把手共行(はしゅきょうこう)と読む無門禅師の言葉の一説。
把握の把はこの一字で握るという意味があります

悟りを開けば
誰でもお釈迦さまとおなじレベルで
同志として共に手をとって歩むことができるという意味です

大事なことは「相手と同じ目線になる」ということ

私があなたで、あなたが私。
まさに一体となった素晴らしい生き方ですよね。

歌の歌詞にしたいようなフレーズです

そこで
誰と手をつなぐのか?
誰と手をつなぐと喜びを味わえるのか?

ここには損得抜きの感情の部分が動かされます

恋人やパートナーでも
お互いが愛し合っているから手をつなぐのは当たり前ですが
その時
ただ好きだから手を繋いでいるだけでなく
お互いが尊重し合い同じ目線で人生を歩むから
永遠の愛も成立するようにも思えます

もし
どちらかが傲慢で相手のことを一歩も譲らないとしたら
長続きはしないでしょう

子供と話すときは子供の目の高さに合わせて
しゃがんだりしますよね

これは
物理的な行動で目線を合わせると
子供から不安な気持ちを少しでも抑制するためですよね

 

大人が上から見下げて話をすると
子供はどこかで萎縮してしまうから
大事な話や叱る時でも目線を合わせるのが効果的です

これと把手共行の同じ目線になる意味は違うようだけど
実は同じだと考えても良いのではないか?
と私は思います

 

普段は子供と大人で
大人は子供に対して教える側です

ある程度の年齢になれば
子供でも教えられている
という意味が分かりますが
小さな子供は教育されているという意識は
まだないでしょう

だからこそ
同じ目線で一緒に話をして一緒だよってことが
小さな子供には最も重要なことだと思います

次に今日の本題ですが
スタエフでは誰と手を繋ぐのか?

最近では
SNS以外でリアルなシェアハウスでの交流で
本名も知らないでニックネームで呼び合い
お互いプライベートには干渉しすぎないってのも聞いたことがあります

あくまでも仕事上での繋がりではありますが
昔と今の感覚は全く違います
もちろん仕事上の繋がりから友人,親友と進展していけば
自ずとお互いの事は知るようになると思いますがね

そして
SNSでのリアルな人との繋がりも,中にはあるかも知れませんが
ほとんどが
ニックネームだけでプロフィールだけを見て繋がります

繋がってから仕事上の繋がりになるかも知れないし
オフ会とかでリアルな繋がりに発展するのも事実あるようです

スタエフでも同じことは言えるのですが
音声メディアですから
最初の繋がり方がとても近しいものを感じます

声とか喋り方ってとても大事だと気づきましたね

喋り方が上手いとか下手でなく
多くの人が言われているように
スタエフの声で繋がってニックネームだけの繋がりなのに
文字から想像した人物像以上に
声から伝わる人物像は,はるかに信頼関係が築ける気がします

そういう意味からも
把手共行の
信じる人と手を繋いで行う
というのがまさに当てはまると思えますね

最初はなんとなく繋がりが出来て
配信をお互いが聴き,イイネされたりコメントしたり
その中でただ繋がっているだけでなく信頼関係は築くことができます
それには継続も必要です

フォローする人もフォロワーも増えればコメント数も増えていきます
そして
多くの人はコメント返しがなかなかできなくなりがちですが
信頼関係が出来ていれば,いつもコメントできなかったり
コメント返しできなくても,その時点で繋がりが終わることはありません

コメント返しが出来なくても,イイねがすぐにできなくても
ちゃんと聴いて,時々イイネすればそれでもいいと思います

このスタエフで何で繋がっているのか?
ここは重要な部分だと思っています

あなた人の配信が聴きたいから繋がっている
という希望的観測も含めて
根底にあってほしいですね

ポイント
配信のコンテンツも様々ですし
スタイルも伝え方も違うけど,聴いてほしい気持ちと
聴きたい気持ちがかみ合えば,よい関係はますます良くなるはずです

最後にまとめ

私はスタエフを始めた時から
「誰かの心に寄り添える配信を目指す」の部分は
最初から今もこれからも変わりません

その中で
少しでも喋り方,活舌,音質も良くしていこうと決めています
コンテンツのブラッシュアップをすることで
少しでもリスナーに不快感がなく聴いてほしいからです

まだまだ未熟だから学んで練習します

自分の作業効率が上がれば
もっと多くの人と繋がることができるし
もっと多くの人の話を聞くことができる

そして
あなたと共感して喜びをたくさん味わいたいと思っています