冷暖自知

 

禅語で「冷暖自知」があります
この言葉は知っている人も多いと思います
実際に自分で見て触り体験することが最も重要だと言っています

ネット上や雑誌から得たりテレビで見た情報よりも
自らが体験したこと以上に得た知識に勝るものはない
そういう意味でもあります

 

冷暖自知の深い意味を勝手に解釈してみた

例えば
京都の嵐山の良いところや観光名所
風景や美味しい食べ物をテレビで見たとして
キレイで趣があり美しいところだと感じても
それを人に話すときはテレビで見たこと以上の事は
伝えることができません

自分が嵐山に行って
実際に嵐山の空気を吸って
美しい場所へも行き美味しいものも食べてきたら
その話を聴いている人は
テレビでの情報以上の感動を感じるかもしれません

これからの人生で
全てのことを実体験することは不可能ですが

身近にあることはなら
今すぐにでもできます

これは
どこか遠くへ行くとか口コミで評判が良いレストランに
食べに行くとかでなく

 

自らの行いの実体験です
おはようの挨拶を笑顔で元気に
食事の時はいただきます,ご馳走様
寝る時は今日も一日お疲れ様
など

これらを
誰かに言うのでなく自分自身に言うのです

 

毎日コツコツこれらを行うと
自然と表に出る表情もだんだんと良くなってきます

これを確かめる方法は
今自分の顔を自撮りして保存してください
そして
一か月後
だいたい同じような時間帯に再び
自撮りして
以前自撮りしたものと比べてみてください

不思議なことに
表情が明るくなっているはずです

つまり
自分自身自らの気持ちの部分を
良くしていくという実体験をするのです

表情が明るくなれば
人からも最近元気そうだね とか
明るくなったね とか言われます

心を整えた上で
今までの体験談とか人に話をしたいことを伝えると
今まで以上に人は聴いてくれるようになります

これが
冷暖自知の自らが修行して得られた人格というか
器の部分だと思うんですね

ポイント
実体験するということは
見たり行ったり食べることそのものの行為と
それに感謝する行為があって初めて成り立つと思います

最後にまとめ

今日のあなたのアクションプランは
今すぐに自撮りして保存してください
そして
毎日コツコツと自分に
朝の挨拶と食前食後の感謝と
就寝前の労いの言葉を
自分自身に言い続けてください

そして
一カ月後に
再度自撮りして今自撮りしたものと比べると
絶対に表情が明るくなっています