100才時代

人生100歳の時代が今は当たり前である
私も今から40年以上は生きなければならない

50年が過ぎればあっという間に感じたのだから
100年も過ぎれば長くは感じないはず

若い時にできなかった事を残りの人生でやると言うのはちょっと違うが
今までの失敗や反省も含めての残りの人生と考えると
まだまだ希望は持てるはずである

 

100歳以上生きるには元気であることが望ましい
元気とは何とか動けて食べていける事と考える

その方法はいくつものことが重なり合って成り立つとも考える
方法は1種類ではない
人それぞれ100歳以上生きる目的をも持ち夢を持ち
今出来る目の前の目標を決めて生きようではないか

 

Power to liveという言葉を噛みしめて
ゆっくりと考えていこう

100歳以上生きたいのでなく生きなければならない

少子高齢化で日本だけでなく世界中で国そのものの経済が不安定になってきている

若い人が働いて年寄りを守る仕組みは根底から崩れてきているのである

少し前までは人生80年とか言われ90歳まで生きれば往生、大往生と言われていた
今は90歳から100歳以上生きて初めて大往生と言う時代でもある

少子高齢化の状態で人口はどんどん減っていくことを考えると
社会福祉は崩壊していくしかない

それでは駄目だと環境を整えているようだがすぐに環境も整いそうにない

日本は何を決めるにしても早く決められない仕組みである
それで今までは普通に暮らせて国民全体がどうにか暮らせていた時代だったからである

少子高齢化は昨日今日から言われてきたことではない
数十年も前から数字に示されて言われてきたことである

それが
日本の経済が奇しくも悪くなく世界の中でも上位にあり続けているから
体質を急に変えようとしてもすぐには変わらないのである

そこに今
周辺国を始め米国の不満の爆発が日本を襲ってきている状態です

おそらくこれから先も世界情勢は益々不安材料が増えていく

日本の人口は減少しているが世界の人口は増え続けるのです

皮肉ではありますが
途上国は人口は増え、先進国、中、高所得国は人口減少していくのが現実です

では日本はどうしていくべきなのかとなるわけですが

一番恐ろしいのは一強独裁の隣の大国だ
日本と違ってやりたい放題だし何を決めるにしても早い
良いことも間違っていることも早いからそのスピードに日本は追いついていけない

ロシアも同じことが言えるしロシアと中国の関係も良くも悪くも恐ろしい

それに続いてアメリカは益々今以上の強硬策に出ていくしかない

日本はおそらくこれからもどっちつかずの中途半端な国で
平和ボケしない程度に精神論で生き抜くしかない気もする

政治的な事は専門家や評論家が面白おかしく
また、予測もしているからそれを見て聞いて振り回されないようにしないと駄目だと思います

普通の人々は愚痴や文句を言いながら決められたことに従って生きて
その中で楽しみや幸せが見つけることができるように頑張るだけである

勿論
悲観的に生きろと言うのではない
俺が私がと言う人はドンドン前面に出て戦っていくべきでもある

そんな中で高齢者と言われる人は
定年後とか引退後にゆっくりして楽しめる時代でもない気もします

どちらかと言うと高齢者になってから金を稼がなければならない時代である

年金や資産で楽しめる人は少ないと思った方が良い

そうなると
やはり歳をとっても出来るだけ自分で金を稼ぎ自力で生活していくことが必要である

高齢になりもう働きたくないと言っても働かないと生きていけないのである

50年後は人口も減り若者と年寄りのバランスが良くなっていくかもしれないが
今はちょうどバランスが悪いから年寄りも働かなければ
若い人達が頑張れる時代はやってこないと言うことです

 

ポイント

つまり
年寄りは自分のためでもあるがこれからの人のために老体に鞭打って働いて
自分の身は自分で守らなければならない時代なのです

何としてもあと40年以上100歳以上まで生きなければならないですね

 

100歳以上生きなければならない時代に必要なことを考える

50歳を過ぎたころから人は体力と言うものを感じ始める
もちろん人それぞれではあるし
スポーツ選手などは50歳よりもっと早い段階で体力の変化を知るであろう

普段から歩いたり走ったり筋トレしたりジムへ行ったりしている人も多い
それは体力を少しでも落とさないようにしながら健康体でい続けたいからだと思う

ただ
怪我も自分からしなくても不意打ちの場合もあるし
病気なんてのもいくら気をつけていても病気にはなる

風邪は万病の素とも言うけれど
ちょっとした頭痛や腹痛、インフルエンザなどは
適切に治療すれば問題なく治る

また
年齢と共に起こり得る更年期障害的なものも
生活に支障がない程度に医師とも相談しながら上手に付き合うしかない

それらの事がありながらもなんとか生活できている人は
特別健康ではないが元気は保つことができるはずです

もう少し言うと難病を抱えても元気で生きている人はいるし
成人病になってしまっても克服しつつ元気な人はいます

後遺症を抱えながらも元気な人はいます

病は気からとは言う言葉は全く否定は出来ないとも言えます

しかし
重大な病気になってしまったら先ずは治療に専念して
生き延びることを選択すべきであると考えます

そして
治療や投薬がずっと必要であっても生きていれば元気にもなれます

つまりここで重要なのは先ずは生きると言うことですね

その生きる気力を作り出していくことがとても大事である

 

ポイント

100歳以上生きるために必要な気力とは

肉体と精神は連動している部分もあるから
肉体が衰えてきて筋力も弱り今までとは違う不自由さを感じ始めたら
精神的にも弱気になりがちになっていきます

精神的に辛いことや耐えがたいことが起こると
動けなくなるし動かなくなるから肉体が弱ってくるときもあります

どちらが先か後かでなく弱ってくるときは同時進行する場合が多いです

 

肉体的な事から考えて見る

自分が出来る範囲での運動は不可欠である
肉体労働であってもウオーキングや筋トレなどは
いつもと違う筋力などを使うから出来る限りの事は行う

時間を決めて長時間でなく短時間(15分でも良い)で毎日続ける

短時間をもっと短くして一日で分散することも良いと思う

有酸素運動と無酸素運動を取り入れて
走る事とかが困難なら歩くだけで良い
そのあとに軽く筋トレをする

電動自転車とかランニングマシーンとかはとても良いが
費用が掛かるから身近なもので代用する

タオル一枚でも役に立つし孫の手などの棒状ののものも良い
それらを使って肩甲骨を剥がしたり両手を伸ばしたり出来る

基本的な筋トレやウエイトトレーニングは
自分の出来る範囲のことをやる
最初から無理をすると絶対に長続きしない

片足立ちとかズボンをはくときや靴下を履くときでも
意識して立ったまま行うようにする

勿論ここでも安全が重要で無理はしないことが大事です

エスカレーターは使わずに階段で上り下りをする

普段歩くときも少し早足で歩く

意識して工夫すればお金をあまりかけずとも運動は出来ます

次にお金のかかる肉体的な事を考えてみる

肉体を維持して元気でいるには食事である
これは0円では無理です

運動などは工夫してお金をかけずに食事にお金を使う方が有効である

食事を美味しく楽しみながら好きなものを好きな時に食べるのも悪くはないが
意識して身体の為に元気になるために食事を考えることが重要です

バランス良く食べるのが一番ではあるが自分に合った食事の方法が必ずあります

病気で医師から制限がある場合はそれに従わなければならないが
特に問題のない人は自分なりの健康、元気食を作ることが良いですね
食材は高ければ良いと言うことでなく
安くてもビタミンやタンパク質やミネラルなどバランスよく摂ることは出来ます

市販のインスタントやお惣菜も上手く利用しながら
コストも考えながら工夫することが重要です

納豆や卵、野菜も玉葱などは比較的安価である
そう言ったものは毎日少量でも摂るようにして
たまにはちょっと高いけど緑黄色野菜なども取り入れていく

そして炭水化物は出来るだけ決められた量をと摂る
炭水化物を全くとらないのはかえって良くないです

一番大事と言えるものはタンパク質である
動物性のたんぱく質を適量とることが重要である
年寄りになればなるほど元気な人は肉を食べていますね

 

同時に魚も不飽和脂肪酸が多く含まれているから週に何度かは取り入れたい

自分の食事メニューをある程度決めるときに必要なのは
一日のカロリーである
運動量にもよるし男女でも異なるが
最近はカロリー計算をしてくれる無料のサイトもあるし
キッチリでなくてもある程度把握しておくいことが重要です

 

それらを踏まえたうえで食事を摂る時間も決めると良い
一日3食が理想だと言う人もいれば2食で良い1食で良いという人もいるが
あくまでも他人が言っているだけで食べるのは自分ですから
自分が良いと思う方法を見つける事が大切です

1ヶ月も続ければ効果が出てくるから
そこで良いのならそのままで、ちょっと違うと思えば修正するだけでです

アルコールは大丈夫な人は適量を飲むには問題ない
飲めない人は無理に飲む必要はない

逆にアルコールが多くなりがちな人は意識して減らしていく必要はある

歳をとると自然と減っていくのが普通だが
たまに時間も構わずアルコールに頼るようになる人がいる
依存症もしくはそれ以上の症状になるのは自殺行為です

意識して減らす必要があります

そして絶対に止めなければならないのはタバコ、喫煙です

これは年齢にかかわらず早く止める方が絶対に良い
歳が行けば行くほど止めにくくなるし身体にも悪い

世界のタバコに関する記事や情報をしっかりと見る、読むことです
タバコが身体に良いと言う人はいません

世界中で禁煙活動が行われている理由をしっかり把握することです

次に精神的な事を考えて見る

先ず精神的な元気とはどういうことかが問題でもあります

人は年齢にかかわらず心苦しいことや悩みは多かれ少なかれあります
それをいかに消化しながら歳を重ねていくかが重要ですね

以前モチベーションを上げるための記事を連載していました

それらに通じるところがありますから参照してください

精神的に苦痛やしんどさを感じると生きていること自体がしんどくなってきます
100歳以上生きようと思えばその負担を出来る限り取り除くことです

50歳を超えて残り半世紀を生きるにはお金も必要です
冒頭書いた少子高齢化や年金の問題もあります

資産運用が出来る人は早めに取り組んでおくべきです

肉体的にまだまだ元気ならば働ける身体が精神的負担を軽減します

やはり肉体、精神ともに元気でなければなりませんが
そこに生きるためのお金の問題も大きくかかわってきます

それらを整理して今自分がどうするべきかを早めに考えて
解決に向かうように取り組むことです

定年後、贅沢なことをして面白おかしく生きると言う考え方は
ごく一部の限られた人かもしれません
しかも、その人たちが幸せかと言うと
それはその人になってみないと分からないことです

贅沢とか面白おかしくゴージャスに生きるのも悪くはないですが
それよりも
とにかく生きる事を考えれば元気が必要です

そのために今何をするかに取り組むべきです

50歳を過ぎたころには10代や20代ではなかった人生経験が豊富になります
それを活かして生きるのです

1つの事を達成するのにはだいたい10年かかります
100歳までには40年とか50年あります
単純に考えれば目標を決めて目的達成は4つ5つは出来るはずですが
年齢と共に行動する時間が若い時とは違います
つまり
若い時なら1時間で出来ていたことが
年寄りになれば2時間とか3時間かかる事を計算に入れておきましょう

そう考えると
50歳を過ぎて生きる目標を決めて目的達成は1つ2つと考えておいた方が良いです
若い時はあれこれやり失敗もありましたが
年寄りになるとゆっくりと計画、目標を練り込んで目的を達成できます
失敗する確率は少なくなります

そこが100歳以上生き抜くコツでもあります

 

ポイント

定年後は時間がたっぷりあるなんて思わないことです
若い人も年寄りも同じ24時間でも
年寄りは行動が遅く寝る時間も多く必要です

若い時より出来る時間は少ないと考えておいた方が無難です

若い時と同じでないと早く認識して
時間の使い方も調整することが精神的にも負担軽減になります

肉体、体力、お金、時間が精神的なことと大きくかかわります

 

最後にまとめ

100歳以上生きるため、生き抜くためには
完全な健康体であるとか精神的にゆとりがあるとか
お金に十分余裕があるとかではありません

それらが全て揃っている人はほとんどいません

逆に肉体も体力も精神面も経済面も苦しい人でも100歳以上生きれます

少しずつ改善しながら100歳以上生きれるようにしていきましょう

健康、体力、精神面、元気、お金などをテーマに
次の記事を書いていきたいと思います