんだ」と思うことです

その気持ちがなければ生きることは出来ません

そのあとに嗜好がついてくるはずです

嗜好とお金の関係は先ず切り離して考える

60歳を過ぎて健康でバリバリ働いている人もいれば
体力も落ちて健康にも不安があり思うように動けない人もいます

これは年齢問わずですが人はその時々の状況で生きています

60歳でやや健康不安もあるけれど何とか一人で身の回りの事も出来て
体調の良い日もあれば芳しくない日あるけれど
まあ元気でその日を乗り切っているとしましょう

その時思うのはもっと余裕のお金があれば
作るにしても買うにしても今以上に栄養あるもの食べて
人間ドックも受けてジムにも通って先ず健康体を取り戻したいと思います

60歳という年齢は現代ではまだまだ動ける年齢で現役年代とも言えますから
年齢同等もしくはそれ以上の体力はつけたいと考えます

お金とそして時間があれば
色んな所へ行ってたくさんの景色も情報も実際に見たいと思います

スポーツも自分で出来る人はやりたいと思うし
出来ない人は好きなスポーツを思いっきり応援したいと思います

音楽が好きな人は
自分で楽器が出来たり歌える人は演奏してライブもしたいと思うし
自分では演奏できないけれど聴いたり見たりするのが好きな人は
好きなアーティストを全力で応援するしライブにも行きたいと思います

などなどお金と時間があれば大抵のことは出来るのは事実かも知れません

逆にお金も時間も無ければやりたいことができないのも事実です
それともう一つ重要なことは
お金も時間があっても動ける肉体と精神的に元気がないと何もできません

お金も時間もあまりないけれど動ける肉体と精神的な元気があればチャンスはあります

つまり
お金の優先順位は1番ではありません

端的に言うと健康1番なのですが
何度も書いているように少々の健康不安があっても元気ならばなんとかなります

健康になるための元気とも言った方が良いかも知れません

元気にを出すのに必要なのが嗜好です

お金がなくても嗜好は楽しめます

施設の会員費を払わなくても
走ったり、ウォーキングしたりストレッチしたり
地味ではありますが筋力を維持することは出来ます

食事も安い食材でも工夫して栄養を摂りいれて
自分好みの味にして自分なりの食事を楽しむ

スポーツもテレビなら見る事も出来ます

音楽もライブ出来なくても創作して動画にするとか
好きな音楽配信を最近では安価で聴くことも出来ます

遠くに行けなくても
世界中の情報は知る事が出来るし
SNSなどを利用すれば話も出来ます

嗜好がなくても生きてはイケますが楽しい生き方は出来ません

 

ポイント

これは重要なポイントで
100歳以上生きようと思えば楽しく生活することです

お金がなくても楽しく生活できる方法を探せばあります

 

嗜好を追求型に変えていく事が重要

嗜好の追求と書くと徹底的に好きなことをやり抜く感じですが
若い時からの趣味でドンドン深くはまっていくのとはチョット違う考え方です

若い時は仕事ばかりで趣味なんて特にないと言う人が意外と多いです

60歳を過ぎてから趣味嗜好を見つけてゆっくりやっていけば良いと言いうことです

その時
何がやりたいかは自分で見つけるしかありませんが
たくさんの事を色々やる事は考えない方が良いと言うことです

年寄りになっても多趣味な人はいますが
大抵は若い時から色んなことをやっていた人だから出来る事です
しかしそういう人も
もっと年寄りになればそんなに多くの事は出来ません

それは1つのことをやるののに時間がかかるからです

前回の記事でもその根幹の部分を書いています

60歳あたりから趣味嗜好を見つけてやるなら1つで十分です
その1つの事をじっくりと攻めていくと
自ずと色んなことにに波及していきます

最初は勉強するぐらいのつもりでジワジワト始めるのです

例えば
若い時料理人だったから料理の事を趣味的に何かできないかと考えます
高級食材や調理器具はお金があんまりないから使えない
だが、安い食材でも栄養価の高いものもある
その食材についてドンドン調べる
その食材はどんな料理に出来るのか調べる
その食材は日本以外でも食べられているのか調べる
その食材に相性の良い副材料や調味料を調べる
そしてその副材料や調味料について調べていく
などなど
1つの事から調べることはいくらでもあります
食材の生産地や歴史なども調べることができます

そうすると
その食材を元にブログが書けます
ブログが書けるようになって来たら
たくさんの人に読んでもらうためにはどうしたら良いかと言うことを考えます

ブログを書くこと読んでもらえることが充実して来れば
それが趣味嗜好になっていきます

ブログは最初は無料からでも出来ますし
少し嗜好も深まってくれば少しお金をかけようとも思います

そうすれば
ブログから経費ぐらいは収入が発生させることができます

そう言ったことの繰り返しと積み重ねから
ある程度収入が得られたら高級食材を実際に買って作って食べて
それについての記事が書けます

もう少し頑張れば動画に撮ってブログにアップする事も出来ます

料理について書きましたが
自分が長く何か出来そうなことを探すことから始めましょう

最初からお金をかけた嗜好は最初からはなかなか追及できません

年寄りになるとだんだんとやる事に時間がかかります
贅沢な嗜好は減らしつつお金のあまりかからない良い嗜好を追求していきましょう

たくさんの事でなく1つの事で良いです

それが100歳以上生きるコツでもあります

最後にまとめ

嗜好を求めすぎるとお金もかかります
嗜好が全くない生活は活力無く面白くありません

嗜好には人それぞれ考え方もあるし視点も違いますが
自分自身が没頭できるようなことが好いですね

没頭出来る事が集中力に繋がり瞑想状態にもなるようです

脳の活性化に繋がっていきますね

60歳から100歳以上を考えただけでも長いようで短いものです

少々健康には不安があっても元気で楽しい嗜好を見つけて
それに没頭すれば年齢以上の活力が出てきます
その活力が生きるためのお金を生み出すことになり
更に元気になっていけるはずです

定年後にお金の心配ばかりして老いて死ぬより
お金は先ずは生きるだけあれば良いのです
そして年を重ねるとともにより生きるための活力を生み出すお金は
元気ならばあとから付いてきます

では次回も100歳以上生きるための方法を考えて書いていきます